あなたは自分の生まれた日が何曜日か知っていますか? 曜日は7日で繰り返すのだから計算で求まるはずですね。でも1ケ月は31日,30日,28日と不定だし,また閏年では1年は366日となり,計算はかなり複雑のようです。1900年1月1日は月曜日なのでこの日を第1日として yy 年 mm 月 dd 日までの通日 T は
T=int(365.25*yy)-int(yy/100)+int(yy/400)+int(30.59*(mm-2))+dd-693931
(ただし1月と2月は前年の13月,14月とする)
で与えられます。そしてT を7で割った余りが 0なら日曜日,1なら月曜日,...,6なら土曜日となります。では干支はどうでしょうか?十二支はわかっていても,十干はあまりなじみないですね。十二支は年を12で割った余りで,また十干は10で割った余りで決まります。2007は10で割って余り7だから十干では丁(ひのと),また12で割ると余りは3だから十二支では亥(ゐ),すなわち今年は丁亥の年です。干支がつけられている歴史的に有名な事件も多々あります。壬申の乱は672年に,辛亥革命は1911年に起こりました。
| 余り |
曜日 |
十干 |
十二支 |
節気 |
黄経 |
節気 |
黄経 |
| 0 |
日 |
庚(かのえ) |
申(さる) |
春分 |
0 |
秋分 |
180 |
| 1 |
月 |
辛(かのと) |
酉(とり) |
清明 |
15 |
寒露 |
195 |
| 2 |
火 |
壬(みずのえ) |
戌(いぬ) |
穀雨 |
30 |
霜降 |
210 |
| 3 |
水 |
癸(みずのと) |
亥(ゐ) |
立夏 |
45 |
立冬 |
225 |
| 4 |
木 |
甲(きのえ) |
子(ね) |
小満 |
60 |
小雪 |
240 |
| 5 |
金 |
乙(きのと) |
丑(うし) |
芒種 |
75 |
大雪 |
255 |
| 6 |
土 |
丙(ひのえ) |
寅(とら) |
夏至 |
90 |
冬至 |
270 |
| 7 |
|
丁(ひのと) |
卯(う) |
小暑 |
105 |
小寒 |
285 |
| 8 |
|
戊(つちのえ) |
辰(たつ) |
大暑 |
120 |
大寒 |
300 |
| 9 |
|
己(つちのと) |
巳(み) |
立秋 |
135 |
立春 |
315 |
| 10 |
|
|
午(うま) |
処暑 |
150 |
雨水 |
330 |
| 11 |
|
|
未(ひつじ) |
白露 |
165 |
啓蟄 |
345 |
太陽の黄経が15の倍数になる日には季節感溢れる名前がついていて,「二十四節気」として親しまれています。そのうち黄経が30の倍数になる日は中,そうでないものは節といわれます。これらの日々は毎年±2日の範囲で変わります。