
マンガ・アニメ学科
全日制3年
下記の学科にマンガ・アニメコースを設置
- 芸術情報学科(全日制4年)
- アート・デザイン基礎科(全日制2年)
デジタルでのマンガ・アニメ制作技術を備えた
マンガ家,アニメーターになる
アナログのマンガ・アニメ制作の手法や歴史を踏まえつつ,デジタルでの作品制作に取り組みます。制作現場や出版,流通分野で活躍できる人材を育成します。
最新の設備についてはこちらをご覧くださいガイナックスが京都に新会社設立,鴨川校にマンガ・アニメ関連の研究室・ゼミ室を開設
株式会社ガイナックスの創立者のひとりで京都情報大学院大学(KCGI)の武田康廣教授は,京都コンピュータ学院(KCG)鴨川校内に株式会社GAINAX京都を設立しました。武田教授自らが代表取締役に就き,鴨川校の実習室をマンガ・アニメ関連の研究室・ゼミ室と位置付け,そこを拠点にアニメ企画,TV作品や短編,映画等の制作,原作やキャラクターの開発などの活動を2017年から開始しました。当初は30人のアニメーターを確保,将来的には100人程度のアニメ制作スタジオを目指します。KCGマンガ・アニメコースの学生たちは第一線の現場が身近な場所に設けられることから,より実践的な学習が実現します。


株式会社ガイナックスのアニメ作品(左から「天元突破グレンラガン」「王立宇宙軍 オネアミスの翼」「はなまる幼稚園」)
KCGと京都情報大学院大学(KCGI)は「京都マンガ・アニメ学会」を2013年9月7日に設立しました。詳細はこちら。
また,両校は毎年「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)」などのイベントに協賛,出展し,日本のマンガ・アニメ業界の発展に寄与しています。詳細はこちら。
マンガ・アニメ学科の注目科目
マンガ概論
マンガについての総合的な知識を学びます。マンガの歴史と,マンガ特有の記号や擬音などの表現,マンガ制作の流れとビジネス,さらには近年のデジタル化や著作権問題に至る幅広い知識を得ます。
アニメ概論
マンガ映画,テレビマンガと呼ばれていた時代から,数回のブームを経て,アニメと呼ばれ,世界中で大人気になるまでの歴史を中心に,アニメ制作の流れや関連産業,最新のデジタル化など幅広くアニメについて学びます。
作画入門
マンガ・アニメ共通の「キャラクター」と「背景」の作画手法を学びます。ストーリーや写実的なドローイングやデッサンを基礎としつつ,デフォルメを含むマンガ・アニメらしい線画の手法を体得します。
企画・作話実習
マンガ・アニメを問わず必要な1.演出・表現・コマ割り,2.概論・キャラクター・構造,3.ストーリー・構成・アイデアという3つのテーマから,マンガの作話の基礎について学びます。
キャラクターイラスト実習
基本的なアタリをとって顔を描く方法から始まって,老若男女の描き分けや表情付けについて学びます。さらに体の描き方の基本に進み,さまざまな身長やプロポーションの描き分けとポーズ付けについて学んでいきます。
背景デザイン
自然風景や人工物など,さまざまなシチュエーションの背景の描き方を学びます。自然風景では,観察と分析を行って特徴を理解し,絵として描き出していく重要な要素を学びます。