KCGの学生による2作品が「HTML5作品アワード」で受賞しました!

HTML5技術を採用した作品の出来栄えを競う「第1回 専門学校HTML5作品アワード」の審査がこのほど終了し,京都コンピュータ学院(KCG)の学生が出品した「Monacaを使った絵合わせWebアプリケーション『Fukuwarai』」(制作:石田渉さん,工藤良祐さん,西村汰月さん,室山和俊さん,四方良さん=いずれも情報科学科)がヘッドウォータース賞に,「もっと絵がうまくなりたい」(制作:東奈々さん=情報科学科)が入選に輝きました。KCGで得た技術と知識を存分に発揮してくれました。受賞した学生のみなさん,おめでとうございます!

これらの作品は,プロジェクト演習3およびプロジェクト演習4で学生たちが制作しました。プロジェクト演習は,与えられた課題をこなすのではなく,グループを組むなどして目標設定から企画,設計,作品制作,プレゼンテーションに至るまでを手掛け,大規模で質の高い作品を作り上げていく実習系の授業です。学生の技術力と就職力を同時にアップさせるのを目的としたKCGの独自のカリキュラムで,就職活動の際には,プロジェクト演習で制作した高度な作品を示すことで,技術力を強くアピールできます。実社会で活躍するためには技術力に加え,チームワーク,リーダーシップ,コミュニケーション能力,スケジュール管理能力,プレゼンテーション能力なども求められます。プロジェクト演習では,グループワークを繰り返し経験し,これらの能力を自然に身につけていきます。プロジェクト演習で学生たちが仕上げた作品は,これまでの各種コンテストでも入賞実績が多数あります。

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雪山でスキー・スノボを満喫♪ 栂池でスプリングコース

ウインタースポーツを楽しみ,宿泊研修を通じて協調性を養うことを目的とした京都コンピュータ学院(KCG)恒例の講座「スプリングコース『スポーツ科学-A』」が2018年2月26日(月)〜 3月1日(木),長野県の栂池高原スキー場で実施されました。参加した学生たちは広大な北アルプスを望みながらの銀世界でスキー・スノーボードを満喫し,学年や学科を超えて交流を深めました。

来年も参加したいという感想が多く,良い思い出になったことでしょう。

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KCGで児童対象のロボットプログラミング教室を開催

2018年2月24日(土),小学4年生以上を対象にした「ロボットプログラミング教室」をKCG京都駅前校で開催しました。参加した子どもたちは,教材のプログラミング学習用二足歩行ロボット「Qumcum(クムクム)」を自由に喋らせたり,手や顔を動かしながら,プログラミングの世界を体験し,IT(情報技術)を楽しみながら学びました。

「スクラッチ」を使用した「Qumcum」のプログラミング画面
「スクラッチ」を使用した「Qumcum」のプログラミング画面

京都コンピュータ学院の教員が講師となり,在学生がスタッフとして参加しました。子供たちは「Qumcum」を動かすための基本操作について説明を受けた後,新しい機能を知るごとに,様々な動きを組み合わせて「Qumcum」を動かしていました。

講師の「Qumcum」Tシャツも人気でした。欲しいという声も。
講師の「Qumcum」Tシャツも人気でした。欲しいという声も。
LEDライトを光らせながら手を振る「Qumcum」
LEDライトを光らせながら手を振る「Qumcum」

「もっとこういう動きをしたい!」と積極的にスタッフに質問をして,非常に大きなプログラムを作成する子供たちもいて,楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。

子供と一緒に保護者の方も真剣にプログラムを考えていました。
子供と一緒に保護者の方も真剣にプログラムを考えていました。

近年コンピュータプログラミングやITが人気ですが,今回の教室は参加申し込みを開始したその日に定員に達しました。今後,京都コンピュータ学院は「Qumcum」を使った児童対象のロボットプログラミング教室を開講していきますので,ぜひご期待ください。

「Qumcum」は,京都のソフトウェア開発企業の(株)キヤミー社が持つシステム開発とプログラミング教育の経験と実績,ノウハウを児童向けにシステム化し,京都大学 喜多教授の監修により開発。初心者向けのビジュアルプログラミングツール「スクラッチ」だけでなく,プログラミング言語の代表格である「C言語」でのプログラミングに対応しており,「楽しい」から始め,より高度な段階へとつながる学習が可能になります。

Qumcum
https://qumcum.com/

KCG未来環境ラボがワークショップ開催 学生らIT現場の実践さながら

KCGグループと日本ユニシスが共同で開設した「未来環境ラボ」による「アイディアワークショップ&ハッカソン」。KCGの学生たちが参加しました=2018年1月27日,KCG京都駅前校・KCGI京都駅前サテライト
KCGグループと日本ユニシスが共同で開設した「未来環境ラボ」による「アイディアワークショップ&ハッカソン」。KCGの学生たちが参加しました=2018年1月27日,KCG京都駅前校・KCGI京都駅前サテライト

京都情報大学院大学(KCGI)と京都コンピュータ学院(KCG)が大手ITサービス企業の日本ユニシス株式会社 総合技術研究所と共同で開設した「未来環境ラボ」は2018年1月27日(土),28日(日)の2日間にわたり,KCGI京都駅前サテライト・KCG京都駅前校で,「アイディアワークショップ&ハッカソン」を開きました。企業が実際に直面しがちな実務上の状況に対し,人間中心設計というデザイン手法を学びながらアイディアや成果物を出して競うコンテスト形式のイベントで,KCGの学生たちがチームに分かれて技術を駆使し創造力を発揮しました。日本ユニシスやKCGグループ教職員ら未来環境ラボのスタッフがサポートしました。

今回は学生たちがイベントに臨むにあたり,日本ユニシスの「HCD-Net認定 人間中心設計専門家」の坂本優子さんから,インタビューや行動観察を通じてユーザーを深く理解し,ユーザーに寄り添った解決策を設計する手法「人間中心設計」について指導していただく機会もいただきました。

大企業のCMを多数手がけている映像制作の株式会社ハット(本社:東京・港区)にユーザー役になっていただきました。はじめに同社の小田上洋光・取締役クリエイティブ本部長(ディレクター)と渡邉雄介プロデューサーが自社の紹介をした後,学生たちに向け映像制作の流れやスタッフ構成とそれぞれの役割などに触れながら,仕事内容について説明しました。

学生たちは3〜4人で1チームを組み,27日のアイディアワークショップでは問題設定とそれを解決するためのアイディアを競い優勝チームを選出,28日のハッカソンではチームメンバーを組み直し,初日の優勝アイディアの実装を手掛けていきました。各チームは真剣ながらも,和気あいあいと課題をこなしていきました。

審査基準は,アイディアでは▽ユーザーはこのシステムがあるとうれしいか▽問題設定の着眼点は良いか▽解決アイディアに未来感はあるか―など,実装では▽アイディアが実現できているか▽操作しやすいか▽デザインや機能に未来感はあるか―などで,これらは社会に出て実践の場に臨む場合でも重要になります。さらに,チームで導き出したアイディアや,成果物の内容をクライアントに伝えるプレゼンテーションもポイント。学生たちはハット社に対し,自らのチームの出来栄えやアピールポイントを懸命に丁寧に説明しました。アイディア,実装それぞれの優勝チームには,ハット社より,賞金が贈られました。参加した学生たちはIT企業の現場に近い環境と雰囲気を体験でき,一段と実践力が身についたと実感している様子でした。

KCGグループは,産学が連携して次代を担うIT人材を育成しようと,2017年2月,日本ユニシスの総合技術研究所と学術・研究の協力関係産学連携に関する協定書を締結し,両者が共同で学内に開設したのが創造的プロジェクト「未来環境ラボ」です。未来のIT業界を担う学生たちが柔軟な発想・創造力を駆使しながら,IT企業の研究員とのさまざまな研究・学術の共同作業を重ねていきます。今後もたくさんの学生に参加してもらえる各種イベントを開催する計画です。

ユーザー役を務めていただいた映像制作の株式会社ハットが,映像制作の流れやスタッフ構成とそれぞれの役割などに触れながら,会社や仕事内容について説明しました=27日
ユーザー役を務めていただいた映像制作の株式会社ハットが,映像制作の流れやスタッフ構成とそれぞれの役割などに触れながら,会社や仕事内容について説明しました=27日
アイディアワークショップのプレゼンテーション。学生たちは自らのチームの出来栄えやアピールポイントを懸命に丁寧に説明しました=27日
アイディアワークショップのプレゼンテーション。学生たちは自らのチームの出来栄えやアピールポイントを懸命に丁寧に説明しました=27日
アイディアワークショップのプレゼンテーション。学生たちは自らのチームの出来栄えやアピールポイントを懸命に丁寧に説明しました=27日
アイディアワークショップのプレゼンテーション。学生たちは自らのチームの出来栄えやアピールポイントを懸命に丁寧に説明しました=27日
アイディアワークショップのプレゼンテーション。学生たちは自らのチームの出来栄えやアピールポイントを懸命に丁寧に説明しました=27日
アイディアワークショップのプレゼンテーション。学生たちは自らのチームの出来栄えやアピールポイントを懸命に丁寧に説明しました=27日
アイディアワークショップの優勝チームにはハット社より賞金が贈られました=27日
アイディアワークショップの優勝チームにはハット社より賞金が贈られました=27日
ハッカソンでアイディアの実装に取り組む学生たち=28日
ハッカソンでアイディアの実装に取り組む学生たち=28日
ハッカソンの優勝チーム=28日
ハッカソンの優勝チーム=28日
最後に全員で記念撮影。ハット社のみなさま,ありがとうございました。参加した学生のみなさん,お疲れさまでした=28日
最後に全員で記念撮影。ハット社のみなさま,ありがとうございました。参加した学生のみなさん,お疲れさまでした=28日
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ゲーム会社「ヘキサドライブ」によるゲーム業界セミナー・作品指導会を開催

2018年1月19日(金),株式会社ヘキサドライブの最高技術責任者(CTO)田口昌宏様,ゲームデザインセクションマネージャー・ディレクターの出崎遠太様,業務部の柴山ゆうこ様にお越しいただき,ゲーム業界セミナーと作品指導会を開催しました。

ヘキサドライブは,大阪・東京を拠点に,『魔法パスワード1111』,『MakeS -おはよう、私のセイ-』などのゲーム・コンテンツ制作を行っている会社です。『バイオハザード7 レジデント イービル』の追加コンテンツ『Not A Hero』や,『FINAL FANTASY XV』などの開発にも関わっていらっしゃいます。また関西のゲーム開発会社と共に「Game Innovators Portal West (GIPWest)」を設立し,関西最大のゲーム開発会社交流会「関西ゲームデベロッパー交流会」を開催。2017年には「一般社団法人デジタルエンターテインメントクリエイター協会」を立ち上げて,関西最大規模のゲーム業界勉強会「GAME CREATORS CONFERENCE」を開催するなど,ゲーム業界の活性化を目的とした取り組みをされています。

今回はゲーム業界セミナーとして,田口様よりゲーム業界の変遷や市場,開発の流れや各職種の業務内容についてご紹介いただきました。さらにゲームクリエイターがいかにやりがいのある仕事であるか,大変な場面があっても仲間と協力してゲームを作る面白さについて,田口様のご経験をもとにお話しくださいました。そのゲーム業界の中でヘキサドライブがいかに「こだわりの開発」を行ってきたのか,スマホアプリから大型ハイエンドタイトルまで幅広い実績をもとに企業の特徴や理念,求める人物について詳しくお話くださいました。

ゲーム業界セミナー終了後,作品指導会を実施していただきました。ゲームクリエイターから個別に作品指導を受けられる機会ということで,学生たちは緊張しながらも,いただいたアドバイスを作品に生かす為にメモを取り,終了後,どのように作品に反映するか,どのように技術力を高めていくか,早速準備を始めていました。

田口様,出崎様,柴山様,このような貴重な機会をいただきまして,誠にありがとうございました。

株式会社ヘキサドライブ
https://hexadrive.jp/

IoT導入事例セミナーが開催されました

IoT時代の様々なサービスについて語るSORACOMの松下亨平氏
IoT時代の様々なサービスについて語るSORACOMの松下亨平氏

京都情報大学院大学(KCGI)・京都コンピュータ学院(KCG)の長谷川亘統括理事長が会長を務める,一般社団法人 京都府情報産業協会の新春セミナーが1月23日,KCG京都駅前校・KCGI京都駅前サテライト6階ホールで開かれ,株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区)のテクノロジ・エバンジェリストで,事業開発マネージャーの松下亨平氏が,「IoT導入事例セミナー〜SORACOMを利用したIoTシステム構築のいろは〜」と題して,近年急速に普及しているIoT(Internet of Things)について,その全体像や課題を実例に基づいて分かりやすく講演しました。

松下氏は,センサーやデバイスなどの「モノ」がインターネットを通じて,クラウドやサーバーに接続されて情報交換を行うIoTを,「モノをサービスの入口に変貌させる技術」と捉えて,誰もがインターネットやクラウドを使えるようになった今こそ,IoTを使って新しいサービスを提供できるチャンスだとして,このビジネスチャンスを後押しするためにSORACOMが提供している様々なサービスを紹介しました。

その一例として松下氏は,IoT向けのコネクティビティを提供するSORACOM Airを取り上げ,このサービスでは,「モノ-インターネット-クラウド」という通常のつながりではなく,発想を転換させて「モノ-クラウド-インターネット」のように結びつけることで,ユーザー自身で情報をインターネットに出る前に,APIを通してリアルタイムで制御することが可能になり,セキュリティも高まると説明しました。松下氏は,「モノ」はサービス実現の部品の一つであり,これからのIoT時代には,「モノ」の価値は低くなっていき,「モノ」の供給もクラウド事業者からなされるようになると予測して,会場の学生に向けて,「皆さんの中から多くのIoTプレイヤーが誕生して,活躍してくれることを望みます」とメッセージを送り講演を締めくくりました。

株式会社ソラコム
https://soracom.jp/

多くの学生や市民が集まったKCGI京都駅前サテライト大ホール
多くの学生や市民が集まったKCGI京都駅前サテライト大ホール
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