「.kyoto」がサイバースペースに登場,茶道裏千家様が第1号

京都情報大学院大学(KCGI)サイバー京都研究所が京都府より唯一の支持を得て管理運営事業者(レジストリ)を務める地理的名称トップレベルドメイン「.kyoto」が,サイバースペースにデビューしました。京都に拠点を置かれる茶道の裏千家様が第1号として2015年6月1日,「urasenke.kyoto」の活用を始められました。

サイバー京都研究所では「.kyoto」運用にあたり,優先登録プログラムのファウンダーズプログラムとして創世メンバーを募集,京都府内の企業や各種団体に呼び掛け,準備を進めてきました。ファウンダーズは,ドメイン名を最大20個まで先行予約・取得できます。多くの企業・団体からお申し込みやお問い合わせをいただいた中,裏千家様の 「urasenke.kyoto」が第1号登録の運びとなりました。

ファウンダーズプログラムは今年11月30日までです。

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「.kyoto」を運営する「サイバー京都研究所」をKICKに開設しました

京都府より唯一の支持を得て地理的名称トップレベルドメイン「.kyoto」の管理運営事業者(レジストリ)を務める京都情報大学院大学(KCGI)サイバー京都研究所が2015年6月1日,京都府精華町・木津川市にある府の学術研究施設「けいはんなオープンイノベーションセンター」(KICK)にオープンしました。「.kyoto」の運営・研究のほか,eラーニングを使って世界の大学との連携教育を推進する「オープン大学京都」構築に向けた取り組みを進めます。

京都情報大学院大学・京都コンピュータ学院(KCG)などのKCGグループは,サイバー京都研究所の開設を記念し,7月19日(日)にKCG京都駅前校コンサートホールで,コンサート「ファゴットとチェロの調べ」の開催を計画しています。

サイバー京都研究所は2014年9月,府から同センター拠点研究活用計画として第1号認定を受けています。また2015年5月26日には,京都情報大学院大学と京都府との間で,「.kyoto」を使った京都ブランドの発信強化などを盛り込んだ連携・協力に関する包括協定を締結しました。

サイバー京都研究所は「.kyoto」運用にあたり,優先登録プログラムのファウンダーズプログラム(ドメイン名を最大20個まで先行予約・取得可能)として創世メンバーを募集,2015年6月1日に茶道 裏千家様の「urasenke.kyoto」が第1号登録してサイバースペースにデビューし,今後も京都に拠点を置く企業団体が相次いで登録の準備を進めています。ファウンダーズプログラムは今年11月30日までです。その後の販売プログラムは,インターネット上で使用されるドメインの管理をする米国の非営利団体ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)の規定に基づき,10月から「サンライズⅠ」(英数字とハイフンで商標登録している文字列が対象),12月から公的・公益機関優先登録および「サンライズⅡ」(商標登録している文字列が対象),2016年1月から「ランドラッシュ」(プレミアム価格での販売),同2月から一般登録,というスケジュールになっています。

http://ckl.kyoto/

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御礼 ネパール大地震 街頭募金で21万円の善意が寄せられました

大きな被害をもたらしたネパール大地震の被災者や復興に少しでも役立ちたいと,京都情報大学院大学(KCGI)の学生会(代表:由 黙さん)が5月23日,24日に京都市の三条大橋近辺で実施した街頭募金で,寄せられた善意は合計21万70円に上りました。26日に日本赤十字社に,2015年ネパール地震救援金として振り込みましたので,善意を寄せていただいた多くの方々にご報告いたしますのと同時に,あらためて心より感謝申し上げます。

活動で寄せられた義援金は,以下のとおりです。
【23日(土)】106,177円
【24日(日)】103,893円
【合計】210,070円

京都市の三条大橋界隈でネパール大地震の募金を呼び掛けるKCGIの学生たち(2015年5月23日)
京都市の三条大橋界隈でネパール大地震の募金を呼び掛けるKCGIの学生たち(2015年5月23日)
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KCGIが京都府と包括協定を締結,官学連携し京都ブランド発信

京都情報大学院大学(KCGI)と京都府は2015年5月26日,けいはんな学研都市の活性化やKCGIがレジストリ(管理運営事業者)を務める地理的名称トップレベルドメイン「.kyoto」を使った京都ブランドの発信強化,人材育成やまちづくりなどを盛り込んだ,連携・協力に関する包括協定を締結いたしました。KCGIは近く,「.kyoto」の運営・研究や,eラーニングを使って世界の大学との連携教育を推進する「オープン大学京都」構築をテーマとした「サイバー京都研究所」を,府が運営する学術研究施設「けいはんなオープンイノベンションセンター」(KICK,旧:私のしごと館,精華町・木津川市)に開設。サイバー京都研究所は昨年9月,府から同センター拠点研究活用計画として第1号認定を受けています。締結にあたり山田啓二 京都府知事は「実績があり,多くの人材を育成してきた京都情報大学院大学と連携・協力することにより,京都の可能性をより多く見いだせるでしょう。今後,スマートシティ実現に向け,いろいろな面でコラボレーションしていきたい」と期待の言葉を述べました。

この日,京都府庁で調印式があり,「京都情報大学院大学はICT分野の技術・教育を専門とする教育機関として,情報に関する教育・研究・開発などにおいて京都府と連携し,各事業に積極的に取り組む」を骨子とした協定書に,KCGIの長谷川亘理事長(KCGグループ統括理事長)と山田知事がサインし,握手を交わしました。式には茨木俊秀KCGI学長,木戸出正継サイバー京都研究所所長,内藤昭三サイバー京都研究所副所長も出席しました。長谷川理事長は「.kyotoは府のご指導,ご支援をいただきながら,ようやく活用が始まろうとしています。このドメインの使用は京都にゆかりの団体,個人に限定しますので,メイド・イン・京都が一目,URLで証明されることになり,京都ブランドの発信に必ずつながるでしょう。サイバー京都研究所をけいはんな学研都市に設けて事業を展開していくほか,さまざまな面で京都府と連携・協力しながら,京都の発展に役立てるよう努めていきます」とあいさつしました。

包括協定での連携・協力事項は次の通りです。

1 けいはんな学研都市の活性化

「けいはんなオープンイノベーションセンター」に「サイバー京都研究所」を開設し,ICTを活用した次世代スマートシティの実現に貢献

2 京都ブランドの発信強化

「.kyoto」

  • 2015年から運用開始される新トップレベルドメイン“.kyoto”の運営拠点を「サイバー京都研究所」内に置き,“.kyoto”を活用した新ビジネスの立ち上げ,事業拡大,情報発信強化等を研究テーマとして推進し,国内外へ京都ブランドを積極的に発信
  • 地理的名称トップレベルドメイン“.kyoto”の普及を推進するとともに,“.kyoto”のユーザーに対して,ICTに関連する情報提供など社会教育の実施

文化発信

  • 大学,観光,文化,和食,地域情報など京都に関する様々な情報を一本化し紹介する動画サイトづくりへの参画
  • 和食文化の保護・継承・発展・発信に連携して取り組むため和食文化教育コンソーシアム(仮称)への参画
  • クールジャパンに代表されるマンガ・アニメ関連,ゲーム関連のコンテンツの情報発信を行うことにより,京都を国際的にアピール

3 国際化の推進

京都留学の拡大

  • ネット上にアジア地域をはじめ,日本文化や科学技術などに関心を寄せる世界の教育
  • 研究機関を中心とした海外大学と連携したサイバー大学環境を構築し,リアルな留学に結びつけるための魅力あるコンテンツを企画・製作
  • 京都への留学を希望する学生や現地大学等を対象とした留学前の日本語講座提供や留学後の日本語レベルアップ講座等の留学支援システムの企画

4 人材育成,まちづくり

教育コンテンツ等の研究・開発・提供

  • 海の民学舎におけるICTを活用した漁業の6次産業化等に関する講座開設へ協力
  • KYOTO CMEXにおいて取り組むゲームイベント等コンテンツ産業振興のための取り組みへの学生の協力
  • ウェブ,コンテンツビジネス分野での就職を目指す求職者向けの情報提供や技術支援セミナーの企画・実施,eラーニング等を活用した教育コンテンツの研究開発
  • 大学が有する日本最大規模のコンピュータミュージアムの一般開放を通じICT分野に対する興味の醸成
  • 子供から高齢者まで幅広い年齢層に対し,ICT関連のスキルアップを目的とした講習会やセミナーなどの実施

KCGIと京都府との連携・協力に関する包括協定書にサインし握手を交わす長谷川亘理事長(左)と山田啓二 京都府知事=2015年5月26日,京都府庁
KCGIと京都府との連携・協力に関する包括協定書にサインし握手を交わす長谷川亘理事長(左)と山田啓二 京都府知事=2015年5月26日,京都府庁
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スマートシティエキスポの出展,KCGIの取り組みを披露しました

情報通信技術(ICT)を活用した快適なまちづくりを実現するための最新の技術を紹介する京都スマートシティエキスポ2015(京都府や京都市などで構成する京都スマートシティエキスポ運営協議会主催)の展示会が5月21,22の両日,京都府木津川市,精華町の関西文化学術研究都市「けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)」で開かれ,京都情報大学院大学(KCGI),京都コンピュータ学院などKCGグループが出展しました。ブースを設け,教育機関としては世界で唯一レジストリ(管理運営団体)を務める地理的名称トップレベルドメイン「.kyoto」や,世界の各機関と連携しながらのIT教育,貴重な過去のコンピュータを保存・展示するKCG資料館などの取り組みを披露しました。

KCGIは,「.kyoto」を活用した事業展開や,eラーニングを使って世界の大学との連携教育を推進する「オープン大学京都」構築をテーマとした「サイバー京都研究所」を,今回のエキスポの会場となったKICKに近く開設します。「サイバー京都研究所」は去る2014年9月4日,京都府から同センター拠点研究活用計画として第1号認定を受けています。

京都スマートシティエキスポ2015に出展したKCGグループのブース(2015年5月22日,KICK)
京都スマートシティエキスポ2015に出展したKCGグループのブース(2015年5月22日,KICK)
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心に響く繊細な音色。野沢香苗 二胡コンサートを開催しました

幻想的で繊細な音色が響いた野沢香苗さんによる二胡コンサート“奏でる音・映る景色”
幻想的で繊細な音色が響いた野沢香苗さんによる二胡コンサート“奏でる音・映る景色”

KCGグループ(京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学,京都自動車専門学校など)は2015年5月21日(木),野沢香苗さんによる二胡コンサート“奏でる音・映る景色”をKCG京都駅前校6階コンサートホールで開催しました。日本を代表する二胡奏者の野沢さんは,古垣未来さん(ピアノ),渡辺具義さん(ギター),榊渚さん(ヴァイオリン),篠崎央彡さん(チェロ),寺嶋民哉さん(キーボード)の演奏とともに,昨年リリースしたアルバム「PLANET」の曲などを披露,幻想的で繊細な二胡の音色は,学生や訪れた大勢の一般の方々の心に深く響き渡りました。

二胡は中国民族楽器の代表のひとつで,日本ではこの十数年で急速に普及しました。野沢さんは2007年1月,日本人二胡奏者として初のメジャーデビューを果たし,国内外で演奏活動を続けています。2014年10月10日には京都コンピュータ学院で開催された創立50周年記念コンサート「MUΣA」で,二胡とヴォーカルを担当しました。

この日は,野沢さん作曲の「shizuku」や寺嶋さん作曲の「ゲド戦記~旅路」など6曲を演奏。途中,寺嶋さんによるミニ講義「映像と音楽について」があり,KCGの卒業生が作ったアニメに,寺嶋さんがさまざまな曲をつけて披露しました。曲によってアニメのイメージがガラリと変わることに,学生や一般の方々は興味をひかれている様子でした。野沢さんは「今回のように,学生のみなさんと映像と音楽のコラボレーションをする機会ができるとうれしいです」と呼び掛けてくださいました。


野沢香苗 二胡コンサート「奏でる音・映る景色」
http://www.kcg.ac.jp/event/concert20150521.html

寺嶋民哉さんによるミニ講義「映像と音楽について」では,KCGの卒業生が作ったアニメに,寺嶋さんがさまざまな曲をつけて披露しました
寺嶋民哉さんによるミニ講義「映像と音楽について」では,KCGの卒業生が作ったアニメに,寺嶋さんがさまざまな曲をつけて披露しました
野沢さんは日本を代表する二胡奏者。KCGの学生に映像と音楽のコラボレーションを呼び掛けてくださいました
野沢さんは日本を代表する二胡奏者。KCGの学生に映像と音楽のコラボレーションを呼び掛けてくださいました

大地震のネパール支援へ5月23,24日に募金活動を実施します

ネパールの大地震の被災者支援や復興に少しでも役立ちたいと,京都情報大学院大学(KCGI)の学生会(代表:由黙さん)は5月23日,24日午前9時〜午後4時,京都市の三条大橋近辺で募金活動を実施します。学生に参加・協力を呼び掛けています。

4月25日に発生したネパール大地震では,これまでに7,400人以上の死亡者が確認され,最終的には15,000人に達するといわれています。現在分かっているだけでも,14,000人以上がけがをし,100万人以上の人々が避難する場所を求めています。同じ地球上に,家族を失ったり,傷ついたり,家を失ったり,食べ物も薬もない状態で苦しんでいる人々がいます。大学との連携や,留学生・教員相互派遣などでネパールとのつながりが深い本学・KCGグループとしては,亡くなられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに,一日でも早い負傷者の回復,復興を心より願っています。学生会は,何とか助けの手を差し伸べたいと,募金活動を計画しました。

弱者への思いやりと奉仕は,京都情報大学院大学 学生会の誇り高い伝統のひとつです。東日本大震災や,中国でおきた四川省大地震でも本学の学生が募金活動を行い,被災した人々のために立ち上がりました。

寄せられた善意や物資は,日本赤十字社を通じて,被災者の方々の支援・救援や被災地の復興に役立たせていただきたいと思っています。

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