南アフリカの科学イノベーション教育担当公使がKCGIを訪れ意見交換

KCGIの最先端教育を学ぼうと訪れ記念撮影に収まる在日南アフリカ共和国大使館科学イノベーション教育担当公使のGhaleeb Jeppie氏(右から2人目)=京都駅前サテライト
KCGIの最先端教育を学ぼうと訪れ記念撮影に収まる在日南アフリカ共和国大使館科学イノベーション教育担当公使のGhaleeb Jeppie氏(右から2人目)=京都駅前サテライト

日本最初のIT専門職大学院 京都情報大学院大学(KCGI)との今後の交流や母国のICT産業の人材育成につなげていこうと,在日南アフリカ共和国大使館科学イノベーション教育担当公使のGhaleeb Jeppie(ハリヴ・ジェピー)氏と科学技術担当リエゾンオフィサー 田中大輔氏が2022年7月14日,京都本校を訪れ,茨木俊秀学長や寺下陽一副学長,国際協力機構(JICA)の教育支援プロジェクトで実績がある植田浩司教授らと懇談しました。

一行はまず京都駅前サテライトで,過去のコンピュータ等を展示・保存しているKCG資料館や,最新の設備がそろった教室を見学し,大ホールでKCGグループの沿革ビデオを視聴。この後懇談し,KCGIのITとビジネスのプロフェッショナルを育成する専門職大学院としての取り組み,ITのさまざまな分野に焦点を当てて設定された「専門分野」,英語モードの講義が多数開講するカリキュラムなどに興味を持たれたようでした。特に,JICAプロジェクトによる植田教授の隣国モザンビークでの技術指導活動には興味を示していました。引き続き,英語モードでオンラインによるウェブプログラミング関連講義の視察や,百万遍キャンパスに移動して,近く完成する新校舎の見学などをしました。

KCGIには世界各地から留学生が訪れて最先端のIT・ビジネスを学んでいます。またKCGグループとしては1989年以来,アフリカ諸国を含めた20カ国以上において海外コンピュータ教育支援活動を展開,教員を派遣しての現地講習会実施や,カリキュラム作成などを各国政府や大学と共同で実施してきた実績があり,グローバルな教育ネットワークを構築しています。今回の訪問を機に,KCGグループと南アフリカ共和国の大学や研究機関との交流が深まることが期待されます。

KCG資料館や,最新の設備がそろった教室を見学
KCG資料館や,最新の設備がそろった教室を見学