ネパール大地震 被災した現地の学校に文具を届けました

ネパール大地震で被災した学校に届けようと教職員や学生が集めた文房具
ネパール大地震で被災した学校に届けようと教職員や学生が集めた文房具

ネパール大地震(2015年4月25日発生)で被災した生まれ故郷近くの学校で文具が不足していると,ネパール出身で京都情報大学院大学(KCGI)を2011年3月に修了したシュレスト・バンダナさんより依頼があり,KCGグループでは教職員や在学生が急きょ鉛筆や鉛筆削り,消しゴムなどを集めました。バンダナさんが7月16日に帰国する際,現地の学校に届けてもらうことにしています。KCGグループ一同,被災地の復興と,負傷された方々の一日も早い回復をお祈りしています。

KCGIの学生会は去る5月23日,24日に京都市の三条大橋近辺で街頭募金を実施し,寄せられた善意21万70円を日本赤十字社に2015年ネパール地震救援金として振り込んでいます。

弱者への思いやりと奉仕は,京都情報大学院大学 学生会の誇り高い伝統のひとつです。東日本大震災や,中国で起きた四川省大地震でも本学の学生が募金活動を行い,被災した人々のために立ち上がりました。

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サマーフェスタ「みんなで歌おう」

KCGサマーフェスタ2015の「みんなで歌おう!」で「君は花 僕は風」を合唱する参加者たち=2015年7月4日,KCG京都駅前校6階コンサートホール
KCGサマーフェスタ2015の「みんなで歌おう!」で「君は花 僕は風」を合唱する参加者たち=2015年7月4日,KCG京都駅前校6階コンサートホール

KCGグループ(京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学,京都自動車専門学校など)の夏のイベント・KCGサマーフェスタ2015の「みんなで歌おう!」が7月4日(土),KCG京都駅前校6階コンサートホールで開催されました。約150人が参加し,演奏を楽しんだり歌声をそろえるなどして音楽を満喫しました。

第1部は,フルートの佐野里穂さんとピアノの廣瀨友瞳さんによる「2人で奏でる,音のパレット」。曲の合間には解説もあり,若い二人による軽やかな演奏を楽しみました。

第2部は,「みんなで歌おう!」と題し,葭村洋平先生の指導のもと,参加者全員で「君は花 僕は風」を合唱しました。「歴史はいつも諦めなかった」「君よ 世界をつなぐ架け橋となれ」「愛よ 言葉を超えて世界に届け」など,曲にしたためられた「争いのない世界を願うメッセージ」をかみしめながら,高らかに歌いあげました。この曲は,シンガーソングライターの梅原司平先生が,KCGのコーラスサークルU-Choirのために作詞・作曲してくださったもので,日本語と中国語で収録したビデオをインターネットの動画サイトにアップして世界に向け配信しています。冒頭,本学の留学生が訳詞した中国語版をU-Choirが披露し,大きな拍手をいただきました。

KCGサマーフェスタ2015
http://kcg.edu/summer-festa/2015/

KCG創立者の長谷川繁雄先生の命日を偲ぶ閑堂忌が行われました

京都コンピュータ学院(KCG)の創立者で初代学院長である長谷川繁雄先生の命日を偲ぶ閑堂忌が,2015年7月2日,KCG京都駅前校と長谷川繁雄先生の菩提寺である百万遍知恩寺で行われました。長谷川繁雄先生は1986年7月2日に,享年56歳でご逝去されましたが,以来,毎年この日を閑堂忌として,情報処理技術教育のパイオニアとして尽力された長谷川繁雄先生のご遺徳を,学生全員と教職員が偲んできています。「閑堂」とは長谷川繁雄先生の雅号で,「世俗から離れ,瞑想にふける閑静な空間」を意味しています。

京都駅前校のホールで行われた記念講話では,KCGの創立者で現学院長の長谷川靖子先生が,「コンピュータ教育創造と普及の歩み‐KCGパイオニア精神52年の軌跡」と題して,コンピュータの黎明期に今後の情報処理教育の重要性をいち早く認識し,私塾からKCGを立ち上げ,その後も,日本での最先端のコンピュータ教育と海外でのコンピュータ教育の支援,京都情報大学院大学の設立,分散型コンピュータ博物館の認定と,常にこの分野の先陣を切ってきた本学院の軌跡を振り返りました。

講話終了後,学生と教職員はバスで百万遍知恩寺に移動し,長谷川繁雄先生の墓標に手を合わせて,先生の冥福とKCGのさらなる発展を祈りました。また京都駅前校の模擬店では,学生たちが手作りの焼きそばやホットドッグ,かき氷などを販売して,行事に活気を添えていました。


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サイバー京都研究所開設記念コンサートを7月19日に開催

京都情報大学院大学「サイバー京都研究所」が京都府の学術研究施設「けいはんなオープンイノベーションセンター」にこのほど開設されたのを記念し,クラシックコンサート「ファゴットとチェロの調べ」を京都コンピュータ学院京都駅前校コンサートホールで開催いたします。広く一般の方々にも鑑賞していただきたいと思っています。詳しくは下記URLをご覧ください。

サイバー京都研究所開設記念コンサート
http://www.kcg.ac.jp/event/concert20150719.html

IT声優コース学生が声優のKINAKOさんから指導を受けました

2015年6月25日,京都コンピュータ学院(KCG)情報処理科 IT声優コースの2年生の授業「キャリア形成」に,プロダクション株式会社キャラ(本社・大阪市北区)に所属する声優 KINAKOさんとマネジャーの岩元トータさんが訪れ,学生たちに,声優になるための勉強方法やレッスンに向き合う姿勢などについて指導してくださいました。お二人のユーモアたっぷりのお話に,笑顔と元気な声が弾けっぱなしの90分でした。KCGではIT声優コースに限らず,プロとして活躍中の方から直接アドバイスをいただける機会を,今後も設けていきます。

京都市出身のKINAKOさんは,FM滋賀のパーソナリティーにレギュラー出演しているほか,TV番組,CM,アニメなどで声優,ナレーターとして活躍,トークショーやイベントMCなど多数の出演歴があります。

授業では自己紹介を済ませた後,「声優になるためには基礎が大事。まず,ナレーションがしっかりできなければ活躍の場がない」というKINAKOさんの考えのもと,学生たちは「この番組は京都コンピュータ学院の提供でお送りします」と,言い回しが難しい「きゃりーぱみゅぱみゅの ぱみゅぱみゅまつり」のセリフで練習しました。学生がひとりひとり発声するとKINAKOさんは「声を出すとき唇はそんなに動かさなくてよい,口の中を動かすように」「口は横ではなく,縦に開くよう意識して」「さ行,は行,ら行は十分に練習を」などのアドバイスを送り,学生たちは緊張しながらも,発声が次第に上達するのを感じ取っている様子でした。また岩元トータさんは学生たちの進路選びについて触れ「声優事務所やプロダクションは,レッスンの量が十分か,若手育成に力を入れているかを見極めて選んでください」と助言してくださいました。

IT声優コースはコンピュータ技術を駆使する声優の人材育成に向けて2014年4月に開設,学生たちは発生の基本訓練のほか,自分の声をデジタル化してコンピュータで加工する技術などIT関連の勉強にも励んでいます。

声優 KINAKOさんとマネジャーの岩元トータさんによるIT声優コースの授業「キャリア形成」。学生たちはプロから具体的なアドバイスを聞くことができました(2015年6月25日,KCG京都駅前校)
声優 KINAKOさんとマネジャーの岩元トータさんによるIT声優コースの授業「キャリア形成」。学生たちはプロから具体的なアドバイスを聞くことができました(2015年6月25日,KCG京都駅前校)
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