サマーフェスタ「アニメ制作体験」が開催されました

パソコンでアニメ制作に挑戦
パソコンでアニメ制作に挑戦

京都コンピュータ学院(KCG)のサマーフェスタ「アニメ制作体験」が,京都駅前校で8月2日に開催され,10組の親子合わせて20人が,パソコンを使ってアニメ制作に挑戦しました。講師の指導で色の塗り方を練習した後,あらかじめ用意された女の子のデザインに,色を順番に塗っていきました。子どもたちは,微妙な色合いの表現や色のぼかし方も覚えて,慣れないパソコン操作に苦労しながらも,タッチペンを器用に扱って作品を完成させていました。

サマーフェスタ2015
http://kcg.edu/summer-festa/2015/

タッチペンで色を塗り分ける練習
タッチペンで色を塗り分ける練習

KCG資料館展示のコンピュータの歴史に親子が興味津々!

コンピュータの歴史を学ぶ親子たち
コンピュータの歴史を学ぶ親子たち

京都コンピュータ学院(KCG)のサマーフェスタ「親子で楽しむコンピュータの歴史」が2015年8月2日,京都駅前校で開かれ,過去の貴重なコンピュータを見ようと,夏休み中の児童らが保護者とともに訪れました。講師を務めたのは,KCGコンピュータミュージアムの副館長である千葉博人先生です。千葉先生は今春,京都情報大学院大学(KCGI)の客員教授に就任していて,SFシリーズ「スタートレック」の世界に大変詳しく,その日本語公式ホームページの運営もしています。コンピュータの歴史にも造詣が深いことから,当ミュージアムの副館長も務めています。

イベントでは参加者たちはまず,手回し式の計算機から,真空管を多数使用した大型のコンピュータを経て,近年のノート型パソコンにいたるまでのコンピュータ発展の歴史を学び,続いて,京都駅前校のロビーに展示されている,時代を画した数々のコンピュータの実物を見て回りました。また子どもたちはパソコンの分解と組み立て作業にも挑戦して,初めてみる内部の構造に強い興味を示していました。

大阪市から参加した小学6年の児童は,「少し前のコンピュータのデザインが,最近のパソコンのように滑らかではなくて,角ばっているのを知って驚いた」と感想を述べ,また京都市から参加した小学6年の児童は,「パソコンの中を初めて見られて,面白かった」と話していました。

KCGグループは創立以来50年以上の永きにわたって教育・実習・研究で使用してきた過去のコンピュータ等を「KCG資料館」として保存し,広く一般にも公開しています。KCG資料館は2008年度,情報処理学会より「分散コンピュータ博物館」に全国で初めて認定されました。また同学会は,本学が展示保存している「TOSBAC-3400」と「OKITAC 4300C システム」(ともに2008年度,全国第一号認定),「NEAC-2206」(2010年度認定),「NEACシステム100」(2011年度認定),「MZ-80K」(2012年度認定),「PDP-8/I」(2014年度認定)を「情報処理技術遺産 認定機器」として認定しています。KCGグループでは,日本の高度成長を支えた技術を次世代に継承していこうと,京都駅前校を「コンピュータ博物館」として整備し,研究・教育の場として広く活用してもらおうと計画中で,国や京都府,京都市,学会・教育界・企業など関係者に支援と協力を呼び掛けています。

KCG資料館
http://www.kcg.ac.jp/museum/

サマーフェスタ2015
http://kcg.edu/summer-festa/2015/

千葉博人先生の説明に耳を傾ける子どもたち
千葉博人先生の説明に耳を傾ける子どもたち
初めて見るパソコンの内部
初めて見るパソコンの内部

子どもたちがパソコンでマンガ制作に挑戦!

ネット情報の安全性について,クイズで学習。
ネット情報の安全性について,クイズで学習。

パソコンで4コママンガを作りながら,情報モラルやセキュリティについて親子で学ぶ,京都コンピュータ学院のサマーフェスタのイベントが,7月25日の土曜日,京都駅前校で開かれ,7組の親子,合わせて20人が参加しました。講師を務めたのは,独立行政法人情報処理推進機構の研究員である奥田美幸さんです。最初に,携帯電話のマナーや,ネット上の情報の安全性について,クイズ形式で学んだあと,その学習内容を題材にして,4コママンガ作りに取りかかりました。子どもたちは,マンガの展開を親といっしょに考えたり,パソコンの操作法を講師に教えてもらいながら,制作に励んでいました。早い人で1時間ほどでマンガを完成させると,その場でプリントアウトされた自分の作品をもらっていました。会場には,情報処理推進機構の応援隊長を務める,ゆるキャラの「まもるくん」も登場して,子どもたちの人気を集めていました。


サマーフェスタ2015
http://kcg.edu/summer-festa/2015/

親子でいっしょに考えながら制作。
親子でいっしょに考えながら制作。
ゆるキャラの「まもるくん」も人気者。
ゆるキャラの「まもるくん」も人気者。

インディーゲームフェス「BitSummit 2015」を共催し出展しました

京都市勧業館・みやこめっせで開かれた日本最大規模のインディーゲームの祭典「BitSummit 2015」
京都市勧業館・みやこめっせで開かれた日本最大規模のインディーゲームの祭典「BitSummit 2015」

国内外の多くのインディーゲーム開発社(者)が集い,作品を紹介してイベントを繰り広げる日本最大規模の「BitSummit 2015」(同実行委員会・京都府主催) が2015年7月11日,12日の両日,京都市勧業館・みやこめっせで開かれ,KCGグループ(京都コンピュータ学院=KCG,京都情報大学院大学=KCGI,京都自動車専門学校=KCGM)は,スポンサーとして参加しました。KCGグループの学生スタッフが,イベントの運営に奔走し,盛り上げにひと役買ったほか,「KCGブース」を構えて,大勢のゲームファンに最先端のIT教育を展開しているグループの取り組みをアピールしました。

会場にはロールプレイング,アドベンチャー,アクション,シューティング,パズル,AR,GPSなど多岐にわたるジャンルの先進的なインディーゲームが勢ぞろいし,訪れたファンは各ブースでゲームを体験しました。各ブースには,ゲーム開発を担当したKCG卒業のクリエイターの姿が多くみられました。多彩なゲストによるステージイベントでは,インディーゲームが秘めるクールでスタイリッシュな世界を演出し,盛り上がりました。

KCGグループからはKCGデジタルゲーム学系を中心とした学生87人と担当教職員10人がスタッフとして参加,各ブースのアテンドや,会場の受付,誘導,警備等の業務に汗を流し,2日間で4496人(主催者発表)を集めたビッグイベントを支えました。

スタッフとしてイベントを支えたKCGグループの学生たち
スタッフとしてイベントを支えたKCGグループの学生たち

コンサートとパーティーで「サイバー京都研究所」開設をお祝い

サイバー京都研究所開設記念コンサート「ファゴットとチェロの調べ」で息の合った荘厳な音色を響かせるエーデルマン夫妻(2015年7月19日,京都コンピュータ学院京都駅前校6階コンサートホール)
サイバー京都研究所開設記念コンサート「ファゴットとチェロの調べ」で息の合った荘厳な音色を響かせるエーデルマン夫妻(2015年7月19日,京都コンピュータ学院京都駅前校6階コンサートホール)

新しい地理的名称トップレベルドメイン「.kyoto」の管理運営事業者(レジストリ)を務める京都情報大学院大学 サイバー京都研究所(CKL,所長・木戸出正継 京都情報大学院大学教授)が京都府の学術研究施設「けいはんな オープンイノベーションセンター」(KICK)に開設されたことを記念したコンサートとパーティーが2015年7月19日,京都コンピュータ学院 京都駅前校で開かれました。京都府や京都市,経済界,大学関連の方々や,「.kyoto」のファウンダーズ(創世)プログラムにいち早くご参画いただいた企業・団体関連の方々など多くのご出席をいただき,「.kyoto」を活用したサイバー空間における品格のある京都の街の創造に向け,関係者一同,志を新たにしました。サイバー京都研究所は,京都府との包括協定に基づき,「.kyoto」の運営・研究のほか,eラーニングを使って世界の大学との連携教育を推進する「オープン大学京都」構築に向けた取り組みを進めます。

コンサートは,世界最高峰の舞台で活躍中のエーデルマン夫妻による「ファゴットとチェロの調べ」。ファゴットはバスーンとも呼ばれる楽器で,同夫妻は皇居での演奏会,長野冬季五輪開会式,東日本大震災の被災者支援コンサートに出演するなど日本での演奏活動も活発です。この日はモーツァルトのソナタや日本の曲など息の合った荘厳な音色を響かせ,訪れた方々を楽しませてくれました。同コンサートは,京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学,京都自動車専門学校などで構成するKCGグループの夏の祭典「KCGサマーフェスタ2015」のメニューのひとつでもあり,一般の方々も大勢お越しになりました。

コンサートの後のパーティーでははじめに,長谷川亘 KCGグループ統括理事長があいさつに立ち,サイバー京都研究所を拠点とした諸事業に向けた意気込みを示した後,京都府の山下晃正副知事が「サイバー京都研究所は高いビジョンを掲げてスタートします。ぜひともサイバー空間に品格のある京都の街をつくり上げてもらい,KICKがスマートシティ実現の拠点として世界から評価される研究機関となるよう,KCGグループにはその先導役を務めていただきたい」と祝辞。長尾眞 京都府参与(元京都大学総長・前国立国会図書館長)による乾杯の発声を受け,参加者の方々は和やかに懇談しました。

サイバー京都研究所が取り組む諸事業は2014年9月,府から同センター拠点研究活用計画として第1号認定を受けています。また2015年5月26日には,京都情報大学院大学と京都府との間で,「.kyoto」を使った京都ブランドの発信強化などを盛り込んだ連携・協力に関する包括協定を締結しました。

サイバー京都研究所は「.kyoto」運用にあたり,優先登録プログラムのファウンダーズプログラム(ドメイン名を最大20個まで先行予約・取得可能)として創世メンバーを募集,2015年6月1日に茶道 裏千家様の「urasenke.kyoto」が第1号登録してサイバースペースにデビューし,その後も京都中央信用金庫様,株式会社サンクロレラ様が登録,ほかにも京都に拠点を置く企業団体が登録の準備を進めています。ファウンダーズプログラムは今年11月30日までです。その後の販売プログラムは,インターネット上で使用されるドメインの管理をする米国の非営利団体ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)の規定に基づき,10月から「サンライズⅠ」(英数字とハイフンで商標登録している文字列が対象),12月から公的・公益機関優先登録および「サンライズⅡ」(商標登録している文字列が対象),2016年1月から「ランドラッシュ」(プレミアム価格での販売),同2月から一般登録,というスケジュールになっています。


サイバー京都研究所(CKL)
http://ckl.kyoto/

KCGサマーフェスタ2015
http://kcg.edu/summer-festa/2015/

パーティーでは,サイバー京都研究所が「.kyoto」を活用したサイバー空間における品格のある京都の創造の拠点となるよう,志を新たにしました
パーティーでは,サイバー京都研究所が「.kyoto」を活用したサイバー空間における品格のある京都の創造の拠点となるよう,志を新たにしました
サイバー京都研究所における諸事業に向けた意気込みを語る長谷川亘KCGグループ統括理事長
サイバー京都研究所における諸事業に向けた意気込みを語る長谷川亘KCGグループ統括理事長
あいさつで「サイバー空間に品格のある京都の街をつくり上げてもらいたい」と語る京都府の山下晃正副知事
あいさつで「サイバー空間に品格のある京都の街をつくり上げてもらいたい」と語る京都府の山下晃正副知事
長尾眞 京都府参与(元京都大学総長・前国立国会図書館長)には乾杯のご発声をしていただきました
長尾眞 京都府参与(元京都大学総長・前国立国会図書館長)には乾杯のご発声をしていただきました
パーティーに出席していただいた方々にお礼を申しあげるサイバー京都研究所の木戸出正継所長
パーティーに出席していただいた方々にお礼を申しあげるサイバー京都研究所の木戸出正継所長

7月18日 台風接近に伴うオープンキャンパスの開催に関して

7月18日は台風の影響により天候の悪化が予測されます。
天候に関わらずオープンキャンパスは開催する予定です。
当日の参加につきましては,交通機関やお住まいの地域の天候に十分にご注意いただき,ご判断ください。

なお,イベント内容につきましては,台風の影響で一部変更する可能性があります。
あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。

■イベントに関してのお問い合わせ(当日9時以降)
Tel : 075-671-1911