「京都版トキワ荘事業」デジタル作画講座を本学で開催します

漫画家志望者向け支援活動として京都市が取り組む「京都版トキワ荘事業」の一環として,来る7月6日(土)午後1時より,KCG京都駅前校・KCGI京都駅前サテライト(京都市南区西九条寺ノ前町10-5,京都駅八条口より徒歩7分)で,「デジタル作画講座-デジタルで描く前に覚えておきたい事-」が開催されます。

講師は,『ジャンプSQ.マンガゼミナールMANZEMI』(集英社)を発刊し,業界でも実力に定評のある喜多野土竜(もぐら)と斉藤むねお氏が務めます。「背景編」「人物編」「仕上げ編」に分けてコミックスタジオの作画とアナログ作画との差異の説明や,デジタル作画をするうえで見落としがちな基本,ポイントなどを解説します。株式会社セルシスが開発したイラスト・漫画制作ソフト「CLIP STUIDO PAINT」の同社スタッフによる使い方講座も予定しています。

漫画家や漫画家志望者ならどなたでも参加できます。定員は先着40名,参加は無料です。申し込みは京都版トキワ荘事業の公式ホームページ(http://tokiwa-so.net/kyoto/)の応募フォームで受け付けています。

京都版トキワ荘事業は,京都市から受託したNPO法人 NEWVERYが運営。京町家を活用して安価なシェアハウスを漫画家志望者に提供するのをはじめ,出張編集部や漫画家向け講習会の開催等を通して漫画家志望者がプロとなっていくきっかけを提供できるコミュニティづくりを進めています。毎年秋に京都市やKCGグループが主催して開かれる「京都国際マンガアニメフェア」(京まふ)には同法人が「マンガ出張編集部」を出展しています。

講師プロフィール

◇喜多野 土竜(きたの もぐら)

複数メンバーによる共同ペンネーム。今回講師を務めるメインライターは1993年,青山学院大学文学部日本文学科卒業。出版社に約10年勤務後,独立してフリーに。漫画原作以外にも月刊少年ライバルの企画記事ページ『ライバルドリームマッチ』のページ,『東京近郊動物園・水族館ガイド』などのガイド本の執筆参加や,『世界の王朝興亡史』など歴史関係書籍,『時代小説100選』で時代小説の解説などを執筆。2011年より京都嵯峨芸術短期大学部マンガ分野非常勤講師。

◇斉藤 むねお(さいとう むねお)氏

1966年,東京生まれ。1983年,高校在学中に1984年度第13回小学館新人コミック大賞に『克巳パラドックス』で入選デビュー。高校卒業後,上條淳士氏・中津賢也氏のアシスタントのかたわら,読み切り作品・シリーズ作品掲載,短期集中連載を執筆。その後,週刊少年サンデー,月刊少年チャンピオン,コロコロコミックなどで連載。2010年にジャンプスクエア(SQ.)10月号誌上より『SQ.マンガゼミナールMANZEMI』を連載開始し,2011年9月2日に単行本を発売。漫画以外に『ポケットモンスター金・銀』に登場するエンテイ・スイクン・ライコウのデザインを協力するなど活動は幅広い。

京都版トキワ荘事業
http://tokiwa-so.net/kyoto/

〈訃報〉宇田 敏彦 先生

京都コンピュータ学院教職員の宇田 敏彦先生が6月10日,病気のためお亡くなりになりました。46歳でした。

故人のご冥福をお祈りし,謹んでご通知いたします。

宇田先生は,ゲーム業界大手の(株)カプコンでディレクターとして活躍された後,本学に教職員として入校されました。約10年にわたって「ゲーム設計」や「プロジェクト演習」などの授業を担当,近年はデジタルゲーム学系の主任を務められていました。優しい人柄ながらゲーム制作に関しては妥協をしないという姿勢で,学生たちの信頼と人気を集めました。また,多くの優秀な人材をゲーム業界に送り出すなど,本学発展のために尽力されました。

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6月15日にオープンキャンパスを開催しました

6月15日(土)に,京都コンピュータ学院(KCG)のオープンキャンパス(体験入学)を開催しました!
6月15日(土)に,京都コンピュータ学院(KCG)のオープンキャンパス(体験入学)を開催しました!

近畿はもちろんのこと,愛媛県や岐阜県など遠方の高校生にもご参加いただきました。ありがとうございます。

参加された方の感想の一部をご紹介します。

やっぱり模擬授業は大好評ですね。

  • オープンキャンパスに初めて参加したので緊張していましたが,在学生の方が優しく接してくれて緊張がほぐれました。
  • 楽しかったです。夏祭りオープンキャンパスがあるので,そのときにもう一度行きたいです!
  • コンピュータの勉強ばかりだと思っていたが,他のこともしっかりと学習できるようになっているとわかりました。
  • 行事などがたくさんあって,勉強だけではなく学校生活を楽しめそうだと思いました。
  • 1時限目の始まる時間が9:30であることなど,他の専門学校との違いについて聞けてよかったです。
  • 先生やスタッフの方がとても面白くて,来てよかったと思いました。
  • もっと堅苦しいかと思いましたが, 先輩方や先生も面白くて楽しかったです!
  • 2回目でしたが,前回とは違う話を聞けてよかったです。特に気になっていたAO入学について詳しく聞けてよかったです。
  • 体験入学の内容はわかりやすくて雰囲気も良くて授業を受けやすいと感じました。
  • 今年で創立50周年ということで校舎が古いイメージがあったけど,来てみるとものすごくきれいでした。

次回のオープンキャンパスは6月23日(日)です! 毎回,AO入学説明会と保護者説明会も開催しています。

なお,KCGのオープンキャンパスに参加された方は,入学選考料(3万円)が免除になります。

今年のオープンキャンパスの参加特典は,さらにバージョンアップ!

参加回数に応じて,初年度授業料が最大5万円免除されるという特典も!

既に参加した方も,ぜひ何度もお越しください。

実習機や各設備が新しくなっていますよ。

さらにさらに,お友達の分まで予約して一緒に来ると,光るUSBメモリかマックカード(500円分)プレゼント!

もう来ない手はありません。

ぜひぜひお越しくださいね。^^

スタッフ一同,お申し込みをお待ちしています!

大学卒業・専門学校卒業(見込み)の方は,IT専門職大学院 京都情報大学院大学(KCGI)への進学もご検討ください。

次回のKCGI入学説明会 は6月23日(日)で,KCGオープンキャンパスと同じ日です。

KCGとKCGIの両方に興味のある方は,KCGI入学説明会に参加してから,KCGオープンキャンパスにご参加ください。

コーラスサークル「U-Choir」が京都合唱祭で,さわやか歌声を披露

京都コンピュータ学院(KCG)と京都情報大学院大学(KCGI)の学生や保護者,教職員で構成しているコーラスサークル「U-Choir」が6月9日(日),八幡市文化センターで開かれた第50回京都合唱祭に出演しました。日ごろの練習の成果を十分に発揮し,会場いっぱいにさわやかな歌声を響かせました。

歌ったのは「翼をください」と「YELL」(いきものがかり)。部員は中国からの留学生が多いことから,「翼をください」は中国語で歌うことにし,この日までに日本人部員は留学生から発音などみっちり指導を受けて臨みました。詰めかけた聴衆のみなさんは一緒に口ずさむなどしてステージを楽しみ,たくさんの温かい拍手を送られました。

KCGグループと同じ,50年目を迎えた今年の京都合唱祭には,約120団体が参加しました。4団体ごとに合同で童謡を歌う恒例企画もあり,同じグループとなった児童合唱団や,大学OBの男性コーラスグループなどとともに「春が来た」「めだかの学校」「汽車ポッポ」などの童謡を合唱しました。留学生だけでなく,これらの童謡を知らないという日本人学生部員も,さまざまな世代の人たちと声をそろえることに喜びを感じている様子でした。

U-Choirは7月28日(日)にKCG京都駅前校コンサートホールで開催する毎年恒例の「KCGサマーフェスタ みんなで歌おう!」に向け,練習を続けます。今年の「みんなで歌おう!」は「心やすらぐひととき」がテーマ。第1部は,合唱団「D’a-uovo」(ダ・ウォーボ)による合唱(ハナミズキ,母の手,他)。第2部は,葭村(よしむら)洋平氏の指揮・指導のもと“折り鶴”をレッスンし,みんなで大合唱します。音響の良さで定評のある同ホールで,聴いて歌って合唱三昧,U-Choirと一緒に心和むひと時を過ごしませんか。

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6月8日女の子限定スペシャルオープンキャンパスを開催しました

6月8日(土)に京都コンピュータ学院(KCG)の女の子限定スペシャルオープンキャンパスを開催しました♪

高校1年生から3年生まで幅広くご参加いただき,ありがとうございました。

スペシャルトークライブではKCG講師で,現役アートアニメーションクリエイター・中田先生の新作映画『電信柱エレミの恋』を上映!

制作方法やクリエイターとして活動することの魅力について話していただきました。

さらに中田先生が作成した,できたてほやほやの立体作品は,みなさん興味津々でしたよ!

次に世界に一つだけのオリジナルブックカバー制作です!

皆さん夢中になってオリジナルデザインに取り組まれていました。

女子の学生スタッフがアシスタントをしていますので,初心者の方でもスムーズにデザイナー体験をしていただけました。

そして待ちに待ったKCG Cafeです♪

今回はアンリ・シャルパンティエのケーキとお菓子をご用意しました。

おいしいケーキを食べながら,女子の先輩学生と楽しいおしゃべりに花を咲かせていました。

実は裏方として男子の先輩学生もがんばっていたんですよ。

最後に参加された方の感想の一部をご紹介します。

  • 先輩方がフレンドリーな方ばかりで,初めてのオープンキャンパスでしたが,安心して楽しめました。また来たいなと思います!
  • 一コマずつ撮って一つの作品にしていくアニメーションは小さいころから親しんでいたので,その過程を改めて知ることができたのが一番よかった。
  • 電信柱エレミの恋を鑑賞させていただきまして,とても見入ってしまいました。8年もかけなくてはあれだけ見入れる映画は作れないんだな,と感動しました。とても面白かったです。
  • 将来クリエイターの仕事に就くための心構えなどが聞けてよかった。
  • スペシャルトークライブでは中田先生がいろんな物に触れる時間も大切だとお話しされていたのが印象に残りました。中田先生の作品もじっくり観られて楽しかったです。
  • ブックカバーを作ったりする作業は,学生スタッフや先生方がとても面白く親切だったので,楽しく過ごすことができました。もっと長くいたかったです。
  • 思っていたよりもずっと楽しく,いろいろな話がきけて為になりました。
  • 女の子限定のオープンキャンパスは初めてだったので緊張していたけど,ブックカバー制作や,KCGカフェなど女の子らしいオープンキャンパスで楽しかったです。
  • 学生スタッフの皆さんがとっても話しやすかった。もう1回来たいなと思いました!

次回は通常のオープンキャンパスで6月15日(土),23日(日),29日(土)に開催します! AO入学説明会と保護者説明会も同時開催です。

KCGのオープンキャンパスに参加された方は,入学選考料(3万円)が免除になります。

そして,今年のオープンキャンパスの参加特典は,さらにバージョンアップ!

参加回数に応じて,初年度授業料が最大5万円免除されるという特典も!

既に参加した方も,ぜひ何度もお越しください。

校舎見学では新しくなった実習機や設備についても詳しくご紹介します!

さらに,お友達の分まで予約して一緒に来ると,光るUSBメモリかマックカード(500円分)プレゼント!

何度来ても楽しいKCGのオープンキャンパスにまた皆さんお越しください!

スタッフ一同お待ちしています。(^▽^)/

大学卒業・専門学校卒業の方は,グループ校のIT専門職大学院・京都情報大学院大学(KCGI)への進学もご検討ください。

次回のKCGI入学説明会 は6月23日(日)で,KCGオープンキャンパスと同じ日です。

KCGとKCGIの両方に興味のある方は,KCGI入学説明会に参加してから,KCGオープンキャンパスにご参加ください。

6月27日に京情協 府民セミナー『.kyotoへの期待とその活用』を開催

6月27日(木)午後4時から,京都コンピュータ学院京都駅前校(京都市南区西九条寺ノ前町10-5,京都駅八条口から西へ徒歩7分)6階ホールで,一般社団法人 京都府情報産業協会(略称:京情協 会長:京都情報大学院大学・京都コンピュータ学院統括理事長 長谷川亘,事務局:京都コンピュータ学院京都駅前校内)主催の府民セミナー「『トップレベルドメイン.kyotoへの期待とその活用』 ~オール京都によるクリーンドメインの創造~」(京都府中小企業技術センター共催,公益財団法人京都産業21・公益財団京都高度技術研究所・公益社団法人京都工業会・京都商工会議所・ITコンソーシアム京都後援)が開催されます。

一般の方々も参加できます。興味のある方は,ぜひご参加ください。
受講は無料,要予約。定員は先着300名。

京都情報大学院大学が管理運営事業者(レジストリ)となり,来年早々にもサイバー空間(インターネット)に誕生するトップレベルドメイン「.kyoto」(ドット京都)。フィジカル(現実)京都は,世界有数のブランドとして広く認知されていますが,これからはフィジカルとサイバー空間の「.kyoto」を相補的に活用することにより,京都の魅力をより強力に世界に向けて発信することが可能となり,京都の社会経済や文化の発展に寄与することが期待されます。変わりつつあるサイバー空間の現状と「.kyoto」による京都のさらなる発展にむけた活用法について考察し,講演します。

<講師>
京都情報大学院大学教授 内藤昭三
元 日本電信電話株式会社情報流通プラットフォーム研究所主任研究員
元 電子通信学会インターネット研究会幹事
前 韓国情報保護振興院(KISA)諮問教授
情報システム学会日本支部(NAIS)支部長

◇一般社団法人 京都府情報産業協会
https://www.ict-kyoto.jp/

パプアニューギニアの高官らがKCGで遠隔教育の研修をしました

今回JICA研修で来校したパプアニューギニア教育省の研修員のみなさん
今回JICA研修で来校したパプアニューギニア教育省の研修員のみなさん

6月6日(木),7日(金)にパプアニューギニア独立国から2週間のJICA研修「メディアを活用した遠隔教育普及・組織強化プロジェクト教育メディア・ICTを活用した遠隔教育による教育の質と量の改善の推進研修」の一環として,教育省高官らの8名の研修員が京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校に来校しました。

一行は,KCGで過去に使用していたコンピュータ機器を保管・管理しているKCG資料館(分散コンピュータ博物館第一号認定)やKCGの教育設備を見学。その後1日半にわたり,植田浩司京都情報大学院大学(KCGI)准教授から,本学の学習システムKING-LMSを実際に使用したり,KCGI百万遍キャンパスとPolycomシステムを使ってインターネットを使用した遠隔教育を体験しました。

パプアニューギニアでは現在,テレビを使った遠隔教育が行われていますが,近い将来,ICTを用いた遠隔教育の導入が予想されます。パプアニューギニア全ての教育機関にインターネット回線が引かれるにはまだ時間がかかりますが,教育行政に携わる今回の研修員のみなさんが,KCGの教育システムをモデルにICTを用いた遠隔教育を導入する日も遠い未来ではないことでしょう。

パプアニューギニア教育省マダコ・スワリ氏からプレゼントを寄贈される寺下KCGI副学長
パプアニューギニア教育省マダコ・スワリ氏からプレゼントを寄贈される寺下KCG京都駅前校校長・KCGI副学長
パプアニューギニアの遠隔教育(テレビ)のモデル教師をしているサロメ・イリマ氏がKCGのeラーニングシステムを使用しデモ授業を行った
パプアニューギニアの遠隔教育(テレビ)のモデル教師をしているサロメ・イリマ氏がKCGのeラーニングシステムを使用しデモ授業を行った
KCGのeラーニングスタジオで研修員に操作を指導する植田KCGI准教授
KCGのeラーニングスタジオで研修員に操作を指導する植田KCGI准教授
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パプアニューギニアの高官が6,7日にKCGで遠隔教育の研修

パプアニューギニア独立国が力を入れる遠隔教育を支援するためのJICAによる「パプアニューギニア メディアを活用した遠隔教育普及・組織強化プロジェクト教育メディア・ICTを活用した遠隔教育による教育の質と量の改善の推進研修」の一環として,同国教育省高官ら8名が6月6日,7日の2日間,KCG京都駅前校を訪れ,インターネットを利用した教育の視察と研修を実施します。他の教育機関に先駆けてeラーニングシステムを導入し,多彩で充実した遠隔授業を開講するなど実績のあるKCGが,同国の取り組みを後押しします。

同国では,就学人口が増加する一方で教育機関や教員が不足しています。それを補うため,テレビなどを使った遠隔教育に力を入れています。

研修では,KCGのeラーニング専用スタジオ教室の見学や,eラーニングシステムを利用した遠隔教育の体験を行う予定です。

KCGは今年,創立50周年を迎え,6月1日には京都国際会館で創立50周年記念式典を挙行しました。式典には,同国の特命全権大使ガブリエル・ジョン・クレロ・ドゥサバ閣下も参列し,祝辞を述べていただきました。KCGは,長年にわたって取り組んでいる海外コンピュータ教育支援活動(IDCE)として,2009年に同国のゴロカ大学にコンピュータ53台を寄贈するとともにコンピュータ教育支援を実施しました。それが縁となり,記念式典への駐日大使の参加,そして今回の教育省高官のJICA研修実施へとつながりました。



パプアニューギニア国 教育省JICA研修

「メディアを活用した遠隔教育普及・組織強化プロジェクト(EQUITVフェーズ2)
教育メディア・ICTを活用した遠隔教育による教育の質と量の改善の推進研修(2)」

  1. マダコ・スワリ氏 パプアニューギニア教育省チームリーダー 援助協調・開発部長
    Mr. Madako Suari Team Leader, Director- Aid Coordination andDevelopment
  2. カミルス・カナウ氏 パプアニューギニア教育省 標準・ガイダンス局総務部長
    Mr. Camilus Kanau Superintendent Operation- Standards &Guidance Division
  3. スティーブン・フピゴ・タンダレ氏 パプアニューギニア教育省 初等課カリキュラム課長
    Mr. Steven Tandale Principal Curriculum Officer – TeacherEducation Division
  4. マイケル・メラ氏 パプアニューギニア教育省 教員教育局教員開発職員
    Mr. Michael Mera Teacher Development Officer – TeacherEducation Division
  5. ネビル・ウンドゥカ氏 パプアニューギニア教育省 パプアニューギニア教育研究所シニア講師
    Mr. Neville Unduka Senior Lecturer – Papua New Guinea EducationInstitute
  6. グラン・ベニー氏 パプアニューギニア教育省 国立教育メディアセンター テレビ番組ダイレクター
    Mr. Glen Benny TV Director – National Education Media Centre (NEMC)
  7. アントニア・マナハベ氏 パプアニューギニア教育省 国立教育メディアセンター メディアカリキュラム職員
    Ms. Antonia Manahave Media Curriculum Officer, NEMC
  8. サロメ・イリマ氏 モデル学校初等教育モデル教師
    Ms. Salomie Irima Model Teacher, Model School
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KCG創立50周年・KCGI創立10周年記念式典・講演会,祝賀会を6月1日に開催

京都コンピュータ学院(KCG)創立50周年,京都情報大学院大学(KCGI)創立10周年の記念式典と講演会,および祝賀会を2013年6月1日,京都市左京区の国立京都国際会館で執り行いました。産官学関係者や校友,在学生ら国内外からの約2000人が会場を埋め尽くしました。半世紀にわたるKCGグループの歩みを振り返るとともに,次なる50年に向け,これまで以上にIT教育の最先端を担っていく決意を新たにしました。

記念式典は,ワールドミュージックのシンガーソングライター ニッツァ・メラスさんの歌「We’re Not Alone/Jupiter」と,50年の歴史を振り返る映像で幕開け。続いてKCG・KCGI統括理事長の長谷川亘が式辞を述べました。統括理事長は,これまでのKCGグループの歩みをたどった後,本学が管理事業主体となって来年から運用が始まる地理的名称トップレベルドメイン「.kyoto」(ドット京都)など,これからのKCGグループの取り組みについて紹介し,50年間支えていただいた,この日に参列された方々にお礼を述べました。

祝辞は,KCGI設立発起人で株式会社堀場製作所最高顧問の堀場雅夫様を皮切りに,本学が海外コンピュータ教育支援活動(IDCE)でパソコン寄贈,IT教育支援を実施した3カ国の,ボスニア・ヘルツェゴビナ特命全権大使のペロ・マティッチ閣下,キルギス共和国特命全権大使のリスベク・モルドガジエフ閣下,パプアニューギニア独立国特命全権大使のガブリエル・ジョン・クレロ・ドゥサバ閣下,続いて京都府副知事の山下晃正様,京都市長の門川大作様,本学と関係が深い韓国・大統領直属情報保護委員会コミッショナーで韓国CSO協会会長の李弘燮様,京都大学総長の松本紘様,ロチェスター工科大学プロボスト(筆頭副学長・副総長)のジェレミー・ヘフナー様,天津科技大学副学長(学長代理)の張愛華様よりいただきました。当日,他の業務でお越しになれなかったモザンビーク共和国特命全権大使のベルミロ・ジョゼ・マラテ閣下,ロチェスター工科大学総長のウィリアム・デストラー様からのビデオメッセージも上映しました。

記念講演会では,京都大学情報環境機構長で学術情報メディアセンター教授の美濃導彦先生が「サイバーフィジカル世界でつくる『京都』-トップレベルドメイン.kyoto(ドット京都)活用の提案-」と題して話されました。美濃先生は,京都全体の国際的な知名度・ブランド力向上,新規ビジネスの創出など,「.kyoto」が持つ大いなる可能性を紹介しながら,産官学が一丸となって,このドメインを大きく育てていく必要があると強調されました。

祝賀会は,京都コンピュータ学院創立者で学院長の長谷川靖子があいさつした後,日本私立大学協会事務局長の小出秀文様より祝辞をいただき,元京都大学総長・前国立国会図書館館長の長尾真様による乾杯のご発声で,祝宴が始まりました。出席者は飲食を交えながら歓談に花を咲かせました。京の舞妓さん,芸妓さんによる祝舞「君に扇」「祇園小唄」,ニッツァ・メラスさんによるライブもあり,盛り上がりました。最後にKCGI学長の茨木俊秀が,ごあいさついたしました。

ご臨席いただいた皆様,ありがとうございました。


創立50周年記念式典
http://kcg.edu/50th/ceremony/

6月22日に高橋智隆氏の講演会「ロボット時代の創造」を開催します

KCGグループは創立50周年記念講演会の第七弾として,6月22日(土)午後2時より,京都コンピュータ学院京都駅前校で,ロボットクリエイターの高橋 智隆氏(株式会社ロボ・ガレージ代表取締役,東京大学先端研特任准教授)による「ロボット時代の創造」を開催します。
定員は先着100名,聴講は一般1,000円,学生無料です(学生証の提示が必要です)。

高橋氏は,自作ロボット「CHROINO(クロイノ)」が米タイム誌の「最もクールな発明」に選ばれるなど「ロボットの天才」と呼ばれ,今,世界で注目を浴びています。コンピュータが誕生して以来の大きな転機が訪れているといわれる中,高橋氏は講演に向け,「人々はコンピュータの中で完結する製品や作品に興味を失いつつあり,それがいかにリアルな現実世界に働きかけ,人間とどうインタラクションするのかが大切になってきたのです。その答えの一つが,人と会話できる小型ヒューマノイドロボット端末であり,それを現在のスマホのように持ち歩く時代が15年後に実現すると考えています」とのメッセージを寄せています。
ロボットのデモを交えながら,未来を見据えたこれからのクリエイティビティについてお話ししていただく予定です。

たくさんの方の参加をお待ちしています!

お申し込みはこちらをご覧ください。
記念講演会「ロボット時代の創造」
http://kcg.edu/50th/events/ロボットクリエイター高橋智隆氏講演/