ゲームクリエイターズカンファレンス’17(GCC’17)に参加

KCGグループ(京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学)が協賛しているゲームクリエイター向け大規模勉強会「GAME CREATORS CONFERENCE’17」が2月18日(土),大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)で開催されました。

京都コンピュータ学院のデジタルゲーム学系の教員と学生たちは,昨年のGCC’16から引き続きイベントスタッフとして,実行委員のゲームクリエイターとともにイベント当日の運営に参加しました。「Nintendo Switch」の開発機の価格についてなど,このカンファレンスで初めて公開された情報もありました。 スタッフとして参加した学生は,講演を聞いて多くのことを学べただけではなく,講演者を中心にゲームクリエイターとお話をさせていただき,ゲーム開発の秘話を教えていただいたり,作品制作のアドバイスをいただいたりと,大きな刺激を受ける機会ともなりました。

カンファレンス終了後に開催された懇親会では,ゲーム業界で活躍する本学卒業生のゲームクリエイターと教員・学生がテーブルを囲み,今後の産学連携の取り組みについて意見交換を行いました。

KCGグループは,今後もゲーム関連のイベント開催に協賛し,ゲーム業界の発展に貢献できるように努めてまいります。

GAME CREATORS CONFERENCE ’17
http://gc-conf.com/

スキー・スノボで雪山を満喫♪

ウインタースポーツを楽しみ,宿泊研修を通じて協調性を養うことを目的とした京都コンピュータ学院(KCG)恒例の講座「ウインターコース」が2017年2月28日(火)〜3月3日(金),長野県の白馬山麓 栂池高原スキー場で実施されました。

学生たちはスキー・スノーボードを満喫し,学年や学科を超えて交流を深めました。

来年も参加したいという感想が多く,良い思い出になったことでしょう。

ゲレンデで記念撮影
ゲレンデで記念撮影
青空の下,準備を始めます
青空の下,準備を始めます
初日は初心者講習があり皆で練習しました
初日は初心者講習があり皆で練習しました
イェーイ(v´∀`)v
イェーイ(v´∀`)v
2日目はゴンドラに乗り,山の上で記念撮影!
2日目はゴンドラに乗り,山の上で記念撮影!
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卒業生の高原さん(カプコン)が「バイオハザード7」開発を語る

講演する(株)カプコンの高原和啓さん
講演する(株)カプコンの高原和啓さん

京都コンピュータ学院(KCG)を2007年3月に卒業して株式会社カプコンに就職,2017年1月に発売され,VR(バーチャルリアリティー)対応で話題となった「バイオハザード7」の開発でリードVRエンジニアを務めた高原和啓さんが3月3日,KCG京都駅前校6階大ホールで講演を行い,自分のキャリア形成やゲーム開発の醍醐味などについて,学生たちに熱く語りました。

「ゲームクリエーターとしてカプコンで働くやりがい」と題した講演で高原さんは,カプコンで自分が開発に携わってきたゲームを紹介しながら,開発で苦労した点や工夫した点,それに失敗から学んだ教訓などを,ゲームのビジュアルや動画も交えて分かりやすく話しました。世界で初めて最初から最後までPlayStation®VRでプレイでき,大勢のファンの注目を集めた「バイオハザード7」の開発では,ゲームエンジン「RE ENGINE」の開発とリードVRエンジニアを担当,技術的な障害を克服しながら,VRモードの設計と実装をやりとげたときの経験を,カプコン社内でのエピソードも紹介しながら楽しく語りました。

最後に,会場に集まったゲーム業界就職志望の学生に向けて,「自分の目的・目標をしっかり持つこと」,「最初から不可能と決めつけないで,常に上に向かって挑戦し続けること」,「視野を広く持って,アイディアの源泉を豊かにすること」などのメッセージを送り,「ぜひこの業界で切磋琢磨しあいながら,将来一緒にゲームを作りましょう」と熱いエールを送りました。会場からは質問が相次ぐなど,学生たちは高原さんの講演に熱心に聴き入っていました。

ゲームの開発作業について紹介
ゲームの開発作業について紹介
ロゴデザインは”Reach for the moon”(不可能を可能にする)という想いが込められている

KCGIの内藤昭三教授に京都府警から感謝状が贈られました

坂井孝行京都府警本部長から感謝状を贈られる内藤昭三教授
坂井孝行京都府警本部長から感謝状を贈られる内藤昭三教授

京都府警のサイバー特別捜査官の育成にあたっていた京都情報大学院大学(KCGI)の内藤昭三教授が,その貢献を評価されて府警より感謝状が贈呈されました。府警はサイバー捜査能力の向上やサイバー特別捜査官制度の確立などを目指して,大学・研究機関・情報通信業者など22団体,31名のメンバーから成る「京都サイバー犯罪対策研究会」を2014年に設立し,内藤教授はその「育成研究部会」の委員として,サイバー特別捜査官研修生(一期生15人,二期生8人)に,ITやネットワークの基礎理論・コンピュータシステム・情報セキュリティなどについての講義や能力評価などを行ってきました。この研究会は2017年2月28日に最後の総会を府警別館の大会議室で開き,3年間の活動を終了しましたが,長期にわたる委員の熱心な活動への感謝を込めて,坂井孝行府警本部長から委員全員に感謝状が贈られました。

KCGIと京都コンピュータ学院(KCG)は2016年5月に,京都府警と「サイバー空間の脅威への対処を担う優秀な人材の育成に関する協定」を結んでおり,今後も内藤教授を中心に,KCGグループ全体でサイバー特別捜査官の育成やサイバー犯罪の捜査に関して,府警との協力を推進していきます。

感謝状を手にした内藤昭三教授
感謝状を手にした内藤昭三教授
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ゲーム会社(株)ケーツーによる企業説明会・作品指導会を開催

京都コンピュータ学院(KCG)は2017年2月24日(金),京都駅前校に株式会社ケーツーの代表取締役社長 児玉様,制作部部長 藤井様,制作部ソフトウェア制作室室長 松木様,採用担当 森様と冨ケ原様にお越しいただき,企業説明会・作品指導会を実施していただきました。

株式会社ケーツーは,コンシューマーアクションゲームをメインに開発を行っている株式会社カプコン(本社大阪市)のグループ会社で,『バイオハザード アンブレラコア』などの共同開発を行っています。

森様からは自社のゲーム開発について,株式会社カプコンのゲーム開発エンジンを使用するなど業界最先端の開発環境を実現していることにより,システム構築作業を大幅に短縮できており,ゲームの「面白さ」を深く追求できる開発体制となっていることについてお話がありました。さらにゲームづくりを通じて「自立し,成長し合える組織」を目指して,スタッフ一人一人の夢を重ね合わせ,ゲームを楽しんでいただくユーザーの方々の夢も共有しながら,ゲームの企画開発を行っていることなど,株式会社ケーツーの強みやゲーム制作にかける熱意についてお話しくださいました。

説明会終了後には,作品指導や就職活動に関するアドバイスをしてくださいました。株式会社ケーツーの皆様,貴重な機会をご提供いただきましてありがとうございました。

向井正KCGI教授が日経新聞に登場,「第9惑星」についてコメントしました

京都情報大学院大学(KCGI)の向井正教授が,日本経済新聞2017年2月19日付朝刊・23面(サイエンス面)特集記事「未知の第9惑星 大捜索」に登場し,解説などが掲載されました。

記事は,水星,金星,地球など現在8つある惑星(冥王星は2006年,準惑星に降格)の外部,海王星のはるか遠くに,もうひとつの惑星が存在する可能性があり,米国・ハワイにある国立天文台のすばる望遠鏡を使って本格的な観測が続けられているとの内容。向井正教授は当時,神戸大学教授だった2008年に「地球サイズの第9の惑星が存在する」と発表しています。今回の記事では,第9の惑星がなぜその位置に存在するのか,これらの研究の意義などについてコメントしています。

向井正教授は日本天文学会正会員で,かつて日本惑星科学会の会長を務めていました。KCGIおよびKCG(京都コンピュータ学院)では「データマイニング」関連の講義などを担当しています。

グローバルな教育ネットワーク
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日本ユニシスと連携調印,「未来環境ラボ」を開設しました

学術・研究の協力関係産学連携に関する協定書を締結した(左から)長谷川亘KCG統括理事長,羽田昭裕日本ユニシス総合技術研究所長,長谷川晶KCG理事長=2017年2月15日,KCG京都駅前校新館・KCGI京都駅前サテライト
学術・研究の協力関係産学連携に関する協定書を締結した(左から)長谷川亘KCG統括理事長,羽田昭裕日本ユニシス総合技術研究所長,長谷川晶KCG理事長=2017年2月15日,KCG京都駅前校新館・KCGI京都駅前サテライト

産学が連携して次代を担うIT(情報技術)人材を育成しようと,京都コンピュータ学院(KCG)と京都情報大学院大学(KCGI)はそれぞれ2017年2月15日(水),大手ITサービス企業の日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区,平岡昭良社長,東証1部上場)の総合技術研究所様(羽田昭裕所長)と学術・研究の協力関係産学連携に関する協定書を締結しました。両者が共同で「未来環境ラボ」を学内に開設し,未来のIT業界を担う学生たちは柔軟な発想・創造力を駆使しながら,IT企業の研究員とのさまざまな研究・学術の共同作業を重ねていきます。

この日,KCG京都駅前校新館・KCGI京都駅前サテライト(京都市南区西九条寺ノ前町10-5)で締結式があり,日本ユニシスの羽田所長は「業種,業態を超えてイノベーションの必要性が高まっていますが,企業単体で取り組むには限界があります。私どもは日本に初めてコンピュータを持ち込んだ会社。日本で初めてコンピュータ教育を始めた学校と手を取り合い,IT人材の育成など新しい活動ができることを楽しみにしています」,長谷川亘KCG統括理事長は「日本ユニシス様とは40年来のお付き合い。他で見られる産学連携は学校が企業からの研究員を受け入れるだけといった建前的なものがほとんどでしたが,今回の提携では米国のように,クリエイティブを生み出す機会となるよう期待しています」とあいさつ。KCGの長谷川晶理事長も加わり,協定書にサインして交換し握手を交わしました。協定書には連携事業として ▽教員・学生と研究者の交流 ▽共同研究および研究会の実施 ▽学術上の情報,刊行物および資料の交換 ▽その他両当事者の合意に基づく活動-を盛り込んでいます。

この日開設した「未来環境ラボ」は,日本ユニシスの研究員が定期的に駐在し,学生とともに特別講座や共同プロジェクトなどを企画・実施するなど交流を続けます。その活動の輪をゆくゆくは地域全体に広げ,ITのさらなる発展,地域の活性化につなげられるような活動を進めていく計画です。

KCGは日本ユニシスにゆかりのある大型汎用計算機UNIVAC1100 TSSシステムを1979年に日本で初めて学生実習用に導入して24時間開放しました。その後も,UNISYSの最新の超大型汎用機を利用した学生たちは,社会に出て日本のIT社会の発展に寄与しています。

日本ユニシスは,クラウドやアウトソーシングなどのサービスビジネス,コンピュータシステムやネットワークシステムの販売・賃貸,ソフトウェアの開発・販売および各種システムサービスなどを手掛ける大手IT企業です。国内有数のシステムインテグレータとして,金融,製造,流通,公共などの幅広い分野の顧客に対してICTによるソリューションを提供してきました。技術面でも,ERP,CRM,SCM,AI,オフィスコミュニケーション,企業向け教育など,ウェブビジネス技術と密接に関連する課題に対して強みを持っています。また,同社の総合技術研究所も,データの解析と管理,現物融合(Mixed Reality),コモンセンスを持つ知的エージェントなど,先進的なテーマを掲げて研究を続け,これらは今後,フィンテック(金融IT)を含む次世代産業や新しいコミュニケーションシステムの構築において,応用が期待される技術といえます。

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