ゲームエンジン『Unreal Engine 4 (UE4)』セミナーを開催

エピック・ゲームズ・ジャパンのコミュニティ・マネージャー 今井 翔太様によるゲームエンジン『Unreal Engine 4 (UE4)』のセミナー(2017年5月23日,KCG京都駅前校6階ホール)
エピック・ゲームズ・ジャパンのコミュニティ・マネージャー 今井 翔太様によるゲームエンジン『Unreal Engine 4 (UE4)』のセミナー(2017年5月23日,KCG京都駅前校6階ホール)

京都コンピュータ学院(KCG)は2017年5月23日,京都駅前校6階ホールで,国内の大手ゲーム会社のメインタイトル開発にも採用されているゲームエンジン『Unreal Engine 4 (UE4)』のセミナーを,エピック・ゲームズ・ジャパンのコミュニティ・マネージャー 今井 翔太様にお越しいただき開催しました。

UE4は,『ファイナルファンタジーVII リメイク』,『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて』,『鉄拳7』,『ストリートファイターⅤ』など国内で代表的なゲーム開発に採用されています。セミナーでは,ゲームだけではなく,CMやドラマ,映画などの映像コンテンツ,建築分野での事例もご紹介いただきました。

株式会社バンダイナムコエンターテインメントは2017年7月14日,東京・新宿に国内最大級のVR(バーチャルリアリティー)エンターテインメント施設『VR ZONE SHINJUKU』をオープンします。そこに設置されるエヴァンゲリオンやドラゴンボール,マリオカートなどのVRアクティビティのほぼ全ての開発にもUE4が採用されています。

KCGでは,UE4を使用したゲーム制作を学ぶ授業を行っています。また教員向けのUE4ハンズオンセミナーや,オフィシャル大型勉強会『Unreal Fest West ’17』の開催に協力させていただいており,今後も積極的に各種イベントの開催をサポートしていきます。

今井様,ありがとうございました。

VR ZONE SHINJUKU公式ページ
https://vrzone-pic.com/

エピック・ゲームズ・ジャパンのコミュニティ・マネージャー 今井 翔太様によるゲームエンジン『Unreal Engine4 (UE4)』のセミナー(2017年5月23日,KCG京都駅前校6階ホール)
エピック・ゲームズ・ジャパンのコミュニティ・マネージャー 今井 翔太様によるゲームエンジン『Unreal Engine 4 (UE4)』のセミナー(2017年5月23日,KCG京都駅前校6階ホール)

KCGIからのSAP認定試験合格者が100人を達成!

KCGIからのSAP認定試験合格者100人目となった何佳怡さん
KCGIからのSAP認定試験合格者100人目となった何佳怡さん

ドイツSAP社のERP認定試験に合格した京都情報大学院大学(KCGI)の学生が累計で100人になりました!最初の合格者を出したのが2005年,そして2017年6月6日に合格した中国からの留学生 何佳怡(カ カイ)さんでちょうど100人目です。これを記念して6月14日,KCGIの教室で,ERPプログラムに所属する学生やERP教育担当の教員が出席してセレモニーが行われ,指導した上田治文教授から何さんに記念品が贈られました。SAPジャパンの福田譲 代表取締役社長からも記念品が贈られ,上田先生の手から渡されました。

ERP(Enterprise Resource Planning:企業資源計画)は,企業経営の基本的要素である「ヒト・モノ・カネ」の配分を最適化することで経営効率を高める計画手法で,SAP社のERPソフトウエアは多数の世界的企業に採用されていることから,同社のERPコンサルタント資格を持つ人材へのニーズは日に日に高まっています。

KCGI・ビジネスITコースのERP教育は,上田教授を中心に経験豊富な5名の教員が担当するという強力な布陣。入学最初のセメスターから計画的な講義・実習を展開して,SAP社認定試験合格を目指します。日本でもSAP ERPを導入する企業が増えている中,このERPコンサルタントの資格は就職への最短のパスポートになっています。これまでの合格者100人は全員が就職を実現,一部上場企業に採用された人も20人を超えるなど,国内外の企業でIT分野をつかさどるリーダーとして活躍しています。体系的にSAP ERP教育を行っている大学は日本ではKCGIのみです。今後も150人目,200人目の合格者を目指してSAP ERP教育に力を入れていきます。

上田治文教授から記念品を受け取る何佳怡さん
上田治文教授から記念品を受け取る何佳怡さん
合格者100人達成を記念した上田先生特注のボールペン
合格者100人達成を記念した上田先生特注のボールペン
KCGIでERPプログラムの教育を担当する5名の教員とともに記念撮影
KCGIでERPプログラムの教育を担当する5名の教員とともに記念撮影
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未来環境ラボが技術交流会を開催,学生たちに「最先端」を紹介しました

京都コンピュータ学院(KCG),京都情報大学院大学(KCGI)と日本ユニシス株式会社が産学提携して設立した未来環境ラボが2017年6月2日(金),KCG京都駅前校で,学生たちに最先端の技術を伝えることを目的にした技術交流会を実施しました。

技術交流会の様子。テーマごとに分かれたブースに多くの学生が集まりました。
技術交流会の様子。テーマごとに分かれたブースに多くの学生が集まりました。

今回の技術交流会は「ナチュラルユーザインタフェース」,「VR(仮想現実)」,「ロボティクス」の3つの技術がテーマ。多数の学生が足を運び,実際に技術に触れて楽しみ,日本ユニシスの研究員3名とKCG側の担当者の解説を聞いて理解を深めました。

ロボティクスブースの様子。センシングにより空間を把握し自動走行するロボットを紹介。
ロボティクスブースの様子。センシングにより空間を把握し自動走行するロボットを紹介。
VRブースの様子。VRゴーグルを装着し,実際にVR空間を体験。高いところは「足を踏み外しそうで動けない」と学生は驚いていました。
VRブースの様子。VRゴーグルを装着し,実際にVR空間を体験。高いところは「足を踏み外しそうで動けない」と学生は驚いていました。
ナチュラルユーザインタフェースブースの様子。写真は何もない空間に書いた文字を読みとり認識するシステム
ナチュラルユーザインタフェースブースの様子。写真は何もない空間に書いた文字を読みとり認識するシステム

研究員は「実際に触ってみることで理解が深まることは多いです。高度だと思えることでも簡単に実装できる時代になったので,今回の技術交流会が学生の新たなチャレンジにつながれば。そして斬新なアイデアをどんどん形にしていってもらいたいと思います」と話していました。

学生への説明
学生への説明

技術交流会に参加した学生は体験だけでなく,研究員の方々にプログラミング言語や様々なIT技術に関して質問をしており,「技術的な話が盛り上がって,とても楽しかったです。また開催されるときにも絶対に参加します」と目を輝かせていました。

デモを体験する学生
デモを体験する学生

また,技術交流会の前には,KCGの「特別講義1」の授業内で1年生を対象にそれぞれの研究員が講演し,各テーマの概要について説明しました。

未来環境ラボでは今後も定期的に技術交流会を開くほか,さまざまなイベントを実施していく計画です。

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チームラボによるIT業界セミナーを開催しました

デジタル社会の様々な分野のスペシャリストからなるウルトラテクノロジスト集団,チームラボによる業界セミナーが2017年5月31日(金),京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校にて開催されました。

チームラボは,アート,サイエンス,テクノロジー,クリエイティビティの境界を越えて,集団的創造をコンセプトに活動しています。システム・ソリューションやWEBデザインはもちろんのこと,約47万人が訪れた「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」,「ミラノ万博2015」日本館,5時間以上待ちとなった「DMM.プラネッツ Art by teamLab」他,ロンドン,パリ,シリコンバレー,台湾,北京,シンガポール,韓国など,アート展を国内外で開催しています。

今回,京都コンピュータ学院の学生が,チームラボより就職内定をいただいたことをきっかけにセミナーを実施してくださることになりました。

セミナーには,チームラボからEngineerの森山様とRecruiterの藤井様にお越しいただき,会社の事業内容,最近取り組んだ事例,開発におけるチームワークの重要性,それにプロジェクトの進め方などについて,動画もまじえて分かりやすく説明していただきました。職場環境についてもお話しいただき,自分の希望する配属先に異動しやすいことや,グローバルに活躍できる点などを特徴として挙げていただきました。

最後に,「チームラボが求める人材像は,新しいこと・新しい技術を学ぶことに積極的にチャレンジできる人です。自分自身で何か一つのシステムを最初から作ってみてください。大変良い経験になります」と,学生にアドバイスをいただきました。セミナー終了後には,学生の個別の質問にも丁寧に対応していただき,就職活動に関する助言もしていただきました。

7月14日からは,佐賀県武雄市の御船山楽園にて光の祭「かみさまが住まう森のアート展」を開催され,7月28日からは,渋谷・ヒカリエにて,光のアートに包まれる超幻想空間での体験型音楽フェスティバル「バイトル presents チームラボジャングルと学ぶ!未来の遊園地」を開催されます。

このようなIT技術を用いた新しい空間表現に携わるチームラボの活動に大きな刺激を受けた学生からは,今後のインターンシップへの参加だけではなく,イベントへの参加を通じて,より表現力のあるエンジニアを目指していきたいと意気込みが語られていました。

チームラボの皆様,学生にとって大変貴重な機会をいただき,ありがとうございました。

「かみさまが住まう森のアート展」
https://www.teamlab.art/jp/e/mifuneyama2017/

「バイトル presents チームラボジャングルと学ぶ!未来の遊園地」
https://www.teamlab.art/jp/e/jungletokyo-night/

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第一人者を招き「救急災害医療」の特別講義を実施しました!

京都コンピュータ学院(KCG)の応用情報学科医療情報コース,医療事務学科の学生が受講する「医学・医療総論」,「臨床医学概論」の講義の一環として2017年6月1日(木),日本の救急医学・集中治療医学分野の第一人者である志馬伸朗(しめ・のぶあき)先生による「救急災害医療」の特別講義を本学院で実施しました。

志馬先生は,日本の救急医学,集中治療医学分野の第一人者であり,京都府立大学附属病院,国立京都医療センターにて救急・集中医療分野の専門医として活躍され,現在,広島大学大学院救急集中治療医学教授かつ広島大学病院高度救命救急センター長を務めておられます。

講義は,過去にテレビ放映された医療ドラマの紹介から始まり,救命救急領域がER(救急医療),ICU(集中治療),DMAT(災害医療),病院前治療の領域に分類されること,救命医の仕事,救命救急センターと高度救命救急センターの違いなどをビデオやスライドを交えて,丁寧に分かりやすく説明されました。また,救命の連鎖(通報一次救命処置二次救命処置と治療)では,第一発見者による一次救命処置(胸骨圧迫とAED使用)が最も重要であることを力説され,医療従事者でなくても一次救命処置(胸骨圧迫とAED使用)ができるようになる必要性を再認識しました。最後に日本の救急医療の現状と問題について説明され,今後の日本の救急医療制度(特に終末期救命医療)は国民全員で考えて対応していく必要があるとの問題提起がなされました。救急医療という私たちにとっても身近で興味深い講義とあって,学生たちも真剣に聴き入っていました。

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米田貞一郎先生 安らかに。「琵琶湖周航の歌」やコンサートで偲ぶ

在学生,教職員,卒業生のほか,ご家族,かつて教えを受けたなどゆかりの深い方々が出席し,あらためて哀悼と感謝の意を表した「米田貞一郎先生を偲ぶ会」=2017年5月26日,京都コンピュータ学院 京都駅前校6階ホール
在学生,教職員,卒業生のほか,ご家族,かつて教えを受けたなどゆかりの深い方々が出席し,あらためて哀悼と感謝の意を表した「米田貞一郎先生を偲ぶ会」=2017年5月26日,京都コンピュータ学院 京都駅前校6階ホール

2016年6月7日に享年106歳で永眠された元京都コンピュータ学院京都駅前校校長,顧問の,米田貞一郎先生=元京都市立堀川高等学校校長,京都市教育委員会指導部長,京都学園大名誉教授=を偲ぶ会が,一周忌を控えた2017年5月26日,京都コンピュータ学院 京都駅前校6階ホールで開かれました。京都情報大学院大学を含めた在学生,教職員,卒業生のほか,ご家族,かつて教えを受けたなどゆかりの深い方々が出席し,米田先生にあらためて哀悼と感謝の意を表しました。

米田先生は1987年より京都コンピュータ学院において洛北校校長,京都駅前校校長,顧問などとして30年近くご指導をいただきました。毎年,京都三大祭の葵祭・祇園祭・時代祭の時期に「特別講義」をご担当され,穏やかな語り口で分かりやすい解説に学生たちの人気も高く,京都コンピュータ学院の名物講義になっていました。100歳をすぎてもなお教壇に立ち,教育に熱い情熱を注がれ続けてきました。

偲ぶ会でははじめにスライドなどで米田先生のこれまでの歩みが紹介され在りし日を偲んだ後,世界の各地で演奏活動を続けているルッツ・レスコヴィッツさん(ヴァイオリン)と長谷川 美沙さん(ピアノ)がバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV1001『アダージョ』ト短調」など6曲を献奏。最後に米田先生の愛唱歌だった「琵琶湖周航の歌」を出席者全員で合唱しました。途中,門川大作 京都市長から届いた「米田貞一郎先生は常に生徒の目線で,教育と学校経営について考え抜かれた方です。私自身も多くのことを学ばせていただきました。まさに本市が誇る教育者です。そのご功績とご遺徳に深く感謝いたします」とのメッセージが披露されました。コンサート後には小宴も催されました。

米田貞一郎先生,ありがとうございました。どうぞ安らかにお眠りください。

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ロボット動いた! しゃべったよ! KCGで児童対象のプログラミング教室を開催

=KCG京都駅前校で開かれた児童対象の「ロボットプログラミング教室」(2017年5月21日)
=KCG京都駅前校で開かれた児童対象の「ロボットプログラミング教室」(2017年5月21日)

京都コンピュータ学院(KCG)と株式会社クレタリア(株式会社キヤミーのグループ企業)が主催,京都市教育委員会が後援する小学4-6年生児童を対象にした「ロボットプログラミング教室」が2017年5月21日(日),KCG京都駅前校で開かれました。参加した子どもたちは,教材のプログラミング学習用二足歩行ロボット「Qumcum(クムクム)」の手足を自在に動かしたり,しゃべらせたりするプログラミングの世界を体験し,IT(情報技術)を使いながら充実した楽しいひと時を過ごしていました。

参加したのは,京(みやこ)少年少女モノづくり倶楽部会員の30名です。今回の教室は,参加申し込みを開始してから40分余りで定員に達し,近年のプログラミング人気を象徴しています。

この日,参加した児童は「Qumcum」を動かすための基本操作について説明を受けた後,踊らせたり,しゃべらせたりするプログラミングを思い思いに組み,最後に自信がある児童が発表。ITの知識を学びながらの,ワクワクドキドキ楽しい授業となりました。KCGの学生や教員がアシスタントとして活躍,「Qumcum」を使ったプログラミング教育に関心のある企業や教育行政関係者の方々が大勢見学に訪れていました。

「Qumcum」は,キヤミー社が持つシステム開発とプログラミング教育の経験と実績,ノウハウを児童向けにシステム化し,京都大学 喜多教授の監修により開発。全世界780万以上のダウンロード実績がある子ども向けビジュアルプログラミングツール「スクラッチ」と,全世界で多くの販売実績がある学習用マイコン「Arduino」をベースに独自に開発をした7軸同時制御の二足歩行ロボットをBluetooth によりワイヤレスにつなぎ,リアルタイムに制御する学習システムです。単純にプログラミングのテクニックを学ばせるだけのものではなく,プログラミングを通して最先端のITを知識として広く理解しながら,モノづくりに関心を寄せてもらえることを狙っています。

=プログラミング学習用二足歩行ロボット「Qumcum(クムクム)」の手足を自在に動かしたり,しゃべらせたりするプログラミングの世界を体験
=プログラミング学習用二足歩行ロボット「Qumcum(クムクム)」の手足を自在に動かしたり,しゃべらせたりするプログラミングの世界を体験
自信がある作品に仕上げた児童は発表も
自信がある作品に仕上げた児童は発表も
KCGの学生や教員がアシスタントとして活躍しました
KCGの学生や教員がアシスタントとして活躍しました