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教員からのメッセージ

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寺下 陽一

京都コンピュータ学院京都駅前校校長

京都大学理学部卒業。フルブライト奨学生として米国へ留学。アイオワ大学大学院博士課程修了(物理天文学専攻), Master of Science,Doctor of Philosophy取得。アイオワ大学講師。ペンシルバニア州立大学研究員を歴任。金沢工業大学名誉教授。元国際協力事業団(JICA)派遣専門家(情報工学)。元京都コンピュータ学院洛北校校長。現在,京都情報大学院大学副学長を兼任。データベース分野の科目を担当。

ITを志す,すべての人々に

21世紀に入って,情報技術(IT,Information Technology)は社会のあらゆる部分に浸透しています。以前は一部の専門家のみが必要としていた特殊技術であったものが,現在では,すべての年齢の人々,すべての職業の人々,そしてすべての地域の人々が多かれ少なかれ接触している技術となっています。特に,職業人として社会で活躍するには,ITは不可欠の知識となっています。あるいは,十分なITの知識を持つか持たないかが,活動の範囲の大小,活動のレベルの高低を決める重要な目安となっていると言ってもよいでしょう。

京都コンピュータ学院はITの総合学園です。「ITの理論からITの応用技術まで」,「ハードウェアからソフトウェアまで」,「技術としてのITから文化としてのITまで」,社会で必要とされるあらゆる分野のIT教育カリキュラムが用意されています。そしてそれらのカリキュラムを効果的に実施するために必要な,高レベルの教員と最新の実習設備が配備されています。

創立以来59年間の経験に裏打ちされた京都コンピュータ学院のIT教育は,他の大学等の追随を許さない豊富な内容を有するものです。洛北校,鴨川校,京都駅前校の三校と,さらに高度なIT技術者を目指す人のための「京都情報大学院大学」において,全国でも類を見ない総合的なIT教育が展開されています。また,最近の急速な教育の国際化に対応して,留学生のための「京都日本語研修センター」も設置しています。

京都コンピュータ学院はさまざまなバックグラウンドの人々を歓迎します。高度な技術を身につけたい人,ビジネスでの応用に興味を持つ人,アート・デザイン技術を追究したい人など,文系・理系を問わず何らかの形でITと関わりたい人々,ITと関わるであろう人々を受け入れています。また,現在の職業に飽き足らずキャリアチェンジやスキルアップに挑戦しようとする人,第二の人生をITで充実させようとする人など,あらゆる年齢の人々に門戸を開いています。

「開けゴマ」ではなく「開けIT」が現代の魔法です。京都コンピュータ学院でぜひ皆さんの夢を実現してください。

内藤 昭三

京都コンピュータ学院鴨川校校長

京都大学工学士,同大学院修士課程修了(数理工学専攻),工学修士。元日本電信電話株式会社情報流通プラットフォーム研究所主任研究員,元電子情報通信学会インターネット研究会幹事,前韓国情報保護振興院(KISA)諮問教授。京都情報大学院大学教授。

新しい時代を担う人材として,皆さんへの期待は大きい

情報技術の革新は目覚ましく,新しい製品やサービスが次々と生まれ,社会システムや生活スタイルも大きく変わってきています。これからさらにどのような時代になっていくのでしょうか。

ITの進化は間違いなく今後も続き,IT専門職(技術者)の社会的ニーズはますます増大していくでしょう。新しい技術が次々と生まれていくIT分野においては,常に新しい知識を得ていく必要があります。ですから,学習意欲の高い人が求められます。また,言われた事だけをするのではなく,自ら課題を発見し,解決のプロセスを考え,「付加価値」をつけてそれを実現していけるエンジニアでなければなりません。

本学院で情報処理技術を学ぶ段階から,常にそういった意識や姿勢で,学業に取り組んでもらいたいと思います。授業を受け身で聞くのと,自ら学ぶ姿勢をもって臨むのとでは,技術や知識の修得に格段の差が生まれます。与えられる課題も,最低限の条件を満たすだけで満足するのではなく,自分なりの工夫やより良いものにする努力を惜しまないでほしいと思います。そういった努力や経験の積み重ねによって,社会が求める力が徐々に備わっていくはずです。

また,就職にあたって,企業では専門的な技術や知識だけでなく,ヒューマンスキルが重要視されます。特に,良い人間関係を築いていける力が重要です。そのためには,バーチャルな世界での人との関わりだけでなく,生身の人間同士の関わりを大切にして,経験を積んでいきましょう。

今,アジア諸国が力をつけてきている中で,日本が国際競争力を維持するためにはIT技術者の高度化が不可欠です。これからの日本にとって,高度なスキルをもったIT技術者の役割がこれまで以上に重要になります。これからITを学ぼうと志す皆さんへの期待は大きいのです。

本学院での学業や学生生活の中でのさまざまな体験を通して,新しい時代を担っていくことができる力をつけてもらえることと期待しています。教職員全員が皆さんの取り組みをサポートしますので,ぜひ頑張ってください。

高 弘昇

京都コンピュータ学院洛北校校長

(韓国)東国大学工学士,京都大学大学院博士課程修了(数理工学専攻),工学博士。(韓国)元サムスン電子株式会社戦略企画室情報戦略部長(CIO),元Harmony Navigation社代表取締役,前韓国情報保護振興院(KISA)諮問教授。一般社団法人 日本応用情報学会 代表理事,韓国CALS/EC協会専門委員,元済州特別自治道諮問官,済州知識産業振興院諮問委員,韓国電子取引学会終身会員第一号。京都情報大学院大学教授。

グローバル情報社会におけるIT人材育成の必要性

現在の情報社会では,あらゆる分野で発生している多様な社会的問題を解決するため,インターネットなどのプラットフォームを通じて実時間で生み出している大量のデータと有効な情報をIT関連の技法を活用して分析を行っています。また,多くの企業は多様な情報端末機と高速化された情報通信ネットワークにより発生された急激な変化が引き起こすビジネス環境だけではなく,産業分野の環境に対処しなければならない状況に置かれています。すなわち,現代の21世紀情報社会では,急速に変化する社会の環境における大量の情報をうまく取り上げて効率よく分析・解析し,社会的問題解決に役に立つ能力が要求されています。

言い換えれば,グローバル情報社会が引き起こす多様な変化に対処し,ビッグデータおよび情報分析における力量を通じて情報社会的問題に対する解決策を見つけるため,未来志向的な創意的思考の下で実行できる効率的な分析力を備える必要があります。最近の分析ツールを利用したビッグデータ分析に対する熱い関心を見ると,このような革新的な力量は今後のビッグデータ分析時代の多様な分野において社会的価値を創出し,実践していく形で情報社会的問題の解決に寄与できると考えられます。

グローバル情報社会に必要なアプリケーションを次々と作り出していくため,要求されている応用情報技術の展開においてIT分野の技術革新は速い速度で持続的に行われています。特に,多様な情報にアクセス可能な社会環境の下では未来志向的なIT応用技術に関する感性を身につけ,多種多様な社会的問題に対処できる能力を備えるべきであります。

グローバルビジネスに影響を及ぼしているデータサイエンス(Data Science),人工知能(Artificial Intelligence:AI),IoT(Internet of Things)などのIT関連技術は,産業界に幅広く貢献し,莫大なビジネス効果を生み出していることから大きく注目されています。その半面,企業は激しいビジネス競争の優位に立つための関連人材の確保,関連情報技術の確保,関連ビジネス情報の獲得などの対応に追われています。

世界の産業構造がソフトウェア・サービス産業へ移行し,関連ビジネス分野へのIT応用は急速に拡大していますが,必要な人材は大きく不足しているのがビジネス界における現状の問題です。多様化された情報に囲まれたビジネス環境において問題解決に対応できる核心人材を育成するためには,実践的な訓練に重点を置いた情報関連教育を行う必要があります。

本学院は社会の各分野で必要とされている情報技術の学び場として,情報技術の教育に渾身の力を込めるだけではなく,グローバル企業が必要とする,ビジネスにおけるデータ分析を中心とするデータサイエンス関連技術の人材の育成に力を入れています。さらに,情報技術を取り巻くビジネス環境に役立つ有用な人材の育成にも力を入れています。

今後も本学院は情報技術により急速に変わり続けるデータサイエンス,人工知能,第4次産業革命分野において,企業が持続的な成長をするのに必要不可欠な人材の育成に積極的に貢献していきたいと考えています。

茨木 俊秀

京都情報大学院大学学長

京都大学大学院工学研究科修士課程修了(電子工学専攻),工学博士。元京都大学大学院情報学研究科長。京都大学名誉教授。イリノイ大学等客員研究員および客員教授。ACM,日本オペレーションズ・リサーチ学会,電子情報通信学会,情報処理学会,日本応用数理学会 以上5学会フェロー。

コンピュータと未来社会

現在の形のプログラム内蔵型コンピュータが最初に作られてからおよそ75年経ち,コンピュータはこの間に爆発的な進歩をみせました。皆さんが愛用しているパソコンやスマートフォン,それらからインターネットを通してつながっている世界は,毎日の生活に欠かせないものになっているはずです。一見コンピュータではないような洗濯機や冷蔵庫,テレビに自動車なども,その中を覗くと小さなコンピュータがたくさん入っていて活動しています。

コンピュータの世界では「ムーアの法則」が成立していると言われています。これは集積回路の複雑度(簡単に言えばコンピュータの能力)が約1.5年で2倍になるというものです。この成長の仕方は指数関数的と呼ばれるものですが,例えばこれから15年経ったとすると,2倍が10回だから20倍というのではなく,なんと2の10乗,つまり約1000倍になってしまうというものです。このような成長を75年間続けた結果,現在のコンピュータの能力は想像を絶するものになりました。例えば,世界中の書籍,絵画,写真,音楽などの文化情報を蓄えることができます。地球上のビジネスや社会活動のあらゆるデータを収集することができます。人間の脳を構成しているニューロンの数をはるかに凌駕する処理能力も獲得しました。しかし,このように巨大になった力を,我々の生活を豊かで幸せなものにするために十分利用できているかといえば,必ずしもそうではありません。コンピュータによる犯罪やコンピュータウイルスの蔓延など,負の要素も目立つようになりました。実際,大きくなりすぎた力をどう使ったものか,戸惑っているというのが正直なところでしょう。

情報社会の未来は,若い皆さんのイマジネーションと努力にかかっています。瑞々しい感性と旺盛な好奇心を発揮して,新しい可能性を切り拓いていただきたいと思っています。京都コンピュータ学院はそのお手伝いをいたします。本学での勉強を終えさらに研鑽を積むことを希望される方には,京都情報大学院大学へ進学する道があります。私たちは,皆さんの多様な興味とニーズに応えることができます。共に勉強し考える機会を持てるよう,心からお待ちしています。

長谷川 亘

京都コンピュータ学院,京都自動車専門学校,京都情報大学院大学統括理事長

京都コンピュータ学院出身。早稲田大学文学士。(米国)コロンビア大学教育大学院修了(Master of ArtsおよびMaster of Education)。京都コンピュータ学院校友会会長。京都情報大学院大学教授。一般社団法人京都府情報産業協会会長。一般社団法人全国地域情報産業団体連合会(ANIA)会長。一般社団法人日本IT団体連盟代表理事・筆頭副会長。一般社団法人日本応用情報学会(NAIS)理事。(中国)天津科技大学客員教授。韓国国土海洋部傘下公企業済州国際自由都市開発センター政策諮問委員。専門は教育行政・大学経営,テクノロジー援用教育。

本当の実力を身につけるために

本学は,1963年の創立以来,教育機関として人類の未来を展望しながら,社会生活,世界経済を大きく変革していくコンピュータと59年にもわたって関わってきました。常に進取の精神を持ち,学ぶ側中心の教育を行っています。そのような本学には毎年,卒業予定者に対して多くの企業から求人が寄せられます。本学の4年課程修了者は,就職の際の資格要件や待遇等においても一般の4年制大学卒の「学士」と同等である「高度専門士」として,また,2年課程・3年課程の修了者は「専門士」として,それぞれその技術力が高く評価されており,産業界の期待に応えて活躍しています。

ニーズの増加によってIT市場は今後も拡大を続けることが予想されるため,2030年には,最大で約79万人程度のIT人材が不足するといわれています。コンピュータは,今では家電製品や自動車など,身の回りの種々の機械に搭載されており,ITは,人間社会のあらゆる活動に必要不可欠なものとなっています。それゆえ,さまざまな分野においてIT関連の技術や知識を持った人材が重要とされる時代が到来しているのです。

将来を見据えたとき,仕事に役立つことの筆頭に挙げられるのは,ITの知識・技術です。どの分野・業界に進むとしても,習得することで就職・仕事に有利となることは間違いありません。

本学ではいつも,志の高い学生さんが多く入学し,友人たちと切磋琢磨しながら勉学に励んでいます。理想の就職を目指し,大学を卒業した後に,本学でさらなるスキルアップを目指す学生や,ダブルスクールという形で勉強する学生も毎年多数入学します。また,本学は海外でも一定の評価を得ており,世界各国からの留学生も多く在学しています。

次代を担う人となって自身の未来をより豊かに輝かせるために,生きたITを学び本当の実力を身につけてください。高い志を持った皆さんの入学をお待ちしています。

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