KCG留学生校友大会を開催 国籍や先輩・後輩の枠を超えて絆を深めました!

頑張っている留学生たちに校友会奨励賞が授与されました(2025年3月9日,KCG京都駅前校)
頑張っている留学生たちに校友会奨励賞が授与されました(2025年3月9日,KCG京都駅前校)

KCG(京都コンピュータ学院)留学生校友大会が2025年3月9日,京都駅前校で開かれました。在学生に加え卒業生,2025年度入学生,2026年度の入学希望者ら母国を離れ情報処理技術者を目指してKCGに集った留学生たちが,国籍や先輩・後輩の枠を超えて絆を深めながら励まし合いました。

はじめに2024年度に学業や学校での活動に頑張った学生らに校友会学習奨励賞を,たくさんの新入生を推薦した学生らに校友推薦賞を授与。寺下陽一KCG京都駅前校校長・京都情報大学院大学(KCGI)学長が栄誉を讃えました。続いて在学生の代表がスピーチし,それぞれの学んでいることや頑張っていること,将来の目標や後輩へのメッセージを語りました。歓談ではこれから入学する留学生たちが,熱心に先輩たちに質問をしている姿も見られました。

KCGでは世界各国からのたくさんの留学生が学んでいます。卒業生たちは,KCGで身につけた技術や知識を活かして日本や母国で活躍しています。

在学生の代表がスピーチし,後輩へメッセージを贈りました
在学生の代表がスピーチし,後輩へメッセージを贈りました
先輩も後輩も先生たちもいっしょに盛り上がりました
先輩も後輩も先生たちもいっしょに盛り上がりました

KCGグループの2024年度学位授与式・卒業式を挙行しました

2024年度のKCGグループ学位授与式・卒業式。第二部はKCG・KJLTC・KCGMの卒業式を挙行しました(2025年3月14日午後,KCG京都駅前校・KCGI京都駅前サテライト6階大ホール)
2024年度のKCGグループ学位授与式・卒業式。第二部はKCG・KJLTC・KCGMの卒業式を挙行しました(2025年3月14日午後,KCG京都駅前校・KCGI京都駅前サテライト6階大ホール)

京都情報大学院大学(KCGI),京都コンピュータ学院(KCG)および京都日本語研修センター(KJLTC),京都自動車専門学校(KCGM)の2024年度学位授与式・卒業式が2025年3月14日,KCG京都駅前校・KCGI京都駅前サテライト6階大ホールで挙行されました。AIの開発・使用が急ピッチで進むなど社会のデジタル化が加速度を上げ,IT分野における優秀な人材,デジタル化著しい自動車業界でITスキルを備えた整備士を求める声が一段と高まる中,豊富な知識と高い技術を身につけ自信と希望にあふれた修了生・卒業生が,学び舎を巣立ちました。みなさん,誠におめでとうございます。今後のご活躍を心からお祈りします。

近年の学生数増加に伴い式典を2回に分け,午前の第一部はKCGI,午後の第二部はKCG,KJLTC,KCGMを挙行しました。春のよき日,多くの修了生・卒業生と保護者が参集した大ホールは,華やかな雰囲気に包まれました。KCGI札幌サテライト・東京サテライトなどのみなさんのため,式典はオンラインでも配信されました。

KCGIの寺下陽一学長が修了生代表に「情報技術修士(専門職)」の学位記を,KCG各校とKCGMの校長がそれぞれ卒業生代表に卒業証書と高度専門士・専門士称号授与書を授与しました。続いて,優れた学業・研究成果を残し最優秀賞と優秀賞,優秀プロジェクト賞に選ばれた修了生・卒業生に,顕彰状・賞状,盾・記念品が贈られました。

式辞でKCGI・KCG・KCGMの長谷川亘総長は,「みなさんは,本学においてITに関連する多くの知識・技術を修得されました。IT分野は,技術の進化とともに驚異的な発展を続け,とりわけAIは開発競争がますます激化しています。本学の修了生・卒業生に対しては,各界から大きな期待が寄せられています。身につけた知識と技術を活かし,社会人となってからもさらにスキルを高め,より良い社会を築いていくために貢献していただきたいと願っています」と激励。「みなさんは,5万人以上の修了生・卒業生による人的ネットワークである『KCGファミリー』の一員です。社会に出ると,先輩と出会う機会が必ずあります。そのとき,『自分は後輩です』と自信を持って名乗り,良き人間関係を築いて,それを強固なものにしてください」と要望したうえで,「本学の伝統と実績は,たゆまぬ努力を続けられた先輩方によって築き上げられたものです。本学KCGグループは,修了生・卒業生のみなさんと共にさらに発展していく所存です。みなさんの今後のご健勝とご活躍を心からお祈りいたします」と,はなむけの言葉を贈りました。

寺下学長は,「『新しい技術が社会にどのような影響を与えるか』という問いは,人類にとって数万年前からの重要課題でありました。『技術』というものは人類にとって必ず『プラス/マイナス』の両面があります」としたうえで,「AI技術の場合,人間社会に与える影響の大きさは極めて深刻であるとされています。暴走して人間社会を破滅に向かわせる可能性が無視できないという心配です」と指摘。そして「みなさんは今後,社会に出てIT・AIの開発・研究の実地で仕事をすることになると思いますが,技術のことだけではなく,その技術が社会にどのように使われるか,ということを同時に考えていただきたい。技術が高度なものになればなるほど,そのようなものの本質を熟知しているのは専門の技術者,すなわちここにいるみなさん以外ないということであります。自分の技術を磨くと同時に社会の啓蒙活動も技術者の重要な任務かと思います」と求め,これから技術で未来を切り拓く修了生・卒業生を励ましました。

修了・卒業の辞を,第一部でKCGIの青柳さん,第二部でKCG情報工学科の林さんが述べました。KCGグループで学んだ技術や知識,経験を活かし,社会に出てからも学ぶ姿勢を持ち続け,予想される困難を乗り越えていく決意を表明しました。

それぞれの式典の最後に,全員で「蛍の光」を斉唱しました。式典を終えた夕方には,リーガロイヤルホテル京都に場所を移して修了・卒業祝賀会が開催されました。笑顔いっぱいの会場では,修了生・卒業生・教職員らが思い出話などに花を咲かせました。

卒業式で式辞を述べる長谷川亘KCGI・KCG・KCGM総長(同)
卒業式で式辞を述べる長谷川亘KCGI・KCG・KCGM総長(同)
卒業式で式辞を述べる寺下陽一KCGI学長(同)
卒業式で式辞を述べる寺下陽一KCGI学長(同)
KCG鴨川校校長から卒業証書を授与されるKCG卒業生代表(同)
KCG鴨川校校長から卒業証書を授与されるKCG卒業生代表(同)
卒業の辞を述べるKCG情報工学科の林さん(同)
卒業の辞を述べるKCG情報工学科の林さん(同)
KCG・KJLTC・KCGM卒業式終了後,卒業生たちは思い出の詰まった学び舎で記念撮影。晴れやかな表情で写真に納まりました(2025年3月14日午後,KCG京都駅前校・KCGI京都駅前サテライト)
KCG・KJLTC・KCGM卒業式終了後,卒業生たちは思い出の詰まった学び舎で記念撮影。晴れやかな表情で写真に納まりました(2025年3月14日午後,KCG京都駅前校・KCGI京都駅前サテライト)
KCGグループ学位授与式・卒業式を終えた日の夕方,修了・卒業祝賀会が開催されました。笑顔いっぱいの修了生・卒業生たちが,教職員とともに学業生活の思い出や将来の夢を語り合いました(2025年3月14日夕,リーガロイヤルホテル京都春秋の間)
KCGグループ学位授与式・卒業式を終えた日の夕方,修了・卒業祝賀会が開催されました。笑顔いっぱいの修了生・卒業生たちが,教職員とともに学業生活の思い出や将来の夢を語り合いました(2025年3月14日夕,リーガロイヤルホテル京都春秋の間)
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NAIS研究会でKCGI学生が発表

「ジュゴン・ウミガメ・オオナマズを追いかける〜見えないものを観るバイオロギング」と題して講演する荒井修亮KCGI教授(2025年3月12日,KCGI京都本校百万遍キャンパス)
「ジュゴン・ウミガメ・オオナマズを追いかける〜見えないものを観るバイオロギング」と題して講演する荒井修亮KCGI教授(2025年3月12日,KCGI京都本校百万遍キャンパス)

京都情報大学院大学(KCGI)に事務局がある日本応用情報学会(NAIS :Nippon Applied Informatics Society)の2024年度研究会が2025年3月12日,KCGI 京都本校百万遍キャンパス大講義室で開かれ,KCGIの学生らが研究成果を発表しました。

研究会では,まず荒井修亮KCGI教授が「ジュゴン・ウミガメ・オオナマズを追いかける〜見えないものを観るバイオロギング」と題して招待講演。エビトロール(底引き網)によるウミガメの混獲をいかに防ぐかというタイの水産局からの要請に基づくプロジェクトから始まり,タイにおいて20数年間にわたって取り組んできたジュゴン,ウミガメ,メコンオオナマズの研究成果を紹介しました。

続いて,KCGI学生の丁さんによる「YOLOに基づく静止画からの火炎および煙の検出システムの実装とその評価」,伊藤さんによる「転移学習を用いたVideo Vision Transformerによる単語レベル手話認識」,早間さんによる「物体認識と音源分離の組み合わせによる動画データからの立体音響の生成システムの試作と評価」の研究発表が行われました。

NAISは,コンピュータと情報技術の応用に関する学術及び関連技術の振興をはかり,学術セミナーや論文誌の刊行などの活動を通じて,会員相互の協力と資質の向上を促進しながら,関連分野における人材の育成,IoT関連ビジネス技術に関わる教育及び産業の発展に寄与することを目的として活動しています。研究会にはKCGIの学生らも参加し,研究の成果を発表し,他の研究者から示唆に富んだ意見をもらえる貴重な機会ともなっています。

NAIS研究会ではKCGIの学生らの研究発表も行われました(同)
NAIS研究会ではKCGIの学生らの研究発表も行われました(同)
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KCGI・KCGにウズベキスタン デジタル技術省から調査団が来校

ウズベキスタン共和国デジタル技術省の桜井氏より寺下KCGI学長に記念品が手渡されました(2025年3月12日,KCGI京都駅前サテライト・KCG京都駅前校)
ウズベキスタン共和国デジタル技術省の桜井氏より寺下KCGI学長に記念品が手渡されました(2025年3月12日,KCGI京都駅前サテライト・KCG京都駅前校)

京都情報大学院大学(KCGI)と京都コンピュータ学院(KCG)にウズベキスタン共和国のデジタル技術省から2025年3月12日に調査団が来校し,KCGI京都駅前サテライト・KCG京都駅前校で日本のゲーム・アニメ分野に関して意見交換を行いました。

来校したのは,ウズベキスタン デジタル技術省の桜井明博大臣顧問,IT投資センターAbduvali Khaydarov局長ら5名。寺下陽一KCGI学長の歓迎のあいさつのあと,桜井氏が「京都を訪問し,このような貴重な機会を持つことができてうれしい」とあいさつ。続いて武田康廣KCGI教授がアニメ制作の流れと日本のアニメビジネスについて,高橋功KCGデジタルゲーム学系主任がKCGグループにおけるゲーム教育の展開について説明しました。高橋先生はウズベキスタンの学生とのゲームジャムなどコラボレーションの可能性についても言及,調査団のメンバーは質問をはさみながら興味深げに聴き入っていました。また,Sholom Gold KCGI教授がKCGIに2025年4月より新設されるITエンターテインメント専門分野の目指す教育内容について紹介しました。

ウズベキスタン側からはKhaydarov局長が,2024年に設立しゲーム開発会社やアニメ制作会社を含む30社以上を統合する一般社団法人Uzbekistan Creative Associationの活動とデジタル技術省の組織であるIT投資センターにおける人材育成の取り組みを紹介。若者に対するIT教育,クリエイター育成を国が支援している,国際的な連携にも力を入れており,将来は日本とも連携を図っていきたいと述べました。今回は特に日本でのゲーム開発について学びたいと日本を訪問。将来的にはより質の高いゲームやアニメなどのコンテンツをウズベキスタンで制作したい,そのためには日本の教育機関と交流を図り,教員の研修会や学生の交換留学なども実現したいと希望しました。KCGで学ぶウズベキスタンからの留学生3名も参加し,会談は終始和やかな雰囲気で行われました。

KCGIとウズベキスタン共和国デジタル技術省とは,2024年8月にデジタル教育分野強化や有望なIT関連プロジェクトの推進によるIT人材育成などに関する国際交流協定を締結。今後もお互いに訪問し,さらなる交流を進めていきます。

有意義な会談を終え,出席者全員で記念写真に納まりました(同)
有意義な会談を終え,出席者全員で記念写真に納まりました(同)
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立石KCGI教授が,3月17日にIGF勉強会で「.kyoto」について講演します

京都情報大学院大学(KCGI)の立石聡明教授が,2025年3月17日(月)に開かれる「IGF 2023に向けた国内IGF活動活発化チーム」の勉強会で,「ドット京都でのクリーンで安心安全なネット環境構築を目指す取組みについて」と題し講演します。この勉強会は,2023年に京都で催されたインターネット・ガバナンス・フォーラム(IGF Kyoto 2023)に向け結成され開催後も会合を継続している同チームの主催で,同日の第60回定例会合に続いて開かれ今回が第2回。東京の現地会場とZoom使用会場のハイブリッド形式で,講演内容に関心のある方なら,どなたでも無料で参加できます。希望者は後段の開催概要をご覧のうえ,お申し込みください。

立石教授は,一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会副会長兼専務理事,一般社団法人インターネットコンテンツセーフティ協会代表理事を務めています。講演では,地理的名称のトップレベルドメインである「.kyoto (ドット京都)」について,京都のためのサイバー空間の構築と「世界の京都」のさらなるブランド力の強化を産官学のオール京都で推進し,京都府全体の価値を高めることに貢献することを目標に掲げている,その取り組みを紹介します。

本学は,京都府の支持および国際的なドメイン管理団体であるICANNの承認を受けた「.kyoto」管理運営主体として,安心安全な,高い信頼性を維持したクリーンドメインを実現させ,この運営管理を「社会教育事業」と位置付けています。また,インターネットに関するあらゆる課題について関係者が対話する国連主催のIGF Kyoto 2023に合わせ,日本で初のSchool on Internet Governance(SIG)事務局を学内に設置。IGF終了後もさまざまな角度から考えるイベント「SIG Japan」を開催していて,本学が開設したサイバー京都研究所(CKL)が,その活動をサポートしています。

==開催概要==

日時:
2025年3月17日(月)18:00-19:00
演題:
「ドット京都でのクリーンで安心安全なネット環境構築を目指す取組みについて」
講師:
京都情報大学院大学教授 立石聡明氏
会場(ハイブリッド):
オンライン参加の場合:Zoom Meetingにて提供
現地参加の場合:
東京都中央区日本橋室町4-5-1 さくら室町ビル9階
国際経済連携推進センター 大会議室
https://www.cfiec.jp/access/
主催:
IGF 2023に向けた国内IGF活動活発化チーム
企画:
活発化チームに参加している有志
対象:
インターネット・ガバナンスに関心をお持ちの方々
備考:
参加は無料です。ハイブリッド開催となりますので,オンラインでも現地でもご参加いただけます。
参加申し込み方法:
2025年3月17日(月)12時までに,以下Webページよりお申し込みください。
オンライン参加:
https://us06web.zoom.us/meeting/register/enm_bsrWQJa08LURm9PiaA
登録後,ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。この中に記載されている参加URLをクリックすることで参加できます。
現地参加:
https://forms.gle/HddfuKJNxsRx4Xjw7
定員:
オンライン参加:100名
現地会場参加:30名
(会議システムの都合上,定員となり次第締め切らせていただく場合もございますのでご了承ください)
お問い合わせ:
「IGF 2023に向けた国内IGF活動活発化チーム」事務局 sec@japanigf.jp
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「KCG AWARDS 2025-学生作品発表会-」開催,レベルが高いと評価していただきました

KCGの学生が1年間の学習・研究成果の集大成として開発,制作した作品を発表した「KCG AWARDS 2025-学生作品発表会-」。6グループがプレゼン形式で成果を披露し,IT業界関係の審査員たちから高い評価をしていただきました(2025年2月23日,KCG京都駅前校6階大ホール)
KCGの学生が1年間の学習・研究成果の集大成として開発,制作した作品を発表した「KCG AWARDS 2025-学生作品発表会-」。6グループがプレゼン形式で成果を披露し,IT業界関係の審査員たちから高い評価をしていただきました(2025年2月23日,KCG京都駅前校6階大ホール)

京都コンピュータ学院(KCG)の学生が1年間の学習・研究成果の集大成として開発,制作した作品を発表する「KCG AWARDS 2025-学生作品発表会-」は2025年2月23日(日),KCG京都駅前校6階大ホールで開かれ,6グループがプレゼンテーション形式で成果を披露した結果,最優秀賞にはコンピュータサイエンス学系の小川さん,岡本さん,桐さん,鈴東さん(情報科学科)による屋内でも利用可能な経路案内アプリケーション「AnchorRoute」が輝き,長谷川亘KCGグループ総長・理事長から表彰を受けました。審査員はKCGの卒業生を含めたIT業界関係者6名が担当,「京都コンピュータ学院の学生は鍛えられているのか,実装能力=IT業界で言う“腕力”がありそうです。いずれの作品も独創的で,年々レベルが高くなっていると感じます」との評価をいただき,すべての学生たちに向け「生成AIやVRといった新しい技術が次々と登場し,覚えなければならないことが多くて大変な時代になりましたが,学生時代には楽しみながらでいいのでそれらに真摯に向き合ってみて,自分はこの技術で行こうと決め突き詰めていってほしい。仲間づくりも大事で,力を合わせて一つの目標に向け力を合わせるというのはとても良い経験になるでしょう」とのエールを送っていただきました。

2月5,6日に,「プロジェクト演習発表会」を開催し,その中から優秀賞に選ばれた6作品をこの日,あらためて発表。ゲストとして,グループ校の京都情報大学院大学(KCGI)の伊藤さんがマスタープロジェクトの優秀作品「転移学習を用いた Video Vision Transformerによる 単語レベル手話認識」を発表しました。司会進行は情報処理科 IT声優コース卒業生の小菅さんと藤田さんが担当。当日の模様は,オンラインによりライブ配信されました。

審査員は,富士通Japan株式会社 ソリューショントランスフォーメーション本部 シニアマネージャーの桝野弥千雄さん,日本電気株式会社(NEC)主席技術主幹 エグゼクティブプロフェショナルで国立情報学研究所客員教授の中村 祐一さん,BIPROGY株式会社 総合技術研究所 主席研究員の三浦仁さんと,KCG卒業生でいずれも学生当時「KCG AWARDS」に出場した株式会社タイミーの岐部龍太さん(ネットワーク学科卒業,2008最優秀賞),株式会社ディー・エヌ・エーの松田唯史さん(情報科学科卒業,2008出場),アマゾンウェブサービスジャパン合同会社の前田駿介さん(情報科学科卒業,2016最優秀賞)にお願いしました。審査員のみなさんからは,それぞれの作品についての細かい講評やアドバイスをしていただき,学生たちには今後制作活動を続けるうえで,大きな励みになりました。

詳しい内容は,「KCG AWARDS 2025-学生作品発表会-」ページに掲載しています。どうぞご覧ください。
KCG AWARDS 2025-学生作品発表会-
https://www.kcg.ac.jp/event/awards/y2025/

コンピュータサイエンス学系の4名が開発した屋内でも利用可能な経路案内アプリケーション「AnchorRoute」が最優秀賞に輝きました(同)
コンピュータサイエンス学系の4名が開発した屋内でも利用可能な経路案内アプリケーション「AnchorRoute」が最優秀賞に輝きました(同)

2月23日(日)にKCG AWARDS 2025を開催します!

京都コンピュータ学院(KCG)の学生が,学業の集大成であるプロジェクト演習の成果を発表する「KCG AWARDS 2025」が2月23日(日)に開催されます。一般の方はオンラインで視聴可能。公開プレゼンテーションで最優秀賞が決定します!

詳しくはこちらをご覧ください。
KCG AWARDS 2025 | KCG AWARDS 学生作品発表会 | イベント案内 | 京都コンピュータ学院
https://www.kcg.ac.jp/event/awards/y2025/

かんさい観光情報学研究会を共同開催。KCGIの学生,教員らが研究発表を行いました

かんさい観光情報学研究会で地方における持続可能な観光の発展に関する研究を発表するKCGIの学生(2025年2月15日,京都情報大学院大学京都駅前サテライト)
かんさい観光情報学研究会で地方における持続可能な観光の発展に関する研究を発表するKCGIの学生(2025年2月15日,京都情報大学院大学京都駅前サテライト)

京都情報大学院大学(KCGI)との共同による観光情報学会のかんさい観光情報学研究会2024年度第1回研究会が2025年2月15日,KCGI京都駅前サテライトで開催され,KCGI観光IT専門分野の学生,教員らが研究発表しました。大阪,和歌山の学会メンバーのほか,京都コンピュータ学院(KCG)や観光IT専門分野以外のKCGIの学生たちも多数参加,活発な質疑応答や意見交換の機会があり,学生にとっても今後の研究・学習に役立つ学びの場となりました。

研究会では,京都外国語大学国際貢献学部グローバル観光学科の増田央准教授が「清酒広告動画を活用したロボットによる情報伝達とそのパーソナライゼーションの効果検証」と題して特別講演したほか,中国文化観光部駐日本東京/大阪観光代表処 元首席代表,中国観光協会サービス品質向上分会 副会長の王偉さんによる招待講演「中国旅行業: 低迷とその対応策」が行われました。観光について学ぶKCGIの学生や教員らによる発表では,大阪・関西万博開催を間近に控え,関西地方の持続可能な観光の発展を実現させていこうと多岐にわたるテーマが取り上げられました。

同研究会は,観光客の動態データの収集と解析,観光資源のデジタル化,スマートシティの実現に向けた取り組みなどを通じて,観光地の魅力向上と観光客の分散化を図り,産官学連携の枠組みを活用して実社会での実装と展開を目指すことを目的としています。KCGIは専門分野の一つとして,ICTを応用して新しい観光サービスや観光ビジネスモデルの創出を学ぶ「観光IT」を開設しています。今回の研究会は観光IT専門分野の教員が中心となって準備を進めてきました。

特別講演では京都外国語大学の増田央准教授がロボットと生成AIを活用したマーケティングにおける情報提供手段の差の顧客に与える影響の評価手法について話しました
特別講演では京都外国語大学の増田央准教授がロボットと生成AIを活用したマーケティングにおける情報提供手段の差の顧客に与える影響の評価手法について話しました
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KCG学生チームがミニッツゲームズコンテストで優秀賞を受賞!

ミニッツゲームズコンテストで優秀賞を受賞したチームドリーのみなさん
ミニッツゲームズコンテストで優秀賞を受賞したチームドリーのみなさん

京都コンピュータ学院(KCG)デジタルゲーム学系の1年生5名が結成した「チームドリー」が,新しいゲームプレイとシェアを目指すサービス「MinutesGames」(現在はクローズドβ中)のコンテストで,優秀賞を受賞しました。

受賞したゲームは,宇宙に届くまで(?!)ソフトクリームを巻いて積み上げる「まきまきソフトクリーム」。プランナーの今村さん,藤井さん,プログラマの中垣さん,島田さん,出江さんが入学後1年間KCGで学んだ知識と技術を試してみたいと,応募しました。

今村さんたちは,「こだわりのポイントはソフトクリームの動きです。どのように悔しい思いをしてもらって何回も挑戦してもらうかを考えました」とチャレンジを振り返り,「次のコンテストへの応募も決めているので,また賞を取れるようにがんばっていきたいです!」と今後の意気込みを語っていました。

同コンテストでは,2024年10月から2025年1月まで受け付けた作品を審査し,最優秀賞,優秀賞,奨励賞,特別賞が決まりました。コンテスト結果のサイトは「まきまきソフトクリーム」をトップから2番目に紹介。ゲーム画面や受賞コメントと共に「面白いゲーム,ありがとうございました」「純粋に楽しいです。人が横でやってるのを見ていてもシンプルでわかりやすいので楽しげに見えるところも◎」などのレビューが掲載されていました。

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プロジェクト演習発表会を開催,優秀作品が「KCG AWARDS」へ

プロジェクト演習発表会で1年間の学習・研究成果を発表しました(2025年2月5,6日,KCG京都駅前校6階大ホール)
プロジェクト演習発表会で1年間の学習・研究成果を発表しました(2025年2月5,6日,KCG京都駅前校6階大ホール)

京都コンピュータ学院(KCG)の学生が1年間の学習・研究成果の集大成として開発,制作した作品を発表する「プロジェクト演習発表会」が2025年2月5,6日に京都駅前校6階大ホールで開かれました。各教室での作品の展示,学内ウェブサイトでの動画による発表も行われました。プレゼンテーション形式で成果を披露した結果,優秀賞6作品が選ばれ,2月23日に同ホールで開催される「KCG AWARDS 2025~学生作品発表会」への出場を決めました。

プロジェクト演習発表会は学生個人もしくはグループが出場。KCGの教員が審査しました。発表では,制作・開発したアプリ,ゲーム,映像,機器などの制作のきっかけ,こだわりや工夫,難しかったことの克服や反省,今後の目標などを,普段の授業で培ったプレゼンテーション力を活かしてアピールしました。発表を終えた学生たちは,審査した教員からのコメントや質問に,今後のさらなる学びにつなげていこうと,真剣な表情で聴き入っていました。

毎年恒例の「KCG AWARDS」では,優秀賞に選ばれた学生たちが,改めて公開プレゼンテーションをし,産業界の方々や卒業生らを審査員として招いて,最優秀賞を決定します。例年,すぐに製品化できるレベルに達している作品も多く,産業界・学界関係者から高い評価を得ています。

教員からの講評を今後の学びにつなげます(同)
教員からの講評を今後の学びにつなげます(同)
教室では多彩な作品が展示されました。ゲーム作品などは実際に遊んでみることもできます(同,KCG京都駅前校)
教室では多彩な作品が展示されました。ゲーム作品などは実際に遊んでみることもできます(同,KCG京都駅前校)
2日間にわたる発表を終えてここからまた次に進んでいきます(同)
2日間にわたる発表を終えてここからまた次に進んでいきます(同)
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