KCG卒業・KCGI修了の中口孝雄先生が京都大学から博士号を授与されました

京都大学から博士号を授与されたKCGIの中口孝雄先生
京都大学から博士号を授与されたKCGIの中口孝雄先生

京都情報大学院大学(KCGI)助教の中口孝雄先生は,京都コンピュータ学院(KCG)鴨川校 国際情報処理科(当時)を1995年,KCG鴨川校 情報科学科(現在,京都駅前校)を1996年に卒業して,ソフトウエア開発会社に勤務,その後,2004年のKCGI開学と同時に社会人学生として入学して,複数のWebサービスを連携させて新たな複合サービスを実現する新技術の研究に取り組みました。

2006年にKCGI修了後,NTTアドバンステクノロジ株式会社に転職,業務の一環として,多言語コミュニケーションに必要な言語サービスを提供する言語グリッドの研究開発に参加し,2014年には京都大学大学院情報学研究科の研究員に転職,その後,同研究科の博士後期課程に入学して,同テーマの研究を継続しました。そして,博士論文「多言語コミュニケーションのための分散型サービス基盤の研究」を提出し,2017年9月25日に挙行された学位授与式で,博士(情報学)の学位を京都大学から授与されました。KCG卒業生,KCGI修了生で,京都大学から博士号を授与されたのは中口先生が最初です。

中口先生の博士号授与は,先生が情報学分野での基礎と応用力を身につけた,KCGとKCGIのIT教育が高い質を誇っていることはもちろん,さらに高度な研究のステップボードになることも物語っています。中口先生は現在,KCGIで研究開発と後進の育成に取り組んでおり,母校のさらなる発展に力を注いでいます。情報学分野で学問を究めてみたいと考えている学生の方はぜひ,KCGやKCGIで中口先生とともに,時代の最先端を行くITを学んでみませんか。