すなわち第6戦で終わる確率と第7戦で終わる確率は全く同じです。これらの確率の和が0.5となるのは当然ですね。パリーグについても同様だから,求める確率は15.625%の倍で31.25%。 ややこしそうだが、すべての場合を書き出してみてください。 もちろん実力は完全に互角で、引き分けはカウントしないという前提です。
今まで行われた58回の日本シリーズの中に、7戦目までもつれ込んだのは合計で20回、引き分け3回を除くと17回です。それを基づいて計算してみると、7戦目まで行く確率は,引き分けを除いたら17/55=約31%で計算値通り!(うまくいき過ぎ)
今までの58(55)回の日本シリーズは、毎回毎回「互角」とは考えられにくい。実際には途中で選手が不調になったり、雨だ降ったり、球場の移動があったり、ファンのヤジがあったり,シーズン中は大活躍でもシリーズではさっぱりだったり,逆にラッキーボーイが出てきたり・・・
むしろ過去の実データが計算値に非常に近いのにはホントに驚きです。
「互角以外」も含めたら、実際の確率は31.25%よりも若干低くなっているはず…です。