「KCGサマーフェスタ2026」開催,子どもたちがITに触れて夢中に!

KCGサマーフェスタ2026では,親子でITのさまざまな面に触れました(2026年8月2日KCG京都駅前校)
KCGサマーフェスタ2026では,親子でITのさまざまな面に触れました(2026年8月2日KCG京都駅前校)

京都コンピュータ学院(KCG),京都情報大学院大学(KCGI),京都自動車専門学校(KCGM)などで構成するKCGグループの恒例イベント「KCGサマーフェスタ2026」が2026年8月2日(日),KCG京都駅前校・KCGI京都駅前サテライトで開催されました。参加した児童・生徒や保護者のみなさんは,4つのプログラムで,最新のIT(情報技術)とその歴史などを体験しながら学び,充実した夏休みの一日を過ごしました。

「KCGサマーフェスタ」は,京都コンピュータ学院の創立者で初代学院長の長谷川繁雄先生の命日である7月2日の「閑堂忌(かんどうき)」に合わせ,より開かれた教育機関としての使命を果たそうと2010年から毎年開催しているイベントで,多くの方々に親しまれています。

◇コンピュータの歴史~古いパソコンの性能を探る

歴史的に貴重なコンピュータを数多く保管し,一般社団法人 情報処理学会より2009年,「分散コンピュータ博物館」の全国第一号指定を受けているKCGコンピュータミュージアムを舞台に,コンピュータ発展の歴史を学びました。まず,植田浩司KCGI教授がコンピュータの基本や歴史について解説。その後,参加者は校舎内を歩きながら,情報処理技術遺産に指定された機器をはじめとする歴史的なコンピュータを探して,ワークシートにシールを貼って完成させました。冷蔵庫ほどもある大型コンピュータや,パンチカードや紙テープを用いたプログラミングの仕組みに触れ,参加者は興味深そうに見入っていました。PC8001,FM-8など貴重な昔のパソコンを使ったプログラミング体験では,文字だけが表示される白黒画面を珍しそうにながめ,現在のコンピュータと処理速度を比較する実験では,圧倒的な速さの違いに驚きの声があがりました。

校舎内を歩きながらワークシートを完成させました
校舎内を歩きながらワークシートを完成させました
昔のパソコンは画面も現在とはまったく違います
昔のパソコンは画面も現在とはまったく違います

◇ゲームを作ってプログラミングを学ぼう!

マウスでの操作をメインにしたプログラミングで,児童たちがゲーム作りに挑戦しました。プログラミングをしたことがあるという児童もちらほらと見られる中,「こんな動きをさせたい」「もっと難しくしたい」といった質問が次々に飛び出しました。KCGコンピュータサイエンス学系主任の前納一希先生や学生スタッフに手伝ってもらいながら,児童たちはキャラクターを動かして敵をよけたりアイテムをとってスコアを伸ばしていくゲームを完成させました。自分なりの工夫で仕上げたゲームを前に,「ゲームを作るのははじめてだったけど,自分で思ったように動かせた!」「スピードをすごく速くしてみた!」と満足そうな笑顔を見せていました。

児童らは自分だけのゲーム作りに熱中しました
児童らは自分だけのゲーム作りに熱中しました

◇天文ワークショップ 〜宇宙の広さを知りましょう!〜

迫力ある天文画像を通して壮大な宇宙の世界を体感しました。京都大学大学院理学研究科附属天文台/天文普及プロジェクト室の協力のもと開催された講座では,青木誠一郎KCGI教授が講師を担当。参加者たちは,現在の地球の姿から宇宙全体へと視野を広げながら,月や火星がどんな姿をしていて,どのように動いているのか,地球と火星はどこが似ていてどこが似ていないのかなどを考えながら学びました。今の小学生が大人になるころには月で働く人もいるかもしれない,宇宙エレベーターが実現するともっと簡単に宇宙に行けるようになるかもしれない,という話に児童たちは目を輝かせ,映像が切り替わるごとにたくさんの質問をしていました。

貴重な映像を見ながら宇宙旅行の気分を味わいました
貴重な映像を見ながら宇宙旅行の気分を味わいました
(Credits:NAOJ/LP DAAC/NASA)

◇AIとコラボ 未来の夢を描こう!

生成AIを使って過去・現在・未来の自分を表現する講座。まず,大槻佐保子KCGI教授がAIとは何か,何ができて何が得意なのかをわかりやすく説明しました。その後,児童たちは,夢をかなえるためには今何をしたらいいのかをAIに質問したり,赤ちゃんの頃の自分や将来なりたい職業に就いた姿を画像として生成したりしながら,生成AIを体験しました。AIへの指示の出し方によって思ったものとまったく違う画像になることもあり,児童たちは先生や学生スタッフと相談しながら試行錯誤を重ね,生成AIを上手に使うことの難しさと面白さも体験しました。講座では,AIは答えをくれるものではなく考えるのを手伝ってくれるもの,AIの答えはいつも100点ではないので,先生や家族に聞いたり,本で調べたりして確認することが大切,といった注意点の話もあり,みんな真剣に耳を傾けていました。最後には生成した画像や文章をプリントアウトし,さらに手描きのイラストも加えて,自分だけのワークシートを完成させました。

簡単そうで難しい?生成AIといっしょに未来の自分を考えました
簡単そうで難しい?生成AIといっしょに未来の自分を考えました