ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2008シビックシリーズが開幕!

京都コンピュータ学院Cars東海SSR CIVIC TypeR
京都コンピュータ学院Cars東海SSR CIVIC TypeR

4月12日,「ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2008シビックシリーズ」が開幕しました。

今年のホンダエキサイティングカップワンメイクレースは大きな変更がありました。3年間ともに戦ってきたインテグラタイプRに代わって,シビックタイプRに車種が変更されたのです。まったくの新しい車になり,車の特性も分からないまま,レギュレーションに従った補強などの作業を行い,開幕直前に1日だけタイヤテストで走行をしただけの状態です。これは,全ての参加車両にいえることで,条件は同じ。ドライバーとチームの技術力が試される開幕戦となりました。

4月12日,岡山国際サーキット(3.703km)での開幕第1戦。予選では,前嶋選手の1’44.320を先頭にその1秒以内に7台が入る接近戦となり,KCGシビックはトップから0.514秒遅れの5位,決勝グリッド3列目を確保する好位置につけました。今年,ドライバー2年目を迎えた村本知史選手は,昨年から大きく成長したと他の先輩選手より賞賛を受けました。

4月13日,曇り,ドライコンディションの中,決勝レースは18周で争われます。12:08にスタート。予選6位の嶋村選手がロケットスタートを決めて,KCG村本選手に並びかけましたが,オープニングラップはポジションキープ(5位)。その後,10周目あたりまでは硬直状態が続く。しかし,中盤を迎え各車フロントタイヤにグリップダウンの兆しが現れだしたのを見計らって,ベテラン嶋村選手が持ち前のテクニックで先行するKCG村本選手をプッシュ。KCG村本選手は,経験不足からそのプレッシャーによるミスでバックストレートでパスされ6位に後退。懸命に追いすがりましたが,そのまま6位でレースを終えました。

今回のレースは,結果は満足なものではありませんが,成長した村本選手とともにKCGシビックの可能性が見えた実り多いレースであったと思います。次回第2戦は,5月24~25日 ツインリンクもてぎ(全日本フォーミュラニッポン第3戦)にて。

KCGシビックの走りに期待してください。

レースリザルト:http://www.hoa.jp/result/2008/i1.html