11月11日と12日に11月祭(学園祭)を開催します!
年別アーカイブ: 2016年
KCGとKCGIが関西初のLPI-Japan HTML5アカデミック校に認定されました
京都コンピュータ学院(KCG)と京都情報大学院大学(KCGI)が11月1日,関西の高等教育機関では最初の「LPI-Japan HTML5アカデミック認定校」の認定を受けました。認定を行ったのは,OSソフトウエアLinuxの資格試験である「LPIC」や「HTML5プロフェッショナル認定試験」の実施主体で知られる,特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(東京都港区,以下LPI-Japan)です。「HTML5アカデミック認定校制度」とは,ITプロフェッショナル認定機関のLPI-Japanが,独自に定めた学習環境基準をクリアした教育機関をアカデミック認定校に認定することで,HTML5プロフェッショナル認定資格の取得を目指す受験者に質の高い教育を提供する制度です。
今回の認定は,KCGとKCGIがこれまで高い水準でのHTML5技術やWeb系の授業・集中講義を実施してきており,ITやWeb分野のプロフェッショナル教育において顕著な実績を持っていることが高く評価されて行われました。また認定日の11月1日は奇しくもKCGIの創立13周年記念日と重なったことから,この日にIT教育発展への誓いを新たにしたKCG・KCGIにとって,認定は大きな励みになりました。KCGとKCGIでは今後もWebプロフェッショナルの育成およびHTML5ビジネスの拡大に寄与する活動を積極的に展開していく意向で,2017年3月6日〜3月10日の期間には,一般の方も受講できる集中講義「実践HTML5アプリケーション開発」も開講する予定です。
2016年第4回公開講座
http://www.kcg.edu/curriculum/extension/2016_4.html
(注)HTML5とはWebページを記述する言語で,ビデオやオーディオの再生が容易で,ネット未接続でもオフラインで実行可能な点に特徴があります。スマートフォン向けWebページの基礎となるレスポンシブWebデザインに対応するだけではなく,電子書籍やモバイルアプリケーションも作成できることから注目されています。
『Unity道場 京都スペシャル』がKCGで開催
『Pokémon GO』や『スーパーマリオ ラン』の開発にも採用されているゲームエンジン『Unity』の大規模勉強会「Unity道場 京都スペシャル」が2016年11月5日(土),京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校で開催されました。KCGのデジタルゲーム学系の教員と学生たちは,イベントスタッフとして当日の運営にも参加させていただきました。「Unity道場 京都スペシャル」を主催した株式会社クラウドクリエイティブスタジオは,KCG卒業生が在籍しているゲーム会社で,今回のイベントでは司会進行をKCG卒業生が担当しました。
大ホールでUnityをこれから勉強したい学生など初心者~中級者向けにした各種講演があり,参加したKCG在学生もPCでUnityを使いながら熱心に学んでいました。VRゲームや最新PC・VR機器の展示ブースや,Unityに関する相談ブースが設けられ,ゲーム会社のクリエイターも多数来場されていました。
KCGでは,今後もこのような勉強会開催の協力を通じて,在学生がチームワークやコミュニケーション能力を磨く機会や,ゲームクリエイターから作品についてのアドバイスを密に受けられる機会を増やし,ゲーム業界からより求められる知識と能力を兼ね備えたクリエイターの育成を続けてまいります。
ウィーンの風薫る夕べ クラシックコンサートを開催しました

京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学,京都自動車専門学校などのKCGグループは2016年11月4日,京都コンピュータ学院 京都駅前校コンサートホールで,クラシックコンサート「ウィーンの風薫る夕べ」を開きました。ヨァゲン・フォゥグさん(チェロ),陽子・フォゥグさん(ピアノ),レミー・バロさん(ヴァイオリン),イーリス・シュッツェンベルガーさん(同),ニーナ・フォゥグさん(女優)が出演して合わせて3曲を奏で,訪れた多くの一般の方々や学生たちを魅了しました。
演奏したのは,ハイドンの「2台のヴァイオリンとチェロのロンドントリオ」「ピアノトリオ(Hob.XV)第27番 ハ長調」と,ラベルの「ピアノトリオ(1915年作)イ短調」。柔らかな調べに,最後はニーナ・フォゥグさんの楽曲に合わせたパフォーマンスやイメージ映像が加わって舞台芸術がつくり出され,観客席からは大きな拍手が湧き起こりました。
KCGグループは創立以来,専門技術のみならず学生の知性・感性涵養のため,一般教養の科目をカリキュラムに取り入れるなど,各種文化講演会,クラシック音楽コンサート,伝統芸能鑑賞会等も実施しています。これらのイベントは一般の方々にも鑑賞していただいています。

2016年11月1日はKCGIの13回目の創立記念日です

京都情報大学院大学(KCGI)は2016年11月1日に,13回目の創立記念日を迎えます。これに先立って10月28日,京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校6階ホールで記念式典が開かれ,学生や教職員一同が祝うとともに,KCGIのさらなる飛躍を誓いました。式典では,はじめにKCGI学長の茨木俊秀教授が,KCGIの開学と発展の歴史を振り返り,近年はアジアを中心に世界中から留学生が集まるグローバルな大学院に成長してきたと話しました。
引き続き,本年度KCGIに就任した田中久也教授が「求められるIT技術者」と題して講演しました。田中教授は元富士通のシステム・エンジニアで,企業のシステム開発を長年主導し,その後は富士通や他の組織でIT人材の育成に携わってきました。講演では,ウェブビジネス市場の急拡大,ITによる企業変革の必要性の高まり,情報セキュリティの高度化の必要性などから,IT分野では人材不足が続いているとし,ITとビジネスを結びつけて価値を創造し,実践を通してその価値を実現できる能力を持った人材が必要であると話しました。そして,これからはアイデンティティとコミュニケーション能力を併せ持ったグローバルな人材が,ますます求められるとして,「高い志を持って勉強して,グローバルに活躍する人材になって下さい」と、会場の学生たちにエールを送りました。
KCGIは,1963年5月1日に創立した日本最初のコンピュータ教育機関であるKCGのパイオニア・スピリットを受け継ぎ,日本最初のIT専門職大学院として開学しました。応用情報技術研究科 ウェブビジネス技術専攻を置き,修了するとIT応用分野の最高学位である情報技術修士(専門職)が得られます。京都本校のほか京都駅前・札幌・東京にサテライトを設置。学問分野では,既存のビジネスITコース,システム開発コース,コンテンツビジネスコースに加えて,ITの応用分野が多様化している現実に応えて,医療健康IT,農業IT,海洋IT,観光ITの4つのプログラムから成る次世代産業コースを本年度設置しました。入学定員も,開学当初の80名(総定員160名)から,240名(同450名)に増員しています。ITと経営,それにコンテンツに関する知識と技術を持った優秀な人材を,国内やアジアをはじめ世界のIT業界に送り出してきました。

10月22日プレミアムハロウィンオープンキャンパスを開催しました
訃報:井上英子先生
京都コンピュータ学院の校医(歯科)を務められていた井上英子先生が,2016年10月14日朝,永眠されました。井上先生は,1981年〜1991年にわたって京都コンピュータ学院の学校歯科医として,学生の健康指導を通して本学の発展にご貢献いただきました。
ここに故人のご冥福をお祈りし,謹んでお知らせいたします。
通夜,葬儀がこのほど,しめやかに営まれました。
最新機器ズラリ マンガ・アニメ制作ラボでの授業が始まりました

マンガ・アニメ学科およびコースの開設を受け,京都コンピュータ学院(KCG)は京都駅前校に最新の制作機器をそろえた実習教室「マンガ・アニメ制作ラボ」を整備し,2016年10月から始まった後期授業から活用を開始しました。学生たちは人気アニメーターになる日を夢見て,制作・実習に励んでいます。
教室には高性能グラフィックワークステーションPC(ソフトはClip Studio Paint EX),22インチサイズの高性能液晶ペンタブレット,A3サイズのアニメ用トレース台,高性能アートペンがそろっています。
KCGは2016年,アート・デザイン学系にマンガ・アニメ学科(3年制課程)と,芸術情報学科(4年制課程),アート・デザイン基礎科(2年制課程)にマンガ・アニメコースを開設しました。アナログのマンガ・アニメ制作の手法や歴史を踏まえつつ,デジタルでの作品制作に取り組み,制作現場や出版,流通分野で活躍できる人材を育成します。

「理想のIT社会をつくり出す人材に」 KCG,KCGI 2016年度後期入学式

京都コンピュータ学院(KCG)と京都日本語研修センター,京都情報大学院大学(KCGI)の2016年度後期入学式が9月30日(金),KCG京都駅前校6階ホールで挙行され,豊かで安全,快適な高度情報化時代の創造を担おうとの意欲に満ちたたくさんの人材が,新たにKCGファミリーに仲間入りしました。
入学者全員でKCGグループの50年以上にわたる沿革を紹介するビデオを見た後,長谷川亘KCGグループ統括理事長が式辞。本学の教育理念やこれまでの歩み,次代に向けた数々の取り組みを紹介しながら「未来を自らつくり出すためには,既成概念や固定観念にとらわれないパイオニア精神,チャレンジ精神が必須です。多くの友人を得て,真のグローバル人材になってください」と激励しました。
続いて茨木俊秀KCGI学長は,ICTの進歩を象徴する一例として自動車の自動車運転について話した後,「先端技術は,生活を便利で豊かにするという側面と,使い方を間違うと害悪をもたらす側面を併せ持っています。皆さんは技術が持ついろいろな側面をしっかり認識したうえで,できるだけ広い分野の知識を吸収し,本学で大きく成長されることを願っています」と新入生たちにメッセージを送りました。
これを受け,新入生を代表してKCGIに入学した高 宇辰さん(中国・大連外国語大学出身)が「私たちは,理想の情報化社会の実現に貢献するための専門知識および技術とともに,豊かな創造性を養うことを目指して,多くの仲間たちと協力し,ときには切磋琢磨しながら日々成長していくよう努力します」と力強く宣誓しました。新入生たちはKCGグループの一員として新たな一歩を踏み出しました。
入学生の皆さん,誠におめでとうございます。