「KCGサマーフェスタ2023」第二弾開催,小中学生がプログラミングを楽しみました

「はじめてのプログラミング講座」で児童らはまず,好きな画像を選んで主人公や敵を設定しました
「はじめてのプログラミング講座」で児童らはまず,好きな画像を選んで主人公や敵を設定しました

京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学,京都自動車専門学校などKCGグループの恒例イベント「KCGサマーフェスタ2023」の第二弾「はじめてのプログラミング講座」と「ゲーム制作から学ぶプログラミング講座」が2023年8月5日(土),京都コンピュータ学院 京都駅前校・京都情報大学院大学 京都駅前サテライトで開かれました。

「はじめてのプログラミング講座」は,小学児童を対象にした毎年人気の講座です。マウスでの操作をメインにしたプログラミングで,児童たちがゲーム作りに挑戦しました。今回作成したのは上から大量に出てくる敵を避けながら,アイテムをとって制限時間内にどれだけスコアを伸ばせるかを競うゲーム。ほとんどの児童がプログラミングは初めてでしたが,京都コンピュータ学院の教員や学生に教えてもらいながら,プログラミングでは非常に重要な条件分岐に取り組み,敵と当たったらどうするか,アイテムを取ると何点取れるかなど,思い思いに実装しました。児童たちは自由な発想で,どんなことがしたいというアイデアを出し,最後には全員がゲームを完成させて笑顔を見せていました。

「ゲーム制作から学ぶプログラミング講座」は中学生が対象。制作するゲームは「はじめてのプログラミング講座」と同じながら,実際にはどのようにプログラミングされているか,どのようにゲームが動くのかをソースコードを見ながら確認しました。参加者は自分の選択や判断がプログラムに反映されることを理解し,納得して作業を進めていました。変数,条件分岐,繰り返しといったプログラミングの重要な考え方をしっかり学んだ参加者は,「本格的なプログラミングは初めてだったけど,短時間でたくさんのことを教えてもらって,とても楽しかったです」「家でもまたやってみたい」とプログラミングへの興味をさらに深めていました。

「KCGサマーフェスタ」は,京都コンピュータ学院の創立者で初代学院長の長谷川繁雄先生の命日である7月2日の「閑堂忌(かんどうき)」に合わせ,より開かれた教育機関としての使命を果たそうと2010年から毎年開催しているイベントで,多くの方々に親しまれています。

中学生らはゲーム制作を通じ,どのようにプログラミングされているのかをしっかり確認しました
中学生らはゲーム制作を通じ,どのようにプログラミングされているのかをしっかり確認しました