KCGI修了生が「京都の歴史文化と都市活動の重なり」を壁面アート展で表現

『神々が去らぬ都』と題したタラカさんの作品
『神々が去らぬ都』と題したタラカさんの作品

学校法人情報大学 京都情報大学院大学(KCGI)を2025年3月に修了したスリランカ出身のタラカさんのアート作品『神々が去らぬ都』が,京都駅近く(京都市下京区下之町)に建設中のビル「共創HUB京都(仮称)」の工事の仮囲いを活用した壁面アート展で展示されています。

タラカさんは,京都駅を中心とした皆山地区を「京都タワー,東本願寺,渉成園などこれまでの過去の文化的層と現在の都市活動が重なり合って存在している」とし,作品について「目を凝らすと,自然・人間の営み・精神性が今も均衡を保ちながら共存する不思議な空間が現れる。その時間的連続性と京都に内在する静かな精神性を視覚的に表現しました」と説明しています。

壁面アート展は,地域住民や学生たちにアートを身近に感じてもらいたいと京都市が企画。京都駅周辺エリアの芸術系大学・専門学校の学生が,地元の下京渉成小学校の学区をイメージし,京都ならではの伝統工芸「京友禅」のデザインを取り入れて制作した作品が壁を飾っています。夏ごろまで展示される予定です。

タラカさんは母国の芸術大学を卒業後,2023年4月,KCGIに入学しました。2025年8月には京都市内で個展を開催するなど,精力的に活動を続けています。

アート作品が工事の仮囲いを飾っています(京都市下京区)
アート作品が工事の仮囲いを飾っています(京都市下京区)