今年も「京まふ」を共催! KCGブースにお越しください

KCGグループ(京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学,京都自動車専門学校)が共催する「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2015」(同実行委員会・京都市主催)は9月19日(土),20日(日)の両日,京都市勧業館(みやこめっせ)を中心に開かれます。KCGグループはブースを出展し,KCGマスコットキャラクター「きょこたん」グッズのガチャを設置します。また,ブースには,KCGグループのCM制作を手掛けた株式会社ガイナックスも参画。同社のアニメ「放課後のプレアデス」の原画や,KCGのCMに使われた「きょこたん」の原画を展示するほか,KCGのLINE@に登録された方に,「きょこたん」と「放課後のプレアデス」のクリアファイルをプレゼントします。これらのキャラクターと一緒に写真が撮れるコーナーもありますよ。ぜひKCGブースにお越しください!

ガイナックス社の創立者のひとり 武田康廣取締役アニメーション製作本部長は,京都情報大学院大学の教授で教壇に立っています。

また,関連イベントとして「声優魂in京まふ」(京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会主催,KCGグループ協力)の決勝公開審査および表彰式が9月20日(日)12時45分から,京まふ会場で開催されます。声優を目指す中高生が集う声の祭典・全日本声優コンテスト「声優魂」の京都大会です。去る9月5日に京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校「デジタルサウンドスタジオ」で開かれた二次審査を通過した6名が頂点に挑みます。審査員は百田英生 一般社団法人 国際声優育成協会理事,声優の三木眞一郎さん,KCG 情報処理科 IT声優コースの教員が担当。最優秀賞受賞者は,11月22日に東京で開催される第4回声優魂決勝大会への出場権を得ます。この日は三木さんのトークイベントも開催。三木さんは「ポケットモンスター」シリーズのコジロウ役,「薄桜鬼」シリーズの土方歳三役,「キルラキル」の美木杉愛九郎役など,多くの作品で活躍しています。
「声優魂」の詳細:http://seidama.jp/

KCGでは京まふのプレイベントとして去る9月6日,「CGアニカップ2015 日本 × 台湾」(KCG,株式会社 ドーガ,KYOTO CMEX実行委員会主催)が開かれました。当日の模様と作品を紹介する映像が,京まふ当日に会場内で上映されることになっています。

京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2015
http://kyomaf.jp/

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日本が僅差で台湾破る!CGアニカップに多数のファンがKCGへ

僅差ながら日本が優勝を果たした「CGアニカップ2015 日本 × 台湾」(2015年9月6日,KCG京都駅前校6階大ホール)
僅差ながら日本が優勝を果たした「CGアニカップ2015 日本 × 台湾」(2015年9月6日,KCG京都駅前校6階大ホール)

京都コンピュータ学院(KCG)と,株式会社 ドーガ(本社 大阪市浪速区日本橋西2-5-11,鎌田優代表),KYOTO CMEX実行委員会の主催による「CGアニカップ2015 日本 × 台湾」が2015年9月6日(日),KCG京都駅前校6階大ホールで開かれました。全国から大勢のCG・アニメファンがKCGに集結。日本・台湾それぞれで選抜されたアニメ5作品ずつの出来栄えを競った結果,日本が3-2の僅差で優勝を果たしました。いずれも技術が高く,ユーモアに富んだハイレベルな作品ばかりで,訪れた人を楽しませました。

KCG情報処理科IT声優コースの学生たちが司会進行を担当しイベントの盛り上げにひと役買いました。対戦に先立ち,主催者を代表してKYOTO CMEX実行委員でKCG・KCGI(京都情報大学院大学)の長谷川亘統括理事長が「世界のいろいろな国に,それぞれの文化があり,作品も独自のカラーが現れます。このような交流の場が多く開かれれば,人類文化全体の発展につながるでしょう。アニメ文化・産業の発展に力を注いでいる台湾の台南市は,京都市との文化交流を深めています。今後もコンテンツ分野のみならず,さまざまな国際交流が広がることを期待しています」とあいさつ。日台両チームの代表が対戦に向け意欲を示しました。

CGアニカップは,CGアニメクリエイターが作品を持ち寄って国・地域別にチームを組み,その出来栄えを競う団体戦です。1チーム5人で構成,柔道や剣道の団体戦と同じ方法で,「先鋒」から「大将」まで順に作品を披露し,5人の審査員と,来場者の拍手の大きさにより勝敗を決め,3勝した方が勝利を得ます。今回はアニメサークル「グラフィックパーク」代表の秋吉亮氏とアニメーション作家の中西亮介氏,KCGの講師が審査員を務めました。日台とも実力が伯仲,最後の大将戦まで勝敗はもつれ,日本が見事,勝利を果たしました。

今回の出展作品は11月23日,台湾・台南市で開かれる「台湾アニカップ」に舞台を代えて対戦します。台湾は新しい作品にラインナップが変わりますし,台湾の方々が審査すると,結果は変わるかもしれません。

今回のCGアニカップは,「京都国際マンガ・アニメフェア2015」(9月19-20日,みやこめっせなどで開催,京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学共催)のプレイベントとして位置付けられています。

CGアニカップ
http://cganime.jp/EX/cup

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KCG資料館の「未来技術遺産」2機種がNHKニュースで全国に

KCG資料館に保存されているシャープの「MZ-80K」(左)とNECの「PC-8001」
KCG資料館に保存されているシャープの「MZ-80K」(左)とNECの「PC-8001」

国立科学博物館がこのほど,シャープの「MZ-80K」やNECの「PC-8001」などを2015年度の「未来技術遺産」として選んだことを受け,実働する両機種を保存しているKCG資料館が2015年9月1日のNHKの全国ニュースと京都ローカルニュースで紹介されました。KCGグループが創立以来50年以上の永きにわたって教育・実習・研究で使用した過去の貴重なコンピュータ等を大切に保存している姿勢を,全国の方々に知っていただきました。

同博物館は,国民の暮らしを大きく変えたり影響を与えたりした科学技術の成果を後世に伝えようと「未来技術遺産(重要科学技術史資料)」の制度を設けています。今年は80年代のマイコンブームの引き金となった国産8ビットパソコンの両機種と日立製作所の「ベーシックマスター-MB-6890」のほか,ソニーの人工知能を搭載した犬型ロボット「AIBO(アイボ)」,パイオニアの世界初の業務用レーザーディスクプレイヤー「PR-7820」,三共商店(現:第一三共)の胃腸消化薬「タカヂアスターゼ」など25件を選びました。

そのニュースを伝えるためNHKは,実働する「MZ-80K」などを取材しようと京都コンピュータ学院 京都駅前校のKCG資料館を訪れ取材,製造から約35年が経過しているにもかかわらず,当時と同じように起動してプログラムを読み込み,図形が描き出される様子を映像に収め,ニュースで紹介しました。NHKによると,これらの機種をこのように大切に保存しているところは他になかったそうです。取材に立ち会った久保田英司先生(エンジニアリング学系主任,KCG洛北校教頭)はインタビューで「今のパソコンに比べて起動する時間は比べ物にならないほど遅いですが,待つ時間はワクワクしたものです。これらの機種は時代を大きく変えたパソコン大ブーム,それに日本のIT発展のスタートとなる存在だったことは間違いありません」と話していました。

KCG資料館は「国内屈指の貴重な機器を多数保存している」との理由で2009年に一般社団法人 情報処理学会から「分散コンピュータ博物館」の全国第一号認定を受けました。「MZ-80K」は2013年に同学会の「情報処理技術遺産」にも認定されています。6機種の「情報処理技術遺産」を含め多くの貴重なコンピュータを保存しているKCG資料館は一般に公開され,見学することができます。

AIBOなど25件 未来技術遺産登録へ NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150901/k10010212151000.html

国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp/

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日本,台湾 どちらのアニメが面白い? 9月6日にCGアニカップ

京都コンピュータ学院(KCG)と,株式会社 ドーガ(大阪市浪速区日本橋西2-5-11),KYOTO CMEX実行委員会の主催による「CGアニカップ2015 日本 × 台湾」が9月6日(日)午後2時から,KCG京都駅前校6階大ホールで開かれます。入場無料,予約不要です。

CGアニカップは,CGアニメクリエイターが作品を持ち寄って国・地域別にチームを組み,その出来栄えを競う団体戦です。1チーム5人で構成,柔道や剣道の団体戦と同じ方法で,「先鋒」から「大将」まで順に作品を披露します。審査員や来場者が勝敗を決め,3勝した方が勝利を得ます。6日のアニカップには双方のクリエイターたちがいずれも自慢の作品を準備し,勝利を得ようと意欲満々です。

今回のCGアニカップは,「京都国際マンガ・アニメフェア2015」(9月19-20日,みやこめっせなどで開催,京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学共催)のプレイベントとして位置付けられています。

ぜひ来場し,新進気鋭のクリエイターによる最新アニメに,あなたの1票を投じてみませんか

CGアニカップ
http://cganime.jp/EX/cup

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KCGIの千葉博人客員教授によるスタートレック講演が開催

スタートレックは今も制作が継続中の大人気SFシリーズ
スタートレックは今も制作が継続中の大人気SFシリーズ

京都情報大学院大学(KCGI)の客員教授に今春就任した,千葉博人先生によるスタートレックの講演会が8月1日,京都コンピュータ学院(KCG)の京都駅前校で開かれました。スタートレックは1966年にアメリカで放送が始まったテレビのSFシリーズで,日本では『宇宙大作戦』というタイトルで当時放映されました。これまでに5つのテレビシリーズと12本の映画が制作されていて,世界的に人気の高いSF作品です。千葉先生は,日本でのスタートレック第一人者で,日本語公式ホームページのサイト運営もしています。またコンピュータの歴史にも造詣が深いことから,KCGコンピュータミュージアムの副館長も兼務しています。

「SF『スタートレック』で見る未来の技術」と題されたこの講演は,KCGサマーフェスタのイベントの一つとして開かれました。千葉先生によると,SF作品としてのスタートレックの特徴は,非科学的な発想を避けて,論理的にできるだけ矛盾のない技術や出来事を描く点にあるということです。作品に登場する宇宙船や様々な機械類も,当時の科学技術の水準に照らして,舞台となっている2260年代の未来に実現可能かどうかを考えて考案されました。そこで今回のイベントでは千葉先生が,当時のSF世界で想像された科学技術が50年後の今日,どこまで実現されているかについて講演しました。取り上げられたのは,宇宙船,転送装置,通信機,記録メディアなど,様々な未来技術や機器類です。それらの中から3点を紹介します。

比較その1:宇宙船はどこまで実現されたか?
スタートレックで科学技術の粋を結集して作られた代表的な人工物と言えば,宇宙船USSエンタープライズ号です。全長289メートル,全幅132メートルの巨艦で,ワープ航法で光より速く宇宙空間を進みます。これに匹敵する宇宙船は実現されているでしょうか?現代で最大の宇宙船と言えば国際宇宙ステーションですが,残念ながらこの宇宙ステーションはいろいろな点でエンタープライズ号よりも劣っています。全長は108.5メートルと小さく,宇宙空間も自由に移動できません。何よりも光より速く飛べないという最大の欠点を持っています。

比較その2:データ端末は実現されたか?
スタートレックでは乗組員が,厚めのノートパソコンほどの大きさのデータ端末を片手に持って,データをペンで書き込んだり,表示させたりしていました。この種のデータ端末は実現されているでしょうか?現代のiPadと比較してみましょう。iPadはデータ端末よりも小さくて軽いのに,データの入力・表示だけではなく,GPS機能や音声・写真・動画の記録機能も兼ね備えていて,より多機能です。この種の機器では現代の技術が,SFの想像力をすでに凌駕しています。

比較その3:転送装置は実現されたか?
スタートレック最大の発想とも言われているのは,生物や物体を瞬間的に移動させてしまう転送装置です。その原理は対象物を量子に分解して転送し,目的地で再構成するというものです。この転送装置は実現されているでしょうか?残念ながら,それと比較可能な装置さえも開発されていないというのが現状です。転送装置はスタートレックの未来技術の中でも実現が一番難しいとされています。将来の本格的な研究が待たれます。

スタートレック日本語公式サイト
http://www.startrek.ne.jp/

サマーフェスタ2015
http://kcg.edu/summer-festa/2015/

スタートレックで披露された未来技術の数々
スタートレックで披露された未来技術の数々
ワープ航法について熱弁をふるう千葉博人先生
ワープ航法について熱弁をふるう千葉博人先生
現代の技術ですでに実現されたデータ端末
現代の技術ですでに実現されたデータ端末
スタートレック最大の発想である転送装置
スタートレック最大の発想である転送装置

ゲーム作り,声優体験,電子工作―子どもたちがKCGで満喫

【ゲームを作ろう】パソコンによる初めてのゲーム作りに挑戦する参加者たち
【ゲームを作ろう】パソコンによる初めてのゲーム作りに挑戦する参加者たち

KCGグループ(京都コンピュータ学院=KCG,京都情報大学院大学=KCGI,京都自動車専門学校=KCGM)による約1カ月間にわたる夏のイベント「KCGサマーフェスタ2015」(京都府,京都市教育委員会後援)は8月8日(土)に最終日を迎え,KCG京都駅前校と洛北校で小中高校生を対象にした3つの催しがあり,大勢の児童・生徒が訪れ,最新鋭の機器を使って最先端のITに触れました。

◇「はじめてのプログラミング教室 ゲームを作ろう」はKCG京都駅前校で開催。参加した小中高校生は,プログラム初心者でも簡単に始められるビジュアルプログラミング言語「MOON Block(ムーンブロック)」を使い,パソコンによる初めてのゲーム作りに挑戦しました。

チャレンジしたのは,クマが落ちてくるリンゴをビームで打ち落とすゲームの制作で,参加者たちはKCGの教員や,コンピュータサイエンス学系(C学系)・メディア情報学科の学生スタッフに教えてもらいながら,全員無事,ゲームを完成させ,笑顔を見せていました。

◇KCG京都駅前校のデジタルサウンドスタジオで開催された「アニメ声優体験」では,参加者はアニメ動画などのキャラクター映像に合わせて,キャラクターのセリフやナレーションを録音する「アフレコ」のリアル体験をし,スタジオ録音などアニメ制作のプロセスを楽しみました。KCGでこの種のイベントを開催するのは初めて。募集からあっという間に定員に達するほどの人気ぶりでした。

題材は,「天元突破グレンラガン」など数々のアニメヒット作を生む株式会社ガイナックスとKCGグループが共同制作したテレビでもおなじみのCMのうちの「京之童子乱舞編」。KCGのマスコットキャラクター「きょこたん」が古都・京都を歩き,走り,飛び回る内容です。CMでは,「アイカツ!」の姫里マリア役や,「魔法少女大戦」のずんだ役のほかアニメ,ドラマ,ゲーム,CMなどで活躍中の声優・冨岡美沙子さんが務める「きょこたん」役に,参加した小中学生が挑戦しました。

はじめに一般教室で,KCG 情報処理科IT声優コースの先生や学生たちの指導で発声練習。まず口を大きく開けて,しっかり声を出すことから始まり,実際にCMを見ながらセリフのスピード,タイミングなどを確認しました。

デジタルサウンドスタジオでは一人ずつ,最新の設備を使ってアフレコに臨みました。初めてのスタジオ収録ということで緊張気味だった参加者もいましたが,ヘッドフォンを付けマイクに向かうと,みな堂々と「きょこたん」役を務め上げました。保護者のみなさんは子どもの「勇姿」をカメラに収めていました。参加者の多くは「将来は声優になりたい」との夢を持っているそうです。この日のイベントで,声優になるにはITを身につけることも必要なことを学んでいた様子でした。

◇KCGサマースクール恒例の「電子工作教室」は洛北校で開催。参加した小中学生たちはマイコンの基礎知識や電子部品の役割を学んだ後,はんだ付けをしながら「簡易騒音計」作りに挑戦しました。

このワークショップは,京都市教育委員会および,みやこ子ども土曜塾との共催です。「簡易騒音計」とは,音を感知し,その大きさをLEDランプで示す装置で,「初音ミクロボット」など多くの作品を完成させたKCGのロボット先生・久保田英司 洛北校教頭が,この日のためにオリジナルのキットを準備しました。

保護者の方々と共に参加した小中学生たちは,久保田先生から,マイコンについての基礎知識や,騒音計の仕組み,プログラム,はんだごての使い方などについて説明を受け,工作に取りかかりました。

エンジニアリング学系(E学系)の講師や学生スタッフなどの指導を受けながら,はんだごてを慎重に使い,部品を取り付けていきました。保護者の方々は子どもの手助けをしたり,わが子の奮闘を温かい目で見守ったり。参加者全員が見事,「簡易騒音計」を完成させました。完成品は,夏休みの楽しい思い出とともに持ち帰りました。

サマーフェスタ2015
http://kcg.edu/summer-festa/2015/

【アニメ声優体験】まずは発声練習。口を大きく開けて,しっかり声を出しました
【アニメ声優体験】まずは発声練習。口を大きく開けて,しっかり声を出しました
【アニメ声優体験】いよいよ本番。ちょっぴり緊張したけど,「きょこたん」になりきれました
【アニメ声優体験】いよいよ本番。ちょっぴり緊張したけど,「きょこたん」になりきれました
【アニメ声優体験】アフレコは,最新鋭の機器が備えられているKCGデジタルサウンドスタジオが舞台です
【アニメ声優体験】アフレコは,最新鋭の機器が備えられているKCGデジタルサウンドスタジオが舞台です
【電子工作教室】はんだ付けをしながら「簡易騒音計」作りに挑戦
【電子工作教室】はんだ付けをしながら「簡易騒音計」作りに挑戦
【電子工作教室】完成したよ! 夏休みの楽しい思い出になりました
【電子工作教室】完成したよ! 夏休みの楽しい思い出になりました