KCGI・KCGが「チェロ&ピアノデュオコンサート」を開催しました

福富祥子さんと多川響子KCGI教授による「チェロ&ピアノ デュオコンサート」。名曲,名演奏が聴衆を魅了しました(2025年11月21日,KCGI京都駅前サテライト・KCG京都駅前校6階大ホール)
福富祥子さんと多川響子KCGI教授による「チェロ&ピアノ デュオコンサート」。名曲,名演奏が聴衆を魅了しました(2025年11月21日,KCGI京都駅前サテライト・KCG京都駅前校6階大ホール)

学校法人情報大学 京都情報大学院大学(KCGI)と京都コンピュータ学院(KCG)は2025年11月21日(金),KCGI京都駅前サテライト・KCG京都駅前校6階大ホール(コンサートホール)で,東京芸術大学講師も務める著名チェロ奏者 福富祥子さんと,KCGI教授で国際的ピアニストの多川響子さんが共演する「チェロ&ピアノ デュオコンサート」第1部,第2部を開催しました。第2部には,本学の教育活動にご理解・ご協力いただいている皆さまもご招待。芸術の秋たけなわの一日,学生・招待客らは,内外で活躍する名手2人の演奏を堪能しました。

福富さんは,東京芸術大学附属音楽高等学校,同大学を経て,同大学院で博士号(音楽)取得。ベルリン芸術大学修了。ローマ国際音楽コンクール第1位,ヨーロッパ国際音楽コンクールデュオ部門最高位,令和元年(2019年)度大阪文化祭賞奨励賞,音楽クリティック·クラブ賞奨励賞など多数を受賞しています。チェロ奏者としての活動のほか,自身の研究テーマである「演奏家のための身体法」を用いたレッスンやワークショップ等も行い,現在,アンサンブル九条山メンバー,東京芸術大学及び京都市立芸術大学非常勤講師です。

多川教授は,京都市立芸術大学音楽学部卒業で同大学院音楽研究科修了(修士:音楽),(ドイツ)ドレスデン・カール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学卒業。バロックから近現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち,国内外でソロリサイタルを数多く開催するほか,オーケストラとの共演,室内楽など多方面で活躍中です。「ベートーヴェンピアノソナタ全曲演奏会」(2009年~2011年)を成功させたことでも知られます。KCGIでは「音楽概論」の講義を担当しています。

この日演奏された曲目は,以下の通りです。

  • エルガー「愛のあいさつ」
  • サン=サーンス「白鳥」
  • フォーレ「エレジー」
  • リスト「リゴレット パラフレーズ」
  • バッハ「無伴奏チェロ組曲第1番よりプレリュード」
  • チャイコフスキー「感傷的なワルツ」
  • シューマン「幻想小曲集より第3曲」
  • 久石譲「ジブリ映画作品より」
  • カサド「愛の言葉」

KCG,KCGIなどKCGグループでは,専門知識と技術を修得するだけでなく,学生の知性・感性涵養のため一般教養科目をカリキュラムに取り入れ,クラシックなどのコンサート,各種文化講演会,伝統芸能鑑賞会等を実施しています。これらのイベントは学外の教育関係者,一般の方々にも鑑賞していただいています。