
学校法人情報大学 京都情報大学院大学(KCGI)は,スリランカのケラニア大学と2025年10月7日(火),大学間交流協定を締結しました。KCGI京都本校百万遍キャンパスで開催された調印式には,KCGIから寺下陽一学長らが,ケラニア大学側からはParanagama Priyani大学院院長,Kotte Kankanamge Kithsiri Dharmathilaka事務局長らが出席し,双方が協定書にサインしました。両校は,ケラニア大学におけるオンライン学習プラットフォームの検討,映画・テレビといったコンテンツ・エンターテインメントに関する修士課程の設立と,両校のさらなる交流に向けたより具体的なカリキュラムの開発,短期留学プログラムを含む留学制度の充実に関する話し合いを予定しています。KCGI,京都コンピュータ学院(KCG)などのKCGグループは世界の大学・教育機関との協力関係構築を積極的に推進しています。
ケラニア大学は,1959年に創立されたスリランカでトップクラスの国立総合大学です。7学部185学位プログラムで500人以上の留学生を含む約15,000人の学生が学んでいます。KCGIとは2019年に協力教育プログラムに関する協定を締結。ケラニア大学からKCGIに留学した多くの修了生が,IT技術者として日本,スリランカをはじめ世界で活躍しています。
調印式で寺下学長はKCGIが英語のみでの学習で学位が取得できるプログラムに力を入れ,現在は多くの国々からの留学生が共に学んでいることに触れ,「本日の協定書の調印により,両校の関係がより高いレベルの協力と交流活動へと発展することを期待しております」とあいさつ。Paranagama院長は,アメリカ,ヨーロッパ,南アジア,日本を重点対象とした国際関係強化という大学の戦略目標を強調し,「今回の訪問で,今後の両校の建設的な関係のための強固な基盤を築くことができると確信しています。私たちはただちに将来に向けた活動を開始する決意です」と述べました。
KCGグループは創立以来,グローバルな教育ネットワークづくりに積極的に取り組んでいます。2004年のKCGI開学以降も,中国,韓国,チェコ,イタリア各国の大学と学術交流協定を相次ぎ締結。近年は,南アジアとの交流に力を入れ,スリランカをはじめネパール,インド,バングラデシュなどから多くの優秀な留学生を受け入れています。
