Imagine Cup 2013 日本大会で京都コンピュータ学院チームが優勝!

Microsoft社が主催する学生対象の技術コンテストImagine Cup 2013日本大会の競技部門で,京都コンピュータ学院のチーム「Project N」が最優秀賞に選ばれました。

Imagine Cupは,ビル・ゲイツ氏の「学生たちに自分のアイデアや技術を発表する場を提供したい」という思いから始まったIT分野の技術コンテストで,今回が11回目となります。2013年4月7日(日)に日本マイクロソフト株式会社品川本社で行われた日本大会の競技部門には,ファイナリストとして6チームが参加。それぞれ20分間のプレゼンテーションを行い,作品の革新性,品質などが審査されました。

「Project N」は,2013年3月にゲーム学科を卒業した米山哲平さんとChester Lee Chin Zhenさんのチームで,米山さんが在学中に開発したゲームエンジン「Knowall Library 5.0」を発表。2D・3D両方のゲームを制作できる汎用性や,長年の開発実績に基づいた技術力,完成度が高く評価され,最優秀賞に輝きました。表彰式では,マイクロソフトディベロップメント株式会社代表取締役社長の加治佐俊一さんから,「審査員の中では一つ抜きん出ているという評価だった。開発を始めた動機,アイデア,熱意を持ってずっと開発を続けている点など,別の次元にある。ゲームエンジンという今までImagine Cup世界大会ではあまりなかったソリューション(ツール)だが,理解してもらえれば世界大会でもいいところまで行くのでは」と絶賛されました。

チーム「Project N」は,2013年7月にロシア・サンクトペテルブルクで開催されるImagine Cup世界大会に出場し,日本チーム悲願の初優勝を目指します。

マイクロソフトディベロップメント株式会社代表取締役社長の加治佐俊一氏(左)から優勝カップと副賞を受け取りガッツポーズする米山哲平さん(中央)とChester Lee Chin Zhenさん(右)。
マイクロソフトディベロップメント株式会社代表取締役社長の加治佐俊一氏(左)から優勝カップと副賞を受け取りガッツポーズする米山哲平さん(中央)とChester Lee Chin Zhenさん(右)。