「KCG AWARDS 2024-学生作品発表会-」開催,今回もハイレベルと評価していただきました

KCGの学生が1年間の学習・研究成果の集大成として開発,制作した作品を発表した「KCG AWARDS 2024-学生作品発表会-」。エンジニアリング学系の4名が開発した自転車に装備するデバイス「Cycle Safety Computer」が最優秀賞に輝きました(2024年2月25日,KCG京都駅前校6階大ホール)
KCGの学生が1年間の学習・研究成果の集大成として開発,制作した作品を発表した「KCG AWARDS 2024-学生作品発表会-」。エンジニアリング学系の4名が開発した自転車に装備するデバイス「Cycle Safety Computer」が最優秀賞に輝きました(2024年2月25日,KCG京都駅前校6階大ホール)

京都コンピュータ学院(KCG)の学生が1年間の学習・研究成果の集大成として開発,制作した作品を発表する「KCG AWARDS 2024-学生作品発表会-」は2024年2月25日(日),KCG京都駅前校6階大ホールで開かれ,6グループ・個人がプレゼンテーション形式で成果を披露した結果,最優秀賞にはエンジニアリング学系の髙橋さん(情報工学科),岩堀さん,田邊さん(コンピュータ工学科自動車制御コース),生駒さん(同コンピュータ工学コース)による自転車に装備するデバイス「Cycle Safety Computer」が輝きました。審査員はKCGの卒業生を含めたIT業界関係者6名が担当,「例年にも増してレベルが高く,その中で楽しみながらプロジェクトに取り組んでいる様子が垣間見られた。特にプレゼンテーションがいずれも素晴らしかった」との評価をいただき,KCGの学生たちに向け「最近はモノづくりに加え,コトづくりと言われる。取り組んでいるものが完成すると,どのような結果が生まれるのか,そして社会的課題を解決できるのか。そのような視点を持って,これからも頑張ってほしい」とのエールを送っていただきました。

2月8,9日に,「プロジェクト演習発表会」を開催し,その中から優秀賞に選ばれた6作品をこの日,あらためて発表。ゲストとして,グループ校の京都情報大学院大学(KCGI)の廣瀬さんがマスタープロジェクトの優秀作品「ChatGPTとLinked Open Dataを用いた 問題作成支援手法の提案」を発表しました。司会進行は情報処理科 IT声優コースの垣尾さんと藤田さんが担当。当日の模様は,オンラインによりライブ配信されました。

審査員は,富士通Japan株式会社 ソリューショントランスフォーメーション本部 シニアマネージャーの桝野弥千雄さん,BIPROGY株式会社 総合技術研究所 主席研究員の三浦仁さん,AI/ストラテジースペシャリスト シリアルアントレプレナーの清水亮さんと,KCG卒業生でいずれも学生当時「KCG AWARDS」に出場したアマゾンウェブサービスジャパン合同会社の前田駿介さん(情報科学科卒業,2016最優秀賞),株式会社タイミーの岐部龍太さん(ネットワーク学科卒業,2008最優秀賞),株式会社ディー・エヌ・エーの松田唯史さん(情報科学科卒業,2008出場)の計6名にお願いしました。審査員のみなさんからは,それぞれの作品についての細かい講評やアドバイスをしていただき,学生たちには今後制作活動を続けるうえで,大きな励みになりました。

詳しい内容は,「KCG AWARDS 2024-学生作品発表会-」ページに掲載しています。どうぞご覧ください。
KCG AWARDS 2024-学生作品発表会-
https://www.kcg.ac.jp/event/awards2024.html

出場したすべての学生が,審査員の皆さんとともにカメラに収まりました
出場したすべての学生が,審査員の皆さんとともにカメラに収まりました

KCGの長谷川靖子学院長の名前が小惑星に

水星から土星までの惑星軌道
水星から土星までの惑星軌道

小惑星(26855)に「Yasukohasegawa」と京都コンピュータ学院(KCG)の長谷川靖子現学院長の名前がこのほど命名登録されました。長谷川靖子現学院長は京都大学理学部宇宙物理学教室初の女子学生で,宇宙物理学研究におけるコンピュータ利用の第一人者です。宇宙物理学研究を起源に日本最初のコンピュータ教育機関として創立したKCGにおいて,現学院長の名が小惑星名に採用されたことは,5万人以上にのぼる卒業生を含め,KCGグループ関係者にとって,今後のさらなる発展に向けた大きな励みになることでしょう。

太陽の周りを回る惑星は8惑星だけではなく,多数の小惑星があります。今世紀になってから発見数は急増し現在その数は100万個を超え,そのうち軌道が確定しているものが約70万個に達しています。小惑星発見は多数の星の中から異常な運動をするものをピックアップするという地味な作業の賜物です。発見者は日本のアマチュア天文家に多く,今回の小惑星は1992年北海道の北見観測所にて渡辺和郎氏によって発見されたものです。

NASAのウェブサイト(https://ssd.jpl.nasa.gov/tools/sbdb_lookup.html#/?sstr=26855)によると,「Yasukohasegawa」は周期約5年で火星と木星の間を円に近い軌道を描いて公転しています。サイズは不確定ですが約9kmで,これは小惑星としては大きい方です。現在,深夜におとめ座の方向に見えるはずですが,18等星なので大きな望遠鏡でないと見られません。図は水星から土星までの惑星軌道ですべて反時計回りに公転しています。

小惑星の命名は発見者による申請に基づき国際天文連合小惑星センターで行われます。世界の神々,物語の登場人物,著名な科学者芸術家の名がつけられていますが,政治家,企業名,発見者自身の名前は認められません。日本人,日本の地名にちなむものも多数あり,近年は生存者でもよくなりました。

長谷川靖子現学院長は,京都大学理学部宇宙物理学教室の学生時代,長谷川繁雄初代学院長とともに和歌山県に私塾を開設。その後,京都市内に「和文研セミナー京都教室」を分校として開き,長谷川靖子現学院長が京都大学でコンピュータによる科学技術計算を進めるのに合わせて1963年5月,日本最初のコンピュータ教育機関となる「FORTRAN研究会」を発足,これが京都コンピュータ学院の起源となっています。同研究会は後に「京都ソフトウェア研究会」と改称。受講対象を関西各大学の研究者や企業研究者にも拡大し,各種アプリケーションの講習も実施していました。

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2月25日(日)にKCG AWARDS 2024を開催します!

KCG AWARDS 2024 2024.2.25 SUN ONLINE
KCG AWARDS 2024 LIVE配信はYouTube Liveにて当日13:00スタート予定

京都コンピュータ学院(KCG)の学生が,学業の集大成であるプロジェクト演習の成果を発表する「KCG AWARDS 2024」は2月25日(日)に開催されます。一般の方はオンラインで視聴可能。公開プレゼンテーションで最優秀賞が決定します!

詳しくはこちらをご覧ください。
KCG AWARDS 2024 学生作品発表会 | イベント案内 | 京都コンピュータ学院
https://www.kcg.ac.jp/event/awards2024

パプアニューギニア工科大学でKCGからの寄贈パソコンの引き渡し式が行われました

学術交流協定に調印したPNGUoTオラ・レナギ学長とKCGI寺下副学長
学術交流協定に調印したPNGUoTオラ・レナギ学長とKCGI寺下副学長

京都コンピュータ学院(KCG),京都情報大学院大学(KCGI)などのKCGグループが海外コンピュータ教育支援活動(IDCE)として2023年,本学で使用した295台のコンピュータを,日本から南へ約4600キロ離れた南太平洋にあるパプアニューギニア独立国のパプアニューギニア工科大学(PNGUoT)に寄贈したことを受け,2024年2月7日にPNGUoT で寄贈PCの引き渡し式がありました。式にはKCG京都駅前校校長・KCGI副学長の寺下陽一教授とKCGグループで国際渉外を担当する西村祐二郎先生が出席しました。

パプアニューギニアでは2月から新年度が始まります。贈呈式はオリエンテーションのため新入生が集まった講堂で行われ,寺下副学長は「オセアニア地域で最初の学術交流協定をパプアニューギニア工科大学と結ぶことができてうれしく思います」とスピーチ。PNGUoTのオラ・レナギ学長は「KCGから寄贈していただいた295台のコンピュータは中古のコンピュータですが,全てインテル Core i7の高スペックのもので感謝しております。今後もKCGグループとのICT教育,日本語教育などの交流を期待しています」と謝辞を述べました。

贈呈式の前日の2月6日には,KCGグループとPNGUoTの間で学術交流協定の調印式を行い,PNGUoTからKCGグループへの留学生の受け入れや,ICT関連のカリキュラムアドバイスなどの交流を進めていくことになりました。

IDCE(International Development of Computer Education)は,KCGグループが発展途上国や東欧圏に教育で使用したパソコンを寄贈するとともに,指導に当たる現地教員を養成する国際的なコンピュータ教育の支援活動で,1990年にタイ王国へ寄贈したのを皮切りに,ガーナ,ポーランド,スリランカ,モザンビーク,パプアニューギニア,ニジェール,ガボン,シエラレオネなど,これまでに支援したのは合計26カ国となります。KCGグループはIDCEを通して,コンピュータ文化の創造と普及を世界的な規模で進めています。

セットアップされた寄贈パソコンとKCGへの感謝のメッセージ
セットアップされた寄贈パソコンとKCGへの感謝のメッセージ
新入生を前にスピーチする寺下副学長
新入生を前にスピーチする寺下副学長
講堂前に掲げられたKCG歓迎のバナー前での記念撮影
講堂前に掲げられたKCG歓迎のバナー前での記念撮影
KCGからの寄贈PCについて説明するPNGUoTのICTディレクター 原田氏
KCGからの寄贈PCについて説明するPNGUoTのICTディレクター 原田氏
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プロ演発表会を開催,優秀賞6作品が「KCG AWARDS」へ

プロジェクト演習発表会で1年間の学習・研究成果を発表しました(2024年2月8,9日,KCG京都駅前校6階大ホール)
プロジェクト演習発表会で1年間の学習・研究成果を発表しました(2024年2月8,9日,KCG京都駅前校6階大ホール)

学生が1年間の学習・研究成果の集大成として開発,制作した作品を発表する,京都コンピュータ学院(KCG)のプロジェクト演習発表会が2024年2月8,9日に京都駅前校6階大ホールで開かれました。各教室では作品の展示も行われました。プレゼンテーション形式で成果を披露した結果, KCGの6作品が優秀賞に選ばれ,2月25日に京都駅前校6階大ホールで開催される「KCG AWARDS 2024~学生作品発表会」への出場を決めました。

プロジェクト演習発表会は学生個人もしくはグループが出場。KCGの教員が審査しました。

毎年恒例の「KCG AWARDS」では,優秀賞に選ばれた学生たちが,あらためて公開プレゼンテーションをし,産業界や卒業生らを審査員として招いて,最優秀賞を決定します。例年,すぐに製品化できるレベルに達している作品も多く,産業界・学界関係者から高い評価を得ています。

KCGにCG-ARTS賞,「エキスパート合格率部門」が上位

KCGに届いた2023年度 CG-ARTS賞(エキスパート部門)の認定証。アート・デザイン学系の学生が学ぶ鴨川校に設置しています
KCGに届いた2023年度 CG-ARTS賞(エキスパート部門)の認定証。アート・デザイン学系の学生が学ぶ鴨川校に設置しています

京都コンピュータ学院(KCG)は,CG-ARTS検定・エキスパート部門の年間合格率が大学・専修学校の中でもトップレベルだったとして,2023年度 CG-ARTS賞(エキスパート部門)に輝きました。文部科学省の後援を得てCG-ARTS検定を担当する公益財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS)よりこのほど,KCGのアート・デザイン学系の学生が学ぶ鴨川校に「優秀校」の認定証が届けられました。

アート・デザイン学系では社会で求められるコンピュータの基本技術や知識を修得したうえで,デジタルアート界で活躍できる最新のスキルを身につける教育を展開,KCG全体では就職に有利になるようにと,開講しているすべての専門科目を資格・検定試験に直結させ,合わせて試験合格に向けた教員のサポートも手厚いのが特長です。今回の受賞はKCGのそのような教育環境の中,学生たちが着実に知識と技術を修得している証しといえるでしょう。

CG-ARTS検定には▽CGクリエイター検定▽CGエンジニア検定▽Webデザイナー検定▽画像処理エンジニア検定▽マルチメディア検定―があり,それぞれにベーシック部門とエキスパート部門が設定されています。KCGは慶應義塾大学理工学部やお茶の水女子大学理学部情報科学科などとともにエキスパート部門の「優秀校」となりました。KCGは2019年に「ベーシック合格率部門」で受賞しています。

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長谷川総長が韓国・国立済州大学より名誉博士号

長谷川亘KCGグループ総長(右)に名誉博士号が授与されました(2024年2月5日,韓国・国立済州大学)
長谷川亘KCGグループ総長(右)に名誉博士号が授与されました(2024年2月5日,韓国・国立済州大学)

KCGグループ(京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学,京都自動車専門学校)の長谷川亘総長は2024年2月5日,韓国・済州島にある国立済州大学より名誉博士号の称号を受けました。京都情報大学院大学(KCGI)と同大学は2010年11月,単位を互換しながら双方の学位が取得できるデュアルディグリープログラム(複数学位プログラム)を運営していく協定書を交わし,日韓両国における高度なICT人材育成と両国の発展,さらにはアジア地域全体の振興にもつなげていこうと協調しています。

この日,国立済州大学で授与式があり,金一煥・同大学総長より長谷川総長に名誉博士号を授与,KCGIで講義「音楽概論」を担当する多川響子教授がピアノ演奏を披露しました。

国立済州大学は1952年に創立,13の学部と医学専門大学院,法学専門大学院など10の大学院をはじめ,数多くの付属施設を有する総合大学です。37カ国・980人の留学生を含め12,200人の学生が在学中(2019年現在)です。

両大学のデュアルディグリープログラム協定は①韓国8国立大学の一つである国立済州大学と日本の私立大学(専門職大学院)との協定締結②双方で特定の研究科・専攻に限定することなく,包括的に単位互換を行うという点で日本・韓国間で初の締結-などが特徴です。両大学は2006年9月,ICT分野の教育・研究や相互の人的交流などを目的とした学術交流協定を結び,2008年9月には,インターネット上で双方の学生が受講できる日韓サイバーキャンパス構築への合意書も交わしています。

国立済州大学のホールで名誉博士号の授与式が行われました(同)
国立済州大学のホールで名誉博士号の授与式が行われました(同)
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KCGIの作花教授がNHK「歴史探偵」に出演

現場調査やシミュレーションなどを使って歴史に挑むNHK番組「歴史探偵」に2024年1月31日(水),京都情報大学院大学(KCGI)の作花一志教授が出演しました。

「陰陽師 平安京の闇をはらえ」と題して平安時代に活躍した陰陽師を徹底調査した番組で,作花教授は「政治の乱れに対する天からの警告である天変を,いち早く見つけて解読するのが陰陽師の重要な仕事」とし,陰陽師の観測した天変の記録が『日本紀略』に残っていて,それが実はハレー彗星だったと解説しました。

歴史探偵
https://www.nhk.jp/p/rekishi-tantei/
(再放送)NHK総合 2月7日(水)16:15~17:00(予定) 「陰陽師 平安京の闇をはらえ」

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高松・徳島・松江にて出張相談会!

説明を直接聞きたいけれど,京都まではちょっと遠い・・・そんな声にお応えして京都コンピュータ学院の担当者が四国・松江に伺います。
開催時間内は入退場が自由なので,都合のよい時間帯にお越しください。事前予約は不要です。会場の近郊にお住まいの方は,この機会にぜひ,お友達や保護者の方と一緒にご参加ください!

都道府県 日時 会場
香川県 2月6日(火) 16:00 – 18:30 高松商工会議所 2階
(JR高松駅より徒歩10分)
島根県 2月7日(水) 15:45 – 18:30 松江テルサ 1階
(JR松江駅より徒歩1分)
徳島県 2月8日(木) 15:45 – 18:30 あわぎんホール 3階
(JR徳島駅より徒歩8分)
香川県
2月6日(火)16:00~18:30
高松商工会議所 2階
(JR高松駅より徒歩10分)
島根県
2月7日(水)15:45~18:30
松江テルサ 1階
(JR松江駅より徒歩1分)
徳島県
2月8日(木)15:45~18:30
あわぎんホール 3階
(JR徳島駅より徒歩8分)

オープンキャンパスに参加される皆様に,お住まいの地域によって交通費の一部(3,000~5,000円)を支給いたします。
さらに!進学相談会で説明を聞いて,オープンキャンパスに参加された方には,QUOカード(1,000円分)をプレゼントします。

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京情協がKCGグループとロボットをテーマに新春セミナー開催

京情協の新春セミナーで「素早く導入できるロボットを目指すKeigan,現場での取り組み」と題し講演する株式会社Keigan代表取締役の徳田貴司氏(2024年1月25日,KCG京都駅前校6階ホール)
京情協の新春セミナーで「素早く導入できるロボットを目指すKeigan,現場での取り組み」と題し講演する株式会社Keigan代表取締役の徳田貴司氏(2024年1月25日,KCG京都駅前校6階ホール)

京都コンピュータ学院(KCG)に事務局がある一般社団法人 京都府情報産業協会(会長:長谷川亘KCGグループ総長)は2024年1月25日,KCG,京都情報大学院大学(KCGI),京都府中小企業センターとの共催による新春セミナーをKCG京都駅前校6階ホールで開催しました。株式会社Keigan代表取締役の徳田貴司氏が「素早く導入できるロボットを目指すKeigan,現場での取り組み」と題して講演し,同協会会員やKCG,KCGIの学生たちが聴講しました。

株式会社Keiganは,「人の役に立つロボットを素早く簡単につくる・使うことのできる仕組みを広く提供し,社会と人類に貢献する」というビジョンを掲げています。「モーター自身に機能を入れる」という発想から生まれたモーター応用製品のKeiganMotor® や,現場に簡単に素早く導入可能な自律移動ロボット(AMR)KeiganALI を開発中で,工場だけでなくレストランなどのサービス分野での活躍も増えています。徳田氏は,現場で苦労した点や達成感など,事例や実機によるデモを交えて詳しく紹介しました。

講演で徳田氏は「成長するロボット市場で,ユーザーの力に焦点を当てて,新しい働き方の可能性を探りたい」などと熱く語りました。

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