KCGグループ2017年度入学式,入学者大幅増で2回に分けて挙行

盛大に挙行された2017年度KCGグループの入学式。入学者増により午前,午後の2回に分けて実施,いずれも大勢の新入生が会場を埋め尽くしました(2017年4月8日午前の部,京都駅前校6階ホール)
盛大に挙行された2017年度KCGグループの入学式。入学者増により午前,午後の2回に分けて実施,いずれも大勢の新入生が会場を埋め尽くしました(2017年4月8日午前の部,京都駅前校6階ホール)

京都コンピュータ学院(KCG)と京都情報大学院大学(KCGI),京都日本語研修センター(KJLTC),京都自動車専門学校(KCGM)の2017年度入学式が4月8日(土),KCG京都駅前校で挙行されました。入学者の大幅増加で式典は2回に分け,午前はKCGとKCGM,午後は札幌,東京サテライトとつないでKCGIとKJLTCを実施,未来のITや自動車業界を担う大勢の仲間たちがKCGグループの一員となりました。式でそれぞれの新入生代表からは「理想の情報化社会の実現に貢献するため,専門知識や技術とともに豊かな創造性を養うことを目指して,日々成長できるよう努力します」と力強い宣誓がありました。

午前,午後の式典とも,主会場のKCG京都駅前校6階大ホールは新入生や保護者,関係者らであふれホワイエや教室も活用しました。また,留学生もたくさんの国から数多く入学,国の期待を背負った国費留学生が年々増えているのが最近の特徴です。

式でははじめに,日本最初のコンピュータ教育機関として1963年に創立したKCGグループの今日までの歩みを紹介するビデオを見た後,長谷川 亘 KCGグループ統括理事長が式辞。KCGグループそれぞれの学校について紹介し,「皆さんは,今日から本学の一員です。本学で学ぶことを選択し決意されたことに誇りを持って,学生生活を有意義に過ごしていただきたいと思います。将来を見据えながら十分に研鑽を積んでください。そして,優秀な先輩たちに続き,自信に満ちた卒業生・修了生となってさらなる未来を切り拓いていかれることを願っています。本学の教職員は,全力で皆さんをバックアップしてまいります」と激励しました。

続いて,茨木 俊秀KCGI学長は,ネットとデジタル技術が与えたインパクトとして「アメリカ大統領選挙」と,MOOC(大規模オンライン講座)などの「教育」分野を挙げたうえで「ICT(情報通信技術)を学び,必要な知識を主体的に獲得する努力をしながら,ご自分の健全な常識とモチベーションを育ててください」とのメッセージを送りました。

これを受け,新入生代表として午前の部は溝口歩さん(KCGメディア情報学科,三重県立宇治山田商業高等学校出身),午後の部は刀根拓也さん(KCGI,大阪教育大学出身)が「私たちは,それぞれが思い描いた未来へと向かって,目標を持ち,新しいことに挑戦し,努力を惜しまず進む覚悟を固めています。ICTの発達に伴い高度情報社会となった現代において,誰もが必要な情報を有効に活用できる豊かで安全・快適な社会をつくり出すことが,私たちが志す情報技術者の使命だと考えます」と力強く宣誓しました。

この後,保護者懇談会などがあり,学生たちはKCGファミリーの一員として新たな一歩を踏み出しました。

みなさん,ご入学おめでとうございます。充実した学生生活が送られるよう,応援しています。

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Unreal Engine大型勉強会『Unreal Fest West ’17』 がKCGで開催

Unreal Fest West ’17

4月15日(土),ゲームエンジン「Unreal Engine 4(UE4)」を開発しているEpic Games Japan主催のオフィシャル大型勉強会『Unreal Fest West ’17』が京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校にて開催されます。

UE4は,『ファイナルファンタジーVII リメイク』,『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて』,『鉄拳7』,『ストリートファイターⅤ』,Nintendo Switch向け『真・女神転生』最新作などの開発にも採用されています。

【Unreal Engine採用ゲーム紹介映像】
https://www.youtube.com/watch?v=Vztn6HPL_Z4

京都コンピュータ学院では,UE4を使用してのゲーム制作を学ぶ授業を行っており,さらに教員向けのUE4ハンズオンセミナーなどの開催に協力しています。そのような繋がりをきっかけに今回,京都駅前校にて『Unreal Fest West ’17』が開催されることとなりました。

ゲームクリエイターやゲーム制作にご興味をお持ちの方々はもちろんですが,学生のみなさんにもご参加いただきやすいように,参加費無料となっていますので,ぜひお越しください。

イベント名
Unreal Fest West ’17
日時
2017年4月15日(土)10:00〜17:45 (受付開始時間9:15〜)
会場
京都コンピュータ学院 京都駅前校 6階ホール
〒601-8407 京都府京都市南区西九条寺ノ前町10-5
費用
無料(事前登録制)
主催
Epic Games Japan

Unreal Fest West ’17
http://unrealevent.jp/unreal_fest_west_17/

「KCG AWARDS 2017-学生作品発表会-」を開催しました

KCG AWARDS 2017

学生がプロジェクト演習などで開発,制作した作品の中から選ばれた優秀作品を発表する「KCG AWARDS 2017-学生作品発表会-」が2017年2月26日(日),京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校で開かれ,ゲーム学科の西村 知記さん,川並 ひできさん,佐藤 圭介さん,小野 隆太さん,大内 友香理さんの「O.D.」が最優秀賞に選ばれました。

KCGは2月8,9日に,学生たちがこれまでの学習・研究成果の集大成として作品を仕上げ,プレゼンテーション形式で発表する「プロジェクト演習発表会」を開催し,多くの学生たちが参加。その中から5作品を優秀賞に選び,「KCG AWARDS 2017-学生作品発表会-」であらためて発表しました。当日の審査は企業関係者の方々が務め,その中から最優秀賞を選びました。当日は,佳作計14作品の展示もありました。また,グループ校の京都情報大学院大学(KCGI)から,課程修了プロジェクトの優秀作品がゲストとして発表されました。

詳しい内容は,「KCG AWARDS 2017-学生作品発表会-」ページに掲載しています。どうぞご覧ください。

KCG AWARDS 2017-学生作品発表会-
http://kcg.edu/awards/2017/

「O.D.」の発表
「O.D.」の発表
KCG AWARDS 2017 集合写真

KCGI学生チームがイマジンカップ日本大会に出場しました

KCGIチームによる老人ホーム自動巡回ロボットの発表
KCGIチームによる老人ホーム自動巡回ロボットの発表

京都情報大学院大学(KCGI)の学生チームが,2017年3月22日,東京で開催されたマイクロソフト社主催の学生向けITコンテスト,イマジンカップ日本大会に出場しました。このコンテストは,学生の斬新な発想をIT分野のイノベーションにつなげようという主旨のもとに2003年から始まったもので,今回で15回目になります。200近い応募の中から予選を勝ち抜いた東京大学や東京工業大学など,KCGIを含めて全国9つの大学・高等専門学校のチームが参加しました。KCGグループからは,京都コンピュータ学院(KCG)の学生チームが,新たなゲームエンジンの開発で2013年度の日本大会で優勝しており,KCGIチームはそれに続く二度目の優勝を狙っての参加です。

多数の参加者・聴衆で埋まったイマジンカップ会場
多数の参加者・聴衆で埋まったイマジンカップ会場

大会には,トム忍足さん,植野貴裕さん,ネパル・アマンダさんの三人が参加し,忍足さんが代表して,老人ホーム自動巡回ロボットについて発表しました。このロボットは,職員の手薄な夜勤の時間帯に老人ホームの廊下を自動で巡回して,入所者が倒れていた場合,その身体に接触すると,クラウドコンピューティングシステムAzureを通して職員のスマホに通報するというものです。入所者に壊されても,修理が容易なようにレゴで制作されているなど,随所に工夫が施されたロボットで,実用化されれば老人ホームでの職員の労力軽減が期待されます。優勝の2チームはシアトルでの世界大会に参加することから,英語によるプレゼンテーションが義務付けられ,忍足さんも落ち着いた態度で10分間,英語で発表しました。審査員からは,レゴを使った理由や世界市場におけるニーズなどについて,質問が出されました。

英語でプレゼンテーションするトム忍足さん
英語でプレゼンテーションするトム忍足さん

KCGIチームは残念ながら,世界大会への切符は手にすることはできませんでしたが,展示ブースには,他チームの学生や審査員,それに企業の開発担当者などが次々に訪れ,ロボットのメカニズムや製品化の可能性について熱心に尋ねるなど,高齢化社会を迎えている日本社会の実情を反映して,高い関心を集めていました。

学生チームが開発した老人ホーム自動巡回ロボット
学生チームが開発した老人ホーム自動巡回ロボット
展示ブースでロボットについて説明する学生チーム
展示ブースでロボットについて説明する学生チーム
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思い出に知識と技術を携え社会へ 2016年度学位授与式・卒業式

2016年度学位授与式・卒業式
盛大に挙行された2016年度京都情報大学院大学の学位授与式,京都コンピュータ学院,京都日本語研修センター,および京都自動車専門学校の卒業式=2017年3月18日,京都コンピュータ学院 京都駅前校 6階ホール

2016年度の京都情報大学院大学(KCGI)学位授与式,京都コンピュータ学院(KCG)と京都日本語研修センター(KJLTC),および京都自動車専門学校(KCGM)の卒業式が2017年3月18日,KCG京都駅前校6階ホールで挙行されました。IT人材の不足が叫ばれる中,KCGグループでともに学んできた仲間たちは,学生生活の思い出を胸に,技術と知識を携えて社会へと力強く羽ばたいていきました。修了生・卒業生のみなさん,誠におめでとうございます。みなさんのご活躍を心よりお祈りしています。

式には保護者の方々も大勢訪れ,ホールを埋め尽くしました。はじめにKCGIの茨木俊秀学長が修了生に「情報技術修士(専門職)」の学位記を授与,KCGの卒業生には洛北・鴨川・京都駅前校の各校長,KJLTC卒業生には鴨川校校長,KCGM卒業生には同校長がそれぞれ卒業証書と学位記を授与しました。この後,KCGI・KCG・KCGMの最優秀賞,優秀賞に選ばれた修了生・卒業生に表彰状と記念品が授与されました。

式辞でKCGグループの長谷川亘統括理事長は,修了生・卒業生に対し「皆さんが本学で修得した技術・知識は,未来を切り拓くうえでの確かな力になります」と強調。4万人を超える卒業生・修了生による人的ネットワーク「KCGファミリー」が今後のビジネスや人生に必ず役立つとし「これからもよきネットワークを築き,広げながら,社会をけん引するリーダーとして活躍されることを心より願っています」と,はなむけの言葉を送りました。

茨木学長はこの30年近くの間にICT(情報通信技術)がわれわれの生活を大きく変えてきたとし「今後もIoT(モノのインターネット),AI(人工知能)をはじめ,さらに新しい技術が登場し,今から30年後の社会がどのようになっているかを想像することが難しいほどです。このような中,チャンスを逃さず常にアンテナを張り,積極的にチャレンジしてください」と激励しました。

続いて,卒業生・修了生を代表し,文系大学を卒業後に地銀に入行,その後KCG情報処理科で学んだ安見亜希子さんが卒業の辞を述べました。「自分はコンピュータの知識も技術もなく入学当初は不安でしたが,諸先生方の懇切丁寧なご指導で無事この日を迎えることができました。フレッシュマンキャンプなどの学校行事で学生同士,横のつながりができたことも大切な思い出です」と振り返り「KCGでの学生生活を人生の財産とし,パイオニア精神を忘れず,豊かな社会づくりに少しでも役立てるよう努力していきます」と誓いました。最後に出席者全員で「蛍の光」を斉唱しました。

式典後はリーガロイヤルホテル京都に会場を移し,祝賀会を開催しました。修了生・卒業生たちは,これまで喜びや苦労を共にした教職員らを交えて,思い出話に花を咲かせるとともに,これからの飛躍を誓い合いました。抽選会などのイベントで盛り上がり,学生最後の一日を笑顔で終えました。

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ゲーム会社見学会開催 辰巳電子工業(株)を訪問しました

京都コンピュータ学院(KCG)の学生・教員が2017年3月10日(金),奈良県でゲーム関連事業を手掛ける辰巳電子工業株式会社を訪問して見学会を行いました。

辰巳電子工業(株)は,1970年に設立され,主にアーケードゲーム機,プリントシール機,スマートフォンアプリの企画・開発・販売を行っています。人事ご担当の田中様より,創立以来46年の歴史の中で開発してきたゲーム機やゲームソフト,モバイルアプリについて,詳しくお話を聞かせていただきました。

続いて,プロデューサーの林様との座談会を実施していただきました。 林様からは,『ファンタジードロップ』の大幅リニューアルバージョン『デモノ・クルセイド〜ファンタジードロップ2.0〜』のリリースに至ったKPI(重要業績評価指数)の分析などモバイル・オンラインゲームの運営についてのお話や,今後,ゲーム業界を目指す上で持つべき心構え,1人でも多くの人とコミュニケーションを取れる機会を増やして自分自身にはなかったアイデアや触れてこなかった分野の知識を知る大切さについて,学生の質問に答える形で熱心にお話しくださいました。座談会終盤には,企画書制作のアドバイスに加え,学生が持参した作品の指導もしてくださいました。

座談会終了後には,ガラス張りの吹き抜けで日当たりがよい食堂にてランチをいただきました。シェフが作ったランチを素敵な食堂で食べられるということで,学生もその環境の良さに感動していました。

ランチのあとは近代的な社屋や実際にクリエイターが作業している開発現場を見学させていただきました。クリエイターの中に,デジタルゲーム学系の先輩であるKCG卒業生の姿もあり,興味深く見学していました。見学の合間には,社内に設置されている同社開発のプリントシール機での撮影会を実施してくださり,最新プリントシール機の機能や内部の構造についてもご紹介くださいました。

本日の見学会は,これから就職活動を迎える学生たちにとって,進路を考える上での貴重な体験となりました。辰巳電子工業(株)の皆様,まことにありがとうございました。

ゲーム・アニメ関連企業合同就職説明会がKCGで開催されました

クリエイター志望の学生たちが集まった企業のブース
クリエイター志望の学生たちが集まった企業のブース

ゲームとアニメの関連会社15社が一堂に会した合同就職説明会が,2017年3月11日,京都コンピュータ学院(KCG)で開催され,ゲーム・アニメ関連のクリエイター志望の学生たちが押しかけました。京都インディーズゲームセミナー実行委員会などの主催による,この合同就職説明会「Job Jam Kyoto 2017」は今回で4回目の開催となり,東京・京都・大阪に拠点を置くゲーム関連会社11社が出展,同時にアニメ関連企業による合同就職説明会「Ani Job Kyoto 2017」も開催され,武田康廣 京都情報大学院大学(KCGI)教授が代表取締役を務める株式会社GAINAX京都など,京都に拠点を構えるアニメ制作会社4社も出展しました。

会場には,KCGやKCGIの学生を含む300名以上が訪れました。自由な発想や創造性が大切なゲーム・アニメ業界だけあって,スーツではなく,カジュアルな服装での参加が奨励された説明会です。各社のブースでは,企業の担当者がゲームプログラマ,ゲームデザイナー,ゲームプランナー,3Dデザイナーなどの求人情報や,自社の特徴やアピールポイントなどについて説明し,集まった学生たちは真剣なまなざしで聞き入っていました。人気のブースには立ち見も出るなど,会場は若者たちの熱気に終始あふれていました。

自社のゲーム開発について説明する企業の担当者
自社のゲーム開発について説明する企業の担当者
説明に熱心に聞き入る学生たち
説明に熱心に聞き入る学生たち