KCGIの眞弓教授が共著による水素エネルギーに関する新著を刊行

学校法人情報大学 京都情報大学院大学(KCGI)の眞弓浩三教授(専門分野:エネルギー分析・生物経済学・認識論)と,持続可能なプロセス工学・脱炭素化・エネルギー転換に焦点を当てた研究を専門とするマーク グルシナ (Mark Glucina)氏による共著「水素エネルギーと持続可能な未来:幻想かあるいは万能薬か」(Hydrogen Energy in a Sustainable Future: Phantom or Panacea?)が2026年1月,CRCプレス社(アメリカ)より出版されます。

水素エネルギーが脱炭素をめざすエネルギーシフトへの切り札として世界的に期待されている中,本著は自然科学と経済学・エネルギー政策の立場から分析し,社会メタボリズムにおける水素エネルギーのより現実的な役割を総合的に検討しています。CRCプレス社は本著について「水素は第一元素であり,クリーンに燃焼しエネルギーが豊富で,世代を超えて未来の燃料として称賛されてきました。今日では,これは脱炭素化の要として位置付けられ,数十億ドルの補助金によって支えられています。しかし,水素は本当に私たちが待ち望んでいたネットゼロの突破口なのか,それとも高コストの気をそらすものなのか? この本は誇大宣伝を切り裂き,水素経済の科学,経済,政治を明確かつ正確に解きほぐしています」と紹介しています。

眞弓教授は2020年4月,KCGIに着任,「ビジネスエコノミクス」「ITのための統計学」などの講義を担当しています。これまでに『Sustainable Energy and Economics in an Aging Population -Lessons from Japan(高齢化社会における持続可能なエネルギーと経済~日本からの教訓)』(2020年), 『Reconsidering the Privileged Powers of Banks(銀行の特権的権限の再考~持続可能性のための国権貨幣・富・実物資本の基礎)』(2024年)など多くの著書があります。