「Unity道場 京都スペシャル2」をKCGで開催

Unity道場 京都スペシャル2

『Pokémon GO』や『スーパーマリオ ラン』,『Fate/Grand Order』の開発にも採用されているゲームエンジン『Unity』の大規模勉強会「Unity道場 京都スペシャル」が2017年11月18日(土),京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校で開催されました。KCGのデジタルゲーム学系の教員と学生たちは,イベントスタッフとして当日の運営にも参加させていただきました。昨年に引き続き「Unity道場 京都スペシャル2」を主催した株式会社クラウドクリエイティブスタジオは,KCG卒業生が在籍しているゲーム会社で,今回もKCG卒業生が司会進行を担当しました。

ホールではUnityをこれから勉強したい学生やクリエイターなどを対象に,初心者〜中級者向けの各種講演が実施されました。さらにゲームアプリ運営にとって非常に重要となるチート対策セキュリティに関する講演も実施され,参加したKCG在学生も熱心に学んでいました。

また,今回はKCGの在学生がUnityを使用して制作したVRゲームの展示を行い,多くの方に作品をプレイしていただきました。プロのクリエイターからも直接アドバイスをいただいた学生らは,改善点について,しっかり確認をしていました。

イベント終了後の懇親会では,ゲーム会社のクリエイターとの交流に加え,卒業生・在学生・教員が10名以上の輪を作って同窓会さながらに集いました。現役のクリエイターでもある卒業生からは,今後のゲーム業界やクリエイターに求められることについて,後輩である在学生に向けて熱心にお話しくださいました。

KCGでは,今後もこのような勉強会開催の協力を通じて,在学生がチームワークやコミュニケーション能力を磨く機会や,ゲームクリエイターから作品についてのアドバイスを密に受けられる機会を増やし,ゲーム業界からより求められる知識と能力を兼ね備えたクリエイターの育成を続けてまいります。

京都コンピュータ学院の学生手作りの祭り「11月祭」が開かれました

KCGの秋の恒例行事「11月祭」
KCGの秋の恒例行事「11月祭」

京都コンピュータ学院(KCG)の学生が手作りした学校祭「11月祭」が,11月3日(金)・4日(土)の両日,KCG京都駅前校で開催され,学生たちの熱気とエネルギーが校舎にあふれました。1階ロビーでは,焼き鳥・ホットドッグ・カレーなど,恒例の模擬店が人気を呼び,展示発表では,学生の制作したゲーム・イラスト・映像作品,シューティング・ゲーム,ユニークなカフェなど,学生らしいオリジナルな発表・催しが行われました。また6階大ホールでは,コーラスとダンスの発表やゲーム競技が行われ,若者らしい盛り上がりを見せた2日間となりました。

人気を呼んだたこ焼きの模擬店
人気を呼んだたこ焼きの模擬店
学校祭を満喫する学生たち
学校祭を満喫する学生たち
躍動感あふれるダンス・ステージ
躍動感あふれるダンス・ステージ
5分間だけ,何でも話せる「ライトニングトーク」
5分間だけ,何でも話せる「ライトニングトーク」
盛り上がった軽音部の「地下ラウンジ11月祭ライブ」
盛り上がった軽音部の「地下ラウンジ11月祭ライブ」
合唱サークル「U-Choir」による恒例のステージ発表
合唱サークル「U-Choir」による恒例のステージ発表
最先端のVRゲームも登場した「Clup-SP」のゲーム展示
最先端のVRゲームも登場した「Clup-SP」のゲーム展示

江見圭司KCGI准教授がeラーニングアワード2017フォーラムで発表しました

江見圭司KCGI准教授が発表したeラーニングアワード2017フォーラムの会場
江見圭司KCGI准教授が発表したeラーニングアワード2017フォーラムの会場

京都情報大学院大学(KCGI)の江見圭司准教授が「eラーニングアワード2017フォーラム」で,KCGIと京都コンピュータ学院(KCG)が,マクセル株式会社および一般社団法人 野菜プラネット協会と産学連携で共同開発した「机上投射型電子黒板システム」について発表しました。机上投射型電子黒板システムは,机上に映像を投影し,その映像をインターネット経由で複数の地点で共有することで,離れた場所でも,映像を通して円滑にコミュニケーションを進められるeラーニングなどのための機材です。机上型なので学習者はお互いに顔を見合わせて議論でき,机上の映像には手で直接書き込むことも可能で,その映像も遠隔地点の学習者に即座に共有されるので,離れていても違和感なく学習を進めることができます。映像・テキストなどのコンテンツも再生できるほか,机上での映像の進行も逐一クラウドに蓄積されていくので,授業の進行を後日確認することも可能です。

江見准教授は,「机上投射型電子黒板システムを用いたアクティブ・ラーニング」と題した発表の中で,初心者には継承が容易ではない農作業のような職人的技能を教えるのに,このシステムが有効であることを解説し,一般に15年はかかるとされるイチゴ栽培の技術を3年で修得した実証実験の事例も紹介しました。このフォーラムは,日進月歩で進歩するICTを学校や企業での学習に積極的に活用するために,eラーニングを実践している教育者・研究者が一堂に会して豊富な事例を紹介し,活発な議論を促すための会合で,ソラシティ カンファレンスセンター(東京都千代田区)で10月25~27日の期間に開催されました。

KCGIでは,eラーニングなどのICT活用の学習機会が拡大している状況に対応して,「メディアコラボレーションコース」を2017年4月に新設しており,江見准教授は,KCGI非常勤講師で野菜プラネット協会の小林信三先生,それにマクセル株式会社の技術担当者と共に,このコースで机上投射型電子黒板システムの活用法について研究・開発を進めており,eラーニングへの応用が今後さらに期待されています。

机上投射型電子黒板システムについて説明する江見准教授
机上投射型電子黒板システムについて説明する江見准教授
多くの見学者が訪れた展示ブース
多くの見学者が訪れた展示ブース
見学者が投射映像に実際に書き込んでいる様子
見学者が投射映像に実際に書き込んでいる様子
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KCGグループが産学連携で開発した机上投射型電子黒板システムによる三地点・遠隔講義の実験を実施しました

KCG京都駅前校6階大ホールで行われた机上投射型電子黒板システムによる遠隔授業の様子
KCG京都駅前校6階大ホールで行われた机上投射型電子黒板システムによる遠隔授業の様子

京都コンピュータ学院(KCG)と京都情報大学院大学(KCGI)は,マクセル株式会社および一般社団法人野菜プラネット協会と産学連携で共同開発した「机上投射型電子黒板システム」を使い,KCG京都駅前校・KCG鴨川校・KCGI東京サテライトの三地点を結ぶ遠隔授業の実験を2017年10月10日に行いました。このシステムは,机上に投影した映像を,インターネットを経由し三地点で共有して授業を進めるもので,教材のコンテンツをその場で再生できるのはもちろん,その映像に手で直接書き込めるほか,授業の進行も逐一クラウドに蓄積されていくもので,eラーニングへの応用に大きな可能性を秘めた最新のシステムです。

この日の遠隔授業では,KCGI非常勤講師で,野菜プラネット協会の小林信三先生がKCG鴨川校から講義を行い,三地点の学生がeラーニング用の教材開発についてディスカッションしました。机上型の特性を活かし学生はお互いに顔を見合わせて話し合いを行い,まとめた提案をその場で書き込んで提示し,遠隔地の教室の学生と意見を交わしていました。このシステムによる授業の実践は初めてでしたが,学生たちは積極的に機器を活用していました。

この机上投射型電子黒板システムについては,10月25~27日に東京のソラシティ・カンファレンスセンターで開催されるeラーニングアワード2017フォーラムで,江見圭司KCGI准教授が「机上電子型黒板システムを用いたアクティブ・ラーニング」と題して発表する予定です(10月25日,11:05~11:40)。またKCGIでは,2017年4月に新設された「メディアコラボレーション」コースにおいて,江見准教授と小林先生がこの机上投射型電子黒板システムを使ったeラーニング教材開発についての研究を行っています。関心のある方はKCGIで共に研究を進めましょう。

手で直接書き込める利点を持つ机上投射型電子黒板システム
手で直接書き込める利点を持つ机上投射型電子黒板システム
机上に投影されたKCG鴨川校の書き込みを見るKCG京都駅前校の学生
机上に投影されたKCG鴨川校の書き込みを見るKCG京都駅前校の学生
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2020年のICT業界を探る京都情報化セミナーが開催されました

情報化セミナーの開催された京都コンピュータ学院京都駅前校6階大ホール
情報化セミナーの開催された京都コンピュータ学院京都駅前校6階大ホール

「2020年,コンピュータはどう進化するか(次世代コンピュータ) これからのITシステム開発に必要となるDocker技術をご紹介」と題して,京都コンピュータ学院(KCG)・京都情報大学院大学(KCGI)などKCGグループの長谷川亘統括理事長が会長を務める一般社団法人 京都府情報産業協会が主催,KCGとKCGIなどが共催する京都情報化セミナーが,10月19日,KCG京都駅前校6階大ホールで開催され,多くの学生が熱心に聴講しました。講演していただいたのは,日本ヒューレット・パッカード株式会社の HPE(Hewlett Packard Enterprise)エバンジェリストリーダー・HPE総合エバンジェリストの山中 慎吾氏と,HPE認定オープンソース・Linuxテクノロジーエバンジェリスの古賀 政純氏です。

古賀氏は,2020年に向けてICT業界が直面する課題として,40ZB(ゼタバイト)とも予測されるネット上のデータ量の爆発的増加とそれに伴う電力消費の増大を挙げ,この課題に対応する取り組みとして,次世代コンピュータを開発するHP社の「The Machine」プロジェクトを紹介しました。このプロジェクトは,すべてのデータへの均一なアクセス,メモリとハードディスクの両方の利点を活かしたUniversal Memory技術,CPUとメモリを銅線ではなく光で結ぶ接続方法(photonics)の採用によって,ハードの側からコンピュータの省電力・効率化を目指すもので,有望な次世代コンピュータとして注目を浴びています。

続いて古賀氏は,システム開発者のアプリ開発の労力を軽減する技術としてDockerを紹介しました。このDockerは,一つのOS内でアプリケーション・プロセスを分離させてマルチOS環境を実現する「コンテナ」を管理するソフトで,この技術を採用することで,アプリ開発者はOS導入の手間を省いて,すぐにアプリ開発にとりかかれるようになり,実際にHP社では,アプリ開発に要する時間が半分以下に短縮されたと報告されました。この技術によって,アプリ開発数は増える一方なのに開発期間は短くなっているICT業界において,開発者の労働環境の改善・ストレス軽減が期待されるということです。

次世代コンピュータについて熱く語る,日本ヒューレット・パッカード株式会社の山中 慎吾氏
次世代コンピュータについて熱く語る,日本ヒューレット・パッカード株式会社の山中 慎吾氏
Docker技術について解説する,日本ヒューレット・パッカード株式会社の 古賀 政純氏
Docker技術について解説する,日本ヒューレット・パッカード株式会社の 古賀 政純氏
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Unity大型勉強会『Unity道場 京都スペシャル2』をKCGで開催

Unity道場 京都スペシャル2

ゲームエンジン「Unity」の大型勉強会『Unity道場 京都スペシャル2』が11月18日(土),京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校にて開催されます。

Unityは『Pokémon GO』や『白猫プロジェクト』のモバイルゲーム,家庭用ゲームやVRゲーム開発などに採用されているゲームエンジンです。
これからUnityを使用してのゲーム開発にご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。高校生の方の参加も大歓迎です。

イベント名
Unity道場 京都スペシャル2
日時
2017年11月18日(土)10:00〜18:00(受付開始時間9:30〜)
会場
京都コンピュータ学院 京都駅前校 6階ホール
〒601-8407 京都府京都市南区西九条寺ノ前町10-5
費用
無料(事前登録制
主催
株式会社クラウドクリエイティブスタジオ
共催
京都クロスメディア推進戦略拠点
協力
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社

「豊かな創造性を養いたい」 KCG,KCGI 2017年度秋学期入学式を挙行

KCG京都駅前校6階ホールで挙行されたKCGグループの2017年度秋学期入学式(9月29日)
KCG京都駅前校6階ホールで挙行されたKCGグループの2017年度秋学期入学式(9月29日)

京都コンピュータ学院(KCG)と京都日本語研修センター(KJLTC),京都情報大学院大学(KCGI)の2017年度秋学期入学式が9月29日(金),KCG京都駅前校6階ホールで挙行され,豊かな創造性を養おうと意欲に満ちた,たくさんの人材が,新たにKCGファミリーに仲間入りしました。

入学者全員でKCGグループの50年以上にわたる沿革を紹介するビデオを見た後,長谷川亘KCGグループ統括理事長が式辞。本学の教育理念やこれまでの歩み,次代に向けた数々の取り組みを紹介しながら「将来を見据えながら十分に研鑽を積み,さらなる未来を切り拓いていかれることを願っています。本学の教職員は,全力で皆さんをバックアップしていきます」と激励しました。

続いて茨木俊秀KCGI学長は,ICTがこれから役割を果たしていくジャンルのひとつとして排気ガス問題や地球温暖化の解決を挙げた後,「できるだけ広い範囲の知識を吸収するため,興味を広く持って,積極的に授業,演習やプロジェクトに参加してください。同時に,学内・学外のいろいろな活動にチャレンジして,何事かを達成するという経験を積むことも価値があるでしょう」と新入生たちにメッセージを送りました。

これを受け,新入生を代表してKCGIに入学した河村昌紀さん(京都大学経済学部卒業)が「私たちは,理想の情報化社会の実現に貢献するため,専門知識や技術とともに,豊かな創造性を養うことを目指して,多くの仲間たちと協力し,ときには切磋琢磨しながら充実した学生生活を送るよう努めます」と力強く宣誓しました。新入生たちはKCGグループの一員として新たな一歩を踏み出しました。

入学生の皆さん,誠におめでとうございます。

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