華やかな音色で観客を魅了――杉谷昭子さんのピアノ・リサイタルが開かれました。

6月4日(土),KCG京都駅前校の6階コンサートホールで国際的に活躍するピアニスト杉谷昭子さんのリサイタルが開かれました。リサイタルには無料で招待された一般の方約70人も訪れ,素晴らしいピアノの音色にうっとりと聞き入っていました。

杉谷昭子さんは東京芸術大学卒業後ドイツに留学され,ヨーロッパでデビュー。一流オーケストラとの数々の共演やアルバム発表,国際ピアノコンクールの審査員を務められるなど日本を代表するピアニストとして活躍されています。本学院の初代学院長との交友のご縁もあり,以前から本学院の文化教養の授業で演奏され,また本学院でリサイタルを開かれています。

杉谷さんはこの日はバッハ,モーツァルト,ベートーヴェン,ショパンなど8曲を披露。一流の演奏家ならではの超絶的なテクニックと,端正で華やかな音色でコンサートホールを埋めた観衆を魅了しました。アンコールでは東日本大震災からの復興を願って映画「風と共に去りぬ」の「タラのテーマ」を演奏し,盛んな拍手を浴びていました。