目指せ! メガヒット 学生の感性生かし ソニー新ゲーム機のソフト 開発中! 京都精華大学生と力合わせ

KCGデジタルゲーム学系は,京都精華大学デザイン学部ビジュアルデザイン学科デジタルクリエイションコースと共同で,株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントが今年12月に発売を予定している「PlayStation®Vita」向けのゲームソフト開発に取り組んでいます。採用されれば一般向けに販売されるとあって,学生たちは若い感性を発揮しながら,真剣に作業を進めています。

ゲーム開発にはKCGの学生と京都精華大学の学生合わせて32人が参加し,「SWEETURN」「Project Colt」「Votum (ふぉーてゅむ)」の3つのチームを編成しました。毎週金曜日午後にKCG京都駅前校に集合。それぞれのチームが立案した企画をもとに,KCGの学生はゲーム開発において大きなウェートを占めるとされるプログラミングを担当。新ゲーム機のソフト開発はサンプルがとても少ないためプロの開発者でも大変とされ,KCGの学生は試行錯誤しながら体当たりで頑張っています。一方,京都精華大学の学生は主にキャラクターデザイン・グラフィック・音楽などの素材作りを担当,各チームとも協力しながらゲームの完成を目指しています。現役ゲームクリエイターで,多くのヒット商品を開発している西健一さん(有限会社 Route24),橋本徹さん(株式会社 猿楽庁),それにKCG,京都精華大学の教員が指導に当たっています。

3つのチームは,株式会社グラスホッパー・マニファクチュア(東京都新宿区)が実施しているプロジェクト『ゲームキャンパスフェスタ』に参加しており,全国で選ばれた専門学校8校と出来栄えを競うことになります。同社は優秀作品を,一般向けに発売する計画です。ゲームソフト制作の実体験は,ゲーム業界への就職やその後のキャリアで役立つ,貴重な財産になると期待しています。

チームの一つでディレクターを務める京都精華大学3回生の橘俊明さんは「KCGの学生とゲームに対する考え方が違って,最初は衝突したこともありました。将来の夢などについて話し合ったりして,距離を縮めることができました。今は協力しあっています」と話していました。また,別のチームのディレクターであるKCGゲーム学科3回生のリー・チェスター・チン・チェンさんは「考えていなかった問題が次々に出てきて,実際にゲームを作る難しさがよく分かりました。説明書など読まなくてもみんなが楽しく遊べるゲームを完成させたいです」と笑顔で話していました。

* “PlayStation”は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標です。