KCGグループは,大きな課題となっている節電への協力のため,期間中(6月~9月),クールビズを導入いたします。教職員はこの間,ノーネクタイなど軽装での勤務となりますが,どうかご理解いただきますよう,お願いいたします。
夏季の節電は,従来から温室効果ガス削減など省エネルギーの観点から必要とされてきましたが,東日本大震災以後の原子力発電所の運転停止などの状況から,今夏は一段と重要性を増しています。本学はこの状況を踏まえ,冷房設定温度28度を徹底すると同時に,クールビズの導入に踏み切りました。涼しさを重視しながらも,教育機関らしい清潔感・信頼感ある服装となるよう教職員一同努めてまいります。
月別アーカイブ: 2011年7月
7月24日(日)に「鉄道ワークショップ」を開催します。
7月24日(日)に「鉄道ワークショップ」を開催します。
<詳細はこちら>
http://www.kcg.ac.jp/opencampus/workshop/2011-02.html
創立の精神に感慨新た~閑堂忌,「サマーフェスタ」も幕開け
7月2日は,KCGの創立者で初代学院長・長谷川繁雄先生の命日である「閑堂忌」。この日を前に,1日,学生や教職員による墓参が行われました。長谷川繁雄先生が眠る浄土宗大本山百萬遍 知恩寺(京都市左京区田中門前町)の墓を訪れた学生や教職員たちは,在りし日の先生に思いをはせ,静かに手を合わせました。
恒例の記念講話では,1978年から本学院に勤め,長谷川繁雄先生の薫陶を受けた藤井由美・鴨川校校長が「長谷川繁雄先生を偲んで」と題して話されました。藤井校長はKCG京都駅前校6階ホールを埋め尽くした学生たちに「『みんなで新しい学校を創ろう』という長谷川繁雄先生の呼びかけに答えるのは,あなたたちです」と語りかけ,(株)ガイナックスとのコラボCM制作など,KCGの新しい動きに積極的に参加し,ともに盛り上げていくように呼びかけました。
またこの日から,閑堂忌に合わせ「KCGサマーフェスタ2011」(京都市教育委員会後援)が始まりました。この日は京都駅前校に焼きそばやかき氷などの模擬店が並び,学生たちでにぎわいました。同フェスタは7月いっぱい続き,毎週末天文や鉄道などのワークショップ,講演会や小中学生・一般を対象にしたIT講習会,コーラスや軽音楽ライブ,学生作品展示などさまざまなイベントが繰り広げられます。ぜひ,KCGにお越しください。(詳しくはこちらをご覧ください)
「閑堂」とは,「世俗から離れ,瞑想にふける閑静な空間」という意味で,長谷川繁雄先生の雅号です。先生は1986年7月2日,56歳の若さで亡くなられました。KCGではその7月2日を「閑堂忌」とし,長谷川繁雄先生の遺徳をしのぶとともに,抱かれた精神と情熱をあらためて思い起こす日と位置付けています。
〈訃報〉 山本 武 先生
京都コンピュータ学院教職員の山本 武先生が7月1日未明,病気のためお亡くなりになりました。52歳でした。
故人のご冥福をお祈りし,謹んでご通知いたします。
山本先生は1980年に本学・情報工学科を卒業,同年,本学に教職員として入校されました。主に情報工学科の授業を担当されました。汎用コンピュータに精通していることから,KCG資料館(コンピュータミュージアム)設立に携わるなど,30年の永きにわたり,本学の発展に尽力されてきました。
また,2008年3月には,京都情報大学院大学を修了。情報技術修士の学位をお持ちでした。