アは弱みの克服、イは機会の活用のための施策で、いずれも不適切です。
ウは、蓄積した研究開発の成果を生かして電気自動車を商品化(強みの活用)すれば、CO2の排出を抑制して環境保護に寄与することができます(脅威の克服)。これが正解です。
エも強みを活用する施策ですが、脅威の克服にはつながらないため、不適切です。
このように、ある目標を達成する上での
・内部環境(自分、自社)の強み/弱み
・外部環境(社会情勢など)の機会/脅威 ←追い風/逆風の方が分かりやすいかも。
を問題文の図のように分類・整理して、客観的に分析する手法を「SWOT分析」と言います(SWOTは「スウォット」と発音します)。
皆さん、いかがでしたか?
SWOT分析は、会社の経営だけでなく、皆さんの日常的な戦略立案にも使えると思います。
次回は12月21日の予定です。
(担当:山嵜)