歌・ファッション・ダンスが融合したMUΣA ショーが開かれました

パフォーマンスとCG映像がステージ上で融合したショー
パフォーマンスとCG映像がステージ上で融合したショー

京都情報大学院大学(KCGI)教授でシンガーソングライターのニッツァ・メラスさんがディレクターとボーカリストを務めたMUΣA(ムーサ) ショーが2016年8月6日,京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校6階大ホールで開かれ,KCGグループの学生や一般の来場者が華麗な舞台芸術を楽しみました。MUΣA ショーはKCG創立50周年(2013年)を記念してニッツァ・メラス教授が制作したアルバム「MUΣA」の曲を,パフォーマンスや映像などともコラボレーションさせて披露する総合的な舞台芸術です。MUΣAはギリシャ語で「女神」を意味します。今年は1月に続いて2度目のショー開催になり,MUΣAのアルバムから8曲が演奏されました。

今回のショーでは,ニッツァ・メラス教授とアメリカで活躍する多彩なアーティストたちとのコラボレーションが実現し,これまでにない独創的なステージになりました。ロサンゼルスを中心に活動を続け,ヘア・アーティストとしてアメリカで高い評価を受けているリサ・ヤマサキ氏が参加して,MUΣAの曲にインスパイアされて創作した,独創的なヘア・アートやコスチュームを披露してくれました。ステージ後方のスクリーンには,KCGIのキリル・コシック准教授が曲のイメージに合わせて制作した,CGによる幻想的な映像が投影されました。また,ダンスの振り付けは,福岡県出身で幼少時からダンスを習い始め,現在はロサンゼルスを拠点にダンス講師として活躍するカナ・ミヤモト氏が担当し,メイクアップは,ニューヨークやロサンゼルスを中心に活躍するマスターメイクアップアーティストのROSHAR氏が手がけました。

ステージ上では,ニッツァ・メラス教授の歌を中心にして,アメリカで活躍するダンサーとモデルたちが,華麗で躍動的なダンスとパフォーマンスを繰り広げました。普通であれば楽屋裏で行う衣装の着付けを,パフォーマンスの一部としてステージ上で演出することで,なかなか目にすることのない一流アーティストの着付けのテクニックを,間近に見る機会となりました。コスチュームのデザインは,日本での公演を意識して,仏陀やドラゴンなど,アジアのイメージを強く意識したものも取り入れられていました。「Moon Goddess」 の楽曲では,花魁と羽織袴をイメージしたファッションに身を包んだ男女ペアのダンサーが、ステージ全体を使ったダイナミックな踊りを披露。続く「Sana」の楽曲では,ステージ後方で和服のファッションの着付けをしながら,その前方では、赤い和傘を小道具に活用したダンスが舞われ,西洋と東洋の文化を融合させたユニークな表現を見せてくれました。

ショーの最後には,ヘア・アートやコスチュームを間近に見る機会が設けられました。学生たちはステージに上がって,モデルが身に付けているヘア・ピースやコスチューム、ネイルアートなどを目の当たりにし,プロ・アーティストの技術の高さと表現力に驚いていました。KCGグループでは今後もMUΣAショーを継続して,ニッツァ・メラス教授を中心に,ITを駆使したオリジナルな舞台芸術を創造していきます。

透き通った声色で観客を魅了したニッツァ・メラス教授
透き通った声色で観客を魅了したニッツァ・メラス教授
歌とダンスの華麗なコラボレーション
歌とダンスの華麗なコラボレーション
和風のファッションも取り入れたダンス
和風のファッションも取り入れたダンス
演出の一部として披露されたモデルの着付け
演出の一部として披露されたモデルの着付け
学生たちがヘア・アートや衣装を間近に見学
学生たちがヘア・アートや衣装を間近に見学

コンテンツビジネスコース プログラム紹介 舞台芸術・映像
http://www.kcg.edu/curriculum/programs/movie-and-entertainment.html

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大海原が学習の場! 海洋IT学外授業を実施,施設見学や船上体験

京都コンピュータ学院(KCG)応用情報学科 海洋ITコースの2016年度新設に伴って設けられた「海洋IT概論」の学外授業として7月22日(金)~23日(土),宮津市の京都府農林水産技術センター,海洋センターの見学と,福井県小浜市の小浜湾における船上体験を実施しました。学生たちは大海原を背景にした施設の見学や船上体験などを通じ,学内では得られない技術や知識を身につけるとともに,海洋・漁業にはITが欠かせないことをあらためて知った様子でした。

海洋IT概論は教室で船舶や漁業のIT化の技術を学ぶ講義が中心ですが,この授業の最終日には学外授業を設定しています。

1日目は宮津市の京都府農林水産技術センターを訪れ,水産の現場から現状の説明や問題やIT化の現状を学び意見交換をしました。

2日目は小浜湾に係留しているKCGの実習船「青雲丸」に乗り,実際に海の上で船の電子機器がどのように動作するのか,どのような問題があるのかを体験しました。また,狭く揺れる船上での操作や,釣りをする流れを体験し,船舶やIT化の現状,IT化できていない点や必要とされている点を実感しました。

7月22日(金)午後に宮津市の京都府農林水産技術センターへ訪れました。

京都府水産事務所所長によるご挨拶と説明
京都府水産事務所所長によるご挨拶と説明。

まず,京都府水産事務所所長によるご挨拶があり,京都の水産全般や,海洋センターの施設概要などについて説明していただきました。

水産資源や養殖などを展示物を使って説明していただきました。
水産資源や養殖などを展示物を使って説明していただきました。
京都府の漁業の仕事に就くための学校「海の民学舎」生との意見交換を行いました。
京都府の漁業の仕事に就くための学校「海の民学舎」生との意見交換を行いました。
海洋調査船の平安丸を見学。
海洋調査船の平安丸を見学。
平安丸の電子機器について説明を受けました。
平安丸の電子機器について説明を受けました。
最後に栽培漁業センター見学しました。
最後に栽培漁業センター見学しました。
栽培漁業センターで育てているあわびの養殖の稚貝。養殖では貝の色が緑色になっていました。
栽培漁業センターで育てているあわびの養殖の稚貝。養殖では貝の色が緑色になっていました。
夕方小浜市へ移動。小浜湾に係留しているKCGの実習船「青雲丸」と対面。
夕方小浜市へ移動。小浜湾に係留しているKCGの実習船「青雲丸」と対面。

2日目,7月23日(土)は朝から「青雲丸」に乗ります。

青雲丸に乗船,必要なものを積み込みます。携帯電話を防水ケースへ入れ,ライフジャケットを着ます。
青雲丸に乗船,必要なものを積み込みます。携帯電話を防水ケースへ入れ,ライフジャケットを着ます。
出港前の船に搭載されている電子機器の説明。魚探,GPS,ソナーなどの舶用電子機器の操作とデータ収集についての説明を受けます。
出港前の船に搭載されている電子機器の説明。魚探,GPS,ソナーなどの舶用電子機器の操作とデータ収集についての説明を受けます。
船内にはネットワークで接続された表示・操作機器があります。下の2つがネットワークにつながれた電子機器の表示・操作装置で古野電機製「NavNet TZtouch」とそのリモコンを2台ずつ装備しています。魚群探知機やGPSプロッターやレーダーやAISの情報を選んで表示して複数組み合わせたり重ね合わせるなど表示をカスタマイズできます。タッチパネルを装備し,スマートフォンやタブレットと同様に指で画面の操作ができます。NavNet TZtouchはスマートフォンやタブレットで画面を表示することも可能です。この船には,オートパイロットが搭載されていて,オートパイロットのコントロール画面にもなります。オートパイロットは目的地を地図上でタッチして設定することで目的地まで自動で舵を切って移動したり,Uターンなどのいくつかのパターンの操船を自動で行うことが可能です。上部の3つ並んでいる表示装置のうち右上の1つがオートパイロット用機器の操作制御専用の装置「オートパイロット」です。オートパイロット開始や終了,舵の角度表示や地磁気センターから得た船首方位が表示されます。オートパイロットのコンピュータはサテライトコンパスではなく,地磁気センサーで船首方位を把握しています。3つの表示装置のうち左2つが「インスツルメンツ」で「サテライトコンパス」で取得した船首方位の値や「風向風速センサー」で取得した風速風向や緯度経度,船速などの情報を常時表示する機器です。表示内容やレイアウトの変更も可能です。船内ネットワークからPCでのデータを受信してデータを取得する機能も搭載しています。
左の画面に魚群探知機を表示し右側にはGPSプロッターと簡易AISとレーダーを重ね合わせた表示例。
オートパイロットの付属機能として,船の舵の角度をリモコンでコントロールできる「デジタルリモコン」。このリモコンはケーブルが長く,例えば,操舵室から外に出て船尾まで行って舵を切ることも可能です。
船上部に搭載されているセンサー。一番左の白い棒状のものが「簡易AIS用ホイップアンテナ」,その右にある小さいポールが「簡易AIS用GPSアンテナ」です。AISとは船の位置情報・移動速度方位を船同士でお互いに知らせ合うことで危険予測・危険回避をして航海の安全性を高める装置です。その右の黒色のものが「風向風力センサー」,一番高い位置にあるものが「サテライトコンパス」で,GPSで船首方位を測定します。一番右にある円盤状のものが「レーダーセンサー ドームタイプ」。レーダーはやまびこの原理で電波を飛ばして船の回りの障害物や陸地までの距離を測って可視化できる装置です。これらのセンサー・アンテナ類はすべて船内ネットワークに接続されています。船底には魚群探知機の送受波器が搭載されており,ネットワーク魚探に接続されて船内ネットワークに接続されています。魚群探知機もやまびこの原理で船の真下に音を飛ばして真下の魚や海底までの距離を測って可視化できる装置です。さらに水温や魚の大きさや海底が砂地なのか,岩場なのかなどの情報も分かります。
船の点検後に,船の始動方法を確認しエンジン始動手順を学びます。
船の点検後に,船の始動方法を確認しエンジン始動手順を学びます。
出港の手順を動画で記録します。後でeラーニングコンテンツとして作成できます。写真は船首側のロープなどを取り外すシーン。
出港手順で船尾側のロープや乗船するための板を陸に置く方法の説明と実践。
出港。港の中でレーダーやGPSプロッターや簡易AISの画面がどのように表示されているのか,確認しています。
小浜湾内に出てきました。現在の電子機器では見えにくい「ブイ」など,前方の海上や海面下に沈んでいる漁の仕掛け網などが前方にないか見張り確認を行いながら進みます。
湾内で魚群探知機にたくさんの魚影が見えました。魚は海底付近に多数いるようです。
魚群探知機に魚の反応があったので検証のため,実際に魚が釣れるかどうか確認します。 竿を出します。水深や魚のいる深さは魚探に出てくるのですが,残念ながらそこまで簡単には釣れません。
ほどなくして,1匹釣れました。
次々と釣れます。
手塚先生も釣りました。
昼近くになったので港に戻ります。
船にはイケスがあり,生きた状態で港まで連れてくることができます。
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KBSの声優出演ラジオ番組をKCGで収録,IT声優コースの学生が見学

岩男潤子さんから指導を受けるKCG情報処理科IT声優コースの学生たち=2016年7月25日,KCG京都駅前校デジタルサウンドスタジオ
岩男潤子さんから指導を受けるKCG情報処理科IT声優コースの学生たち=2016年7月25日,KCG京都駅前校デジタルサウンドスタジオ

人気声優・ナレーターが出演するKBSラジオの番組「岩男潤子のハッピーフライト」(毎週日曜22:00~22:30)の収録が2016年7月25日,京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校デジタルサウンドスタジオであり,情報処理科IT声優コースの学生たちが見学して,岩男さんから直接指導を受けました。学生たちは番組本番収録の緊張感を味わうとともに,人気声優からのアドバイスに耳を傾けていました。

番組は,岩男さんがキャビン役として世界の国々を旅する内容で今年4月3日から放送を開始,普段はKBS京都のスタジオで収録しています。岩男さんが以前にイベントで訪れたことがあるKCGの学生たちと交流したいと希望し,今回の収録が実現しました。

収録の合間に学生たちは,日ごろの学習の成果を岩男さんに披露。年齢,職業,趣味などでキャラクター設定をしてこの日の台本を読み,岩男さんに聞いてもらってアドバイスを受けました。声優の仕事に就くと,さまざまなキャラクターになる必要があるとして,普段から人をよく観察すること,さらにはマイクに向き合うときの台本の持ち方などさまざまな指導をしていただきました。また,自ら声優になるまでの歩みや仕事をしてからの苦労話,心構えなどを話してくれました。

この番組はオンエア後,ポッドキャストでも番組が配信され,インターネットを通じていつでも,どこでも聞くことができます。

岩男潤子さんは,16歳でアイドルグループの一員として歌手デビュー。NHK「モンタナ・ジョーンズ」メリッサ・ソーン役で声優デビューを果たしました。代表作品として「カードキャプターさくら」大道寺知世役,「新世紀エヴァンゲリオン」洞木ヒカリ役,「PERFECT BLUE」霧越未麻役,「ちびまる子ちゃん」長谷川健太役などがあります。近年も「魔法少女まどか☆マギカ」(早乙女和子)や「たまこマーケット」(湯本さゆり)「WORKING!!」シリーズ(音尾春菜),劇場版「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」(レーレライ・レール) など新旧問わず話題作に出演し,2014年には声優デビュー20周年を迎えました。2015年にはNHK みんなのうた「ピヨの恩返し」を歌い,多くの感動と反響を呼びました。

KBSラジオ番組「岩男潤子のハッピーフライト」
https://www.kbs-kyoto.co.jp/radio/happy/

ラジオ番組の収録を見学し,学生たちは少し緊張気味
ラジオ番組の収録を見学し,学生たちは少し緊張気味
岩男さんは常に笑顔で学生たちに接してくれました
岩男さんは常に笑顔で学生たちに接してくれました
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滋賀県出身のKCGの学生がびわ湖放送で紹介されています!

滋賀県のローカルTV局・びわ湖放送で,京都コンピュータ学院(KCG)で学ぶ同県出身の学生3人のインタビューが,それぞれミニ番組形式で紹介されています。7月下旬から8月上旬,番組の合間に放映されるとのこと。3人ともKCGでの学生生活や将来の夢について,生き生きと語っています。なお,同県6カ所の映画館で公開中の人気アニメ「ONE PIECE FILM GOLD」の放映前にも同じ内容が流されることになっています。

出演しているのは,▽光原 雅さん(甲南町出身,甲西高校卒業,ゲーム学科4年)▽ 青木 友洋さん(今津町出身,綾羽高校卒業,コンピュータ工学科2年)▽前田 柚那さん(多賀町出身,彦根翔陽高校卒業,芸術情報学科2年)-の3人。ミニ番組は1人ずつ,約60秒です。

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(株)シーエー・モバイルによるIT業界セミナーを開催しました

京都コンピュータ学院(KCG)の7月15日(金)の必修授業「特別講義」で,株式会社シーエー・モバイルに「IT・インターネットモバイル業界と企業が求める人物像」をテーマに講演していただきました。同社人事企画・採用グループ新卒採用責任者の宮本 広大様は,社会で活躍したいフィールドを見つけるために,学生時代に分野を問わずさまざまな経験をしておくことが必要だと強調されました。

株式会社シーエー・モバイルは2000年にサイバーエージェント出資で設立されてからメディア,広告,投資事業の3事業を柱に活動し,16期連続で黒字経営を続けています。日本を代表するアーティストのモバイル公式ファンサイトの運用などが知られています。

講演では2000年代前半から誕生したIT・モバイル市場は現在に至るまで常に拡大傾向にあり,ソーシャルゲームの盛り上がりやガラケー(フィーチャーフォン)からスマートフォンへデバイスが変化したことを契機に,2014年では3兆9046億円の巨大な市場に拡大していると説明されました。

またIT・モバイル市場は製品一つひとつの盛衰が激しい点にも言及し,「今日の常識が明日の非常識になる」と語られ,自分の作った商品が爆発的なヒットになり社会現象を起こす可能性を秘めている面白味のある市場であると力説されました。

最後に学生に向けて,時間は有限であるため,学生のうちに自分がやりたいことを精いっぱい取り組み,その経験の中から社会と自分を照らし合わせて納得のいく職場を見つけてほしいとアドバイスをいただきました。学生は将来に向けて,今の自分の生活を見直し,今からできることを考えるとても良い機会となりました。

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「日本IT団体連盟」誕生,代表理事・筆頭副会長に長谷川亘統括理事長

国内主要53のIT関連団体が加盟して発足した「一般社団法人 日本IT団体連盟(IT連盟)」のロゴを掲げる役員。左から3番目が代表理事・筆頭副会長に就いた長谷川亘KCGグループ統括理事長(一般社団法人 全国地域情報産業団体連合会=ANIA=会長,一般社団法人 京都府情報産業協会会長)=2016年7月22日,東京・経団連会館
国内主要53のIT関連団体が加盟して発足した「一般社団法人 日本IT団体連盟(IT連盟)」のロゴを掲げる役員。左から3番目が代表理事・筆頭副会長に就いた長谷川亘KCGグループ統括理事長(一般社団法人 全国地域情報産業団体連合会=ANIA=会長,一般社団法人 京都府情報産業協会会長)=2016年7月22日,東京・経団連会館

IT人材を育成しながら世界最高水準のIT社会構築を目指す国内最大規模の「一般社団法人 日本IT団体連盟(IT連盟)」が,国内IT関連の主要53団体(加盟約5000社,総従業員数約400万人)が集い2016年7月22日に誕生しました。代表理事・筆頭副会長には長谷川亘KCGグループ統括理事長(一般社団法人 全国地域情報産業団体連合会=ANIA=会長,一般社団法人 京都府情報産業協会会長)が就任。立石聡明 京都情報大学院大学准教授(一般社団法人 日本インターネットプロバイダー協会副会長・専務理事)が理事に就きました。代表理事・会長は宮坂学ヤフー株式会社代表取締役社長が務めます。新組織は不足が慢性化し問題になっているIT人材育成のための教育推進に力を注ぐことや,政府との双方向のコミュニケーションを実現しながら規制撤廃などについて積極的に提言していくことを活動の柱に掲げました。

IT産業が今後の日本の経済成長をけん引する役割を果たしていくにもかかわらず, 人材不足が深刻で,経済産業省は「2030年に59万人が不足」,総務省は「2025年までに200万人規模の人材創出が目標」としています。また,ITにかかわる国の諸政策は国内の他の産業とは違い,経済産業省,総務省,文部科学省,国土交通省などバラバラにあり,またIT関連団体もそれぞれの省庁の傘下に100以上存在するのが現状です。新組織発足は,これらのIT団体に参画を呼び掛けて力の強い団体を組織することで,政府への提言を強化していこうという狙いがあります。主な事業として▽IT教育推進に関する諸活動▽IT人材育成に関する諸活動▽ITに関する事項の政府,関係機関等との連携,情報交流,意見表明及び具申▽海外IT関連団体との連携,意見交換▽サイバーセキュリティ強化のための諸活動▽会員間での連携および情報交流-などを挙げました。

この日,東京・千代田区の経団連会館で設立総会・理事会があり,その後の記者会見で宮坂代表理事・会長がIT連盟設立の趣旨を説明しました。その後,懇親会があり,来賓の石破茂・地方創生担当大臣(内閣府特命担当大臣)らがあいさつ,長谷川代表理事・筆頭副会長による乾杯の音頭でIT連盟誕生を祝いました。メンバーたちは,深く交流を続けながら日本のIT産業発展に向けスクラムを組んでいくことを確認し合いました。

懇親会で乾杯の音頭をとる長谷川代表理事・筆頭副会長
懇親会で乾杯の音頭をとる長谷川代表理事・筆頭副会長
設立後の記者会見の模様。大勢のマスコミ関係者が集まり,関心の高さを伺わせた
設立後の記者会見の模様。大勢のマスコミ関係者が集まり,関心の高さを伺わせた
懇親会であいさつする来賓の石破茂・地方創生担当大臣
懇親会であいさつする来賓の石破茂・地方創生担当大臣
ロゴ
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歌とヘア,メイクアップの共演。8月6日に「MUΣA ショー」

京都コンピュータ学院(KCG)と京都情報大学院大学(KCGI),京都自動車専門学校(KCGM)などKCGグループは下記のとおり,エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のメインボーカリストのニッツァ・メラスKCGI教授と,アメリカで活躍するヘアスタイリストのリサ・ヤマサキさんらによる「MUΣA(ムーサ) ショー」を開催します。一般の方も鑑賞できます。

「MUΣA ショー」はKCG創立50周年(2013年)を記念してニッツァ・メラス教授が制作したアルバム「MUΣA」をもとに,その楽曲からインスパイアされたコスチュームをまとい,へアスタイリングとメイクアップを施したモデルとダンサーによるエンターテインメント・ショーです。ロサンゼルスを中心にアメリカ美容業界で高く評価されているリサ・ヤマサキさんとROSHARさんによる視覚イメージとロサンゼルスでトップレベルのダンサー宮本 佳奈さんによるダンスは「MUΣA」を総合芸術作品にまで高めます。「MUΣA ショー」はファッションや美容関係に興味のある方はもちろん,一般の方にも音楽と視覚イメージの融合した総合エンターテインメントとしてお楽しみいただけます。 「MUΣA ショー」は今年3月のIBS(International Beauty Show)ニューヨークを皮切りに,6月に行われたIBSラスベガスでも好評を得ました。このショーは7月より始まるMUΣAジャパンツアーの一環です。

日時:2016年8月6日(土)15:30〜16:40
場所:京都コンピュータ学院 京都駅前校 6階大ホール(京都駅より西へ徒歩7分)
参加費:1,000円
参加申し込み:7月29日(金)まで
定員:100名
お問い合わせ・お申し込み先:京都コンピュータ学院総務部
電話:075-762-2030(平日の9:00〜17:00)

※ 申し込みは定員になり次第,締め切ります

出演者

ニッツァ・メラス(Nitza Melas) 多言語を操り,世界各地で聴衆を魅了してきたカナダ・モントリオール生まれのシンガーソングライター。各国でサーカスやミュージカルなどの公演を続けるエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のメインボーカリスト3人のうちのひとり。そのうち自らが作詞作曲した歌がシルク・ドゥ・ソレイユのショーに採用されたのは彼女のみで,事実上,同集団のトップ歌手といえる。歌,作詞作曲のみならず,グラフィックデザイン,プロモーション,販売まですべてをこなす。元ミュージシャンズ・インスティチュート講師,ロサンゼルスミュージックアワードワールドミュージック部門・ハリウッドミュージックアワード ワールドミュージック部門・DEKAアワードなど受賞多数。SXL(エス・バイ・エル)やトヨタエスティマのCMソングや,アニメ・ゲームの声優等実績多数。2013年より京都情報大学院大学教授。

リサ・ヤマサキ 日本でのサロン経験を経て渡米後1995年LAにてJ’s Hair Studio & Academy社を設立。日本人で初めての2015NAHA(North American Hairstyling Awards) Editorial Stylist of the Year 受賞。日本人として初めて全米のヘアショーでゲストアーティストとしてメインステージに出演する。細部は全て髪の毛で作りこまれ西海岸の大胆な感性と日本の細やかな技術をコラボレイトさせた作品はヘアアートとして多くのアメリカ人を魅了し続けている。2016ロングビーチISSE メインステージ出演。2016ISSE Long Beach競技大会審査委員。2016ニューヨークIBS メインステージ出演。

ROSHAR ニューヨークやLAを中心に活躍するマスターメイクアップアーティスト。幼少より絵画とファッションに興味を持ち15歳よりメイクを始める。雑誌,VOGUE,ELLE,GLAMOUR,ZINKなどのトップファション誌で活躍。Paris,Nikki Hilton姉妹,Kanye West,Kimora Lee Simmonsなどのハリウッドセレブや数々のMusic Videoのメイクを手がける。コスメブランドのMAKE UP FOREVER,COVER GIRLの講師やRUNWAY,Paul Mitchell,L’Oréal,WellaでのメイクやNY,MIAMI FASHON WEEKを手がける。カナダ,モスクワ,ヨーロッパでも活躍するROSHARの感性とその繊細なるメイクは多くのプロを魅了してやまない。

宮本 佳奈 2歳半より福岡市内のバレエスタジオにてバレエを始める。15歳よりクラスにて,子供から初心者の指導に当たる。ソリストとして同バレエスタジオの公演に出演。高校生の頃からジャズダンスを始め,故Rei Aoo氏,故福岡加奈子氏に師事。1997年渡米Ken Dance Companyのメンバーとしてロサンゼルスを中心に全米各地の舞台に出演。ロサンゼルスタイムス紙には,Kenji Yamaguchi氏振付のソロパォーマンスを“上品に,悲しみが地表を漂い自己を探し続けるような心を掴むパフォーマンス”と賞賛される。現在ロサンゼルスを拠点に,バレエ講師として数々のスタジオでクラスを持つ。ダンサー/アシスタントディレクターとして,Kenji Yamaguchi氏のKenダンスカンパニーに所属しニューヨーク,ロサンゼルス,東京にて公演を行う。またプロジェクトとしてはKana’s Japan Relief Fundを2011年3月11日に立ち上げ,津波被害にあった仙台市へ植樹の為のチャリティー活動を行い 現地の方々との交流を深めている。2013年よりLisa Yamasakiのショーの演出,振付を担当,ダンサーとしても全米,ジャパンツアーに出演。Lisa Yamasaki作品の世界観を見事に表現した演出は観客に多くの感動を与える。

MUΣAポスター