京都コンピュータ学院(KCG)に事務局のある一般社団法人 京都府情報産業協会(会長:長谷川亘KCGグループ総長,京情協)は2026年6月29日,学校法人情報大学 京都情報大学院大学(KCGI),KCG,京都府中小企業技術センターとの共催による府民セミナーをKCG京都駅前校6階ホールで開催しました。NTTドコモビジネス株式会社 ソリューション&マーケティング本部 地域協創推進部担当課長の長谷川将貴氏が「自動運転社会実装プロジェクト推進事業の取り組みと今後の課題」と題して講演し,京都市職員や京情協会員,KCG,KCGIの学生らが聴講しました。
長谷川氏は,全国各地で進められている自動運転の社会実装プロジェクトに携わる立場から,自動運転を取り巻く我が国の動向や地域交通が抱える課題,自動運転サービスの社会実装に向けた取り組みについて解説しました。
講演では,2019年から愛知県で進めている「新しい移動体験」の実現を目指した5G,XR,AIを活用した自動運転の実証実験を紹介。2024年からは実証エリアを全国へ拡大し,各地域の特性や課題に応じた取り組みを進めていることが説明されました。また,京都市洛西地域では2025年3月から自動運転サービスが社会実装され,地域住民に実際に乗車してもらいながら,利便性や安全性を検証し,持続可能な地域交通の実現に向けた取り組みが進められていることが紹介されました。
講演後の質疑応答では,KCGの学生から,自動運転車の災害時の運用や安全対策,運行に必要な費用をどのように確保していくのか,持続可能な公共交通としてどのような仕組みを構築していくのかなど,多くの質問が寄せられました。予定時間を超えるほど活発な意見交換が行われ,自動運転技術の社会実装や地域課題の解決に対する高い関心が感じられました。