彦根総合高校と学校連携事業協定を調印 出張授業など通じ生徒の能力伸長に尽力

KCGは,学校法人松風学園・彦根総合高等学校(滋賀県彦根市芹川町328,橋本修校長)との間で3月14日,学校連携事業協定を結びました。これを受けKCGは,出張講義やKCGに同校の生徒を招いての講義開講などを計画,専修学校における高度な教育に触れる機会を提供し,双方でさらに連携のあり方を模索しながら,生徒たちの能力伸長と適性に合った進路選択促進に向け努力していきたいと考えています。

この日KCG京都駅前校新館で調印式があり,彦根総合高等学校の橋本校長とKCG京都駅前校の寺下陽一校長が調印書にサインし,握手を交わしました。橋本校長は「これまで本校は,卒業する生徒をどこに送り出していくのかが課題だった。歴史と実績のあるKCGとより深い関係を持つことができてうれしい」,寺下校長は「滋賀県有数の学校と手を取り,さらに優れた教育を成功させ,良い人材を育成できることを確信しています」とあいさつしました。

調印式に同席された彦根総合高等学校の権並裕子教頭,元廣純子進路指導部長ら5名はこの後,KCG京都駅前校本館を見学。歴史的に価値のあるコンピュータが並ぶ「KCG資料館」や600名収容の大ホールなどを巡りました。

KCGは1963年に日本最初のコンピュータ教育機関として設立,今日に至る約50年間に蓄えてきたITに関する知識と教育のノウハウを少しでも還元しようと,高校との連携事業などの取り組みを進め,京都府や滋賀県などの高校に対し,教科「情報」の授業担当や,出張講義などを実施してきました。これまでに京都聖カタリナ高等学校,クラーク記念国際高等学校京都キャンパス,洛陽総合高等学校,つくば開成高等学校京都校と学校連携事業協定を結び,彦根総合高等学校が5校目の連携校となります。

彦根総合高等学校は,私学としては滋賀県で唯一,総合学科を持つ高等学校です。2010年9月より,本学院の教員が同校に赴き,総合学科 情報・ビジネス系列の生徒に対し,コンピュータ・ITの授業を担当してきました。

学校間連携事業協定を結び握手する彦根総合高等学校の橋本修校長(右)と,KCG京都駅前校の寺下陽一校長(KCG京都駅前校新館)
学校間連携事業協定を結び握手する彦根総合高等学校の橋本修校長(右)と,KCG京都駅前校の寺下陽一校長(KCG京都駅前校新館)