KCGIにも緊急対策の無利子奨学制度新設

KCGIは,昨今の深刻な景気悪化による緊急対策として,2009年度から新たに奨学制度を設けて学業援助を拡大することになりました。KCGでも同様の奨学制度を新設することが決まっています。

新制度は2種類あり,いずれもKCGの奨学制度と同様,学費等を無利子で貸与し,返還は卒業後から(毎月2万円以上)という内容です。新入生,在学生とも対象です。

昨今の深刻な景気悪化を受けて,国内外の企業では,採用の手控えや,大幅なリストラが増えています。来春に進学を控える学生の中でも,家計の経済的な理由で進学を断念せざるを得ないといった残念なニュースが報じられています。

さらに来春高校・大学卒業予定の学生も,採用内定が取り消されるといった事態が生じているほか,就職活動が不調に終わり,さらにスキルアップするため学業を続けたいにもかかわらず,経済的な制約にさらされているといった状況も耳にします。

このような中,kcg.edu グループは,ITの人材不足が深刻さを増すばかりであるという実情も踏まえ,今後も社会の根幹をなすIT発展のための人材育成を,より一層進めなければならないと責任を痛感しています。

kcg.edu グループは,このように奨学制度を充実させるなど何とか学生を救済しようと努めてきましたが,財源にも限りがあります。これら奨学金の資金に充てるため,広く企業の皆様に寄付を募っています。

最先端のIT・コンピュータ技術を身につけた多くの人材の育成に尽力することにより,ご厚情に応えていきたいと考えています。

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済州知識産業振興院と調印,日韓のICT産業発展へ連携

kcg.eduグループは2008年12月11日(木),韓国・済州特別自治道のICT関連外郭団体である財団法人・済州知識産業振興院と協力事業に関して提携を結びました。相互交流・協力を通じて日韓両地域のICT産業発展に努め,そのために必要となる情報の共有,共同プロジェクトの遂行,共同国際セミナーの共同開催などの協力事業を展開することが目的です。


具体的には

  1. ICT分野の地域戦略産業の共同研究活動
  2. 研究開発のための技術的な相互支援,物的資源の相互提供,
    人的交流及びデータベースの共同構築
  3. ICT分野の教育訓練
  4. ICT分野の国際共同セミナー開催
  5. 知的財産権の取得,管理及び事業化に関する相互協力
  6. 新技術の共同開発による日韓両地域における創業支援及びマーケティング支援
  7. 所蔵図書・資料・技術情報の相互提供及び共同活用
  8. その他両機関の協議による決定事項

-の8項目を協約書に盛り込みました。

済州知識産業振興院で執り行われた調印式では,同振興院の金仁煥院長と,
当グループの長谷川亘統括理事長が協約書を交わしました。



済州知識産業振興院
済州特別自治道を情報通信,デジタルコンテンツ,文化コンテンツ関連など先端知識基盤産業の中心地として育成させようと2003年3月に開所。ICT関連施設,情報,技術,人材などに関する研究開発や企業育成を進めている。これまでに,テレマチックス示範事業、三星電子4G試演、RFID/USN示範事業などの実績がある。

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景気悪化受け緊急対策,無利子の奨学制度4種を新設

KCGでは,教育方針に基づいた本学院独自の奨学制度を設けていますが,昨今の深刻な景気悪化による緊急対策として,2009年度から新たに4種の奨学制度を設け,学業援助を拡大することになりました。新しい奨学制度は、いずれも学費等を無利子で貸与し,返還は卒業後から(毎月2万円以上)という内容です。新入生,在学生とも対象です。

昨今の深刻な景気悪化を受けて,国内外の企業では,採用の手控えや,大幅なリストラが増えています。来春に進学を控える学生の中でも,家計の経済的な理由で進学を断念せざるを得ないといった残念な話が聞かれます。さらに来春卒業予定の学生も,採用内定が取り消されるといった事態が生じているほか,就職活動が不調に終わり,さらにスキルアップするため学業を続けたいにもかかわらず,経済的な制約にさらされているといった状況も耳にします。

多くの方々に支えられながら,ことし創立45周年を迎えた私どもKCGは,これまでに卒業生(校友)3万8千人以上を送り出してきました。昨今,ITの人材不足が深刻さを増すばかりであるということもあり,今後も社会の根幹をなすIT発展のための人材育成を,より一層進めなければならないと責任を痛感しています。

私どもは,このように奨学制度を充実させるなど何とか学生を救済しようと努めてきましたが,財源にも限りがあります。これら奨学金の資金に充てるため,広く企業の皆様に寄付を募っています。最先端のIT・コンピュータ技術を身につけた多くの人材の育成に尽力することにより,ご厚情に応えていきたいと考えています。

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京都聖カタリナ高校と学校連携事業協定を締結

KCGは,学校法人聖カタリナ学園・京都聖カタリナ高等学校(京都府南丹市園部町美園町1-78,小林豊校長,1951年創設)との間で,学校間連携事業協定を結び11月27日,京都駅前校で調印式を実施しました(調印は同1日付)。京都聖カタリナ高校の小林豊校長と,京都コンピュータ学院の寺下陽一京都駅前校校長が協定書に署名,今後,人材育成に向けて両校が末永く交流を続けていくことを確認し合いました。

式では両校の沿革や教育方針などについて紹介された後,小林校長,寺下校長が協定書に署名し握手を交わしました。調印を受け寺下校長は「両校はこれまでにも交流があり,調印は中身があって形をつくるという理想的,実質的なケース。私学として教育に対する明確なビジョンがあり,その達成のため努力しているという共通点もある。教育は息の長い取り組み。永らく協力関係を続け,両校発展の契機にしたい」とあいさつしました。

小林校長は「約半世紀にわたって日本の情報社会をリードしてきた京都が誇る教育機関と連携ができ光栄。IT業界は人材が不足していると聞く。両校が協力関係を深めることにより,1人でも多くのよりよい人材を輩出していけるよう努めたい」と述べました。

京都聖カタリナ高校との交流は,2007年9月,KCG主導により同校のコンピュータインフラを一新したのが始まりです。その後,情報教育システム導入に関するサポートを進め,本年6月下旬には,同校が2008年4月に新設した「普通科マルチメディアコース」の教育用設備を導入しました。より専門的で実践的な授業を展開したいという依頼に応えたものです。以来,双方の間で連携に向けての協議を進めてまいりました。11月には,京都聖カタリナ高等学校のオープンキャンパスにて本学講師が, 参加した中学生に対して模擬授業を行いました。

調印を受け,本学院からは京都聖カタリナ高校の生徒に対し,ITに関する特別講座や出張授業を展開するなどして,専修学校における高度な教育に触れる機会を提供し,双方でさらに連携のあり方を模索しながら,生徒たちの能力伸長と適性に合った進路選択促進に向け努力していきます。

KCGは日本最初のコンピュータ教育機関として設立,今日に至る45年の間に蓄えてきたITに関する知識と教育のノウハウを少しでも還元しようと,高校との連携事業などの取り組みを進めています。これまでも,京都府内外の高校に対し,「情報科目」の授業担当や,CG関連の出張講義などを実施してきました。KCGの高校との学校間連携事業協定締結は,本年6月4日の洛陽総合高等学校との調印に続き2例目です。

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11月15日(土)に学校教員向け「情報」授業支援セミナーを開催します。

高等学校の教科「情報」ご担当の先生方へ

本学では,これまで高校教員を支援するセミナーなどを実施してまいりました。その実績を踏まえて,独立行政法人 科学技術振興機構(JST)の理数系教員指導力向上研修事業として昨年度に引き続いて以下のプログラムが採択されました。つきましては下記のとおり,「情報」授業支援セミナーを開催いたします。奮ってご参加ください。関心のある先生方にお知らせいただけますと幸いです。

(独)科学技術振興機構(JST) SPP/理数系教員指導力向上研修事業
「モデル化とシミュレーション」および「マルチメディア活用」の研修 第4回

<日 時>
2008年11月15日(土) 14:00~18:00(13:00受付開始)
<会 場>
京都情報大学院大学 京都駅前サテライト(京都コンピュータ学院 京都駅前校新館)※JR「京都」駅八条口より西へ徒歩7分
<主 催>
京都情報大学院大学
<対 象>
高等学校の情報教員など
<定 員>
40名(申し込み先着順)
<参加費>
無料(交通費は自己負担でお願いいたします) 教材のCD-ROMや予稿集などをお持ち帰りいただく予定です。
<内 容>
<後 援>
  • ・京都府教育委員会
  • ・京都市教育委員会
  • ・大阪府教育委員会
  • ・大阪府生活文化部私学課
  • ・兵庫県教育委員会
  • ・兵庫県
  • ・神戸市教育委員会
  • ・滋賀県教育委員会
  • ・奈良県教育委員会
  • ・和歌山県教育委員会
<後援予定>
大阪市教育委員会
<参考サイト>
「理数系教員指導力向上研修事業」の平成20年度2次募集の選定結果について
http://spp.jst.go.jp/news/pdf/select_kk.pdf
<印刷用PDFファイル>
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飛行船「きょうこんひーろー」優雅に優勝~MDDロボットチャレンジ2008

KCGIKCG株式会社ヒューマン エンジニアリング アンド ロボティックス(大阪市淀川区)の産学連携チーム(チーム名:京魂英雄 きょうこんひーろー)が,去る10月29日(水)に東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれた「MDDロボットチャレンジ2008」(情報処理学会組込みシステム研究会主催)の自動航法競技で優勝しました。

表彰の様子
表彰の様子

「MDDロボットチャレンジ」とは,小型飛行船を制御するソフトウェアをモデル駆動開発(Model Driven Development)に従って開発し,その過程で得られるモデル(ソフトウェアの設計図)や実際の飛行競技をコンテスト形式で競います。研究促進,産業振興,教育実践のすべてを達成することを目的としています。

大会にはモデル審査・自動航法競技・相撲競技の3種目があります。今回,わがチームが優勝した自動航法競技は,飛行船を出発地から離陸して立ち寄り点を通過しながら,目的地に着陸させることの正確さを競います。

地上には超音波センサが配置されており,それによって飛行船は自分のいる位置を検知して,自動操縦用のノートパソコンに送信します。ノートパソコンは位置情報をもとに,プロペラを制御する命令を飛行船に送ります。これらの手順で,離陸の命令のみを人が行い,それ以後は全自動の制御で行うという高度なプログラミング開発が必要です。

本学チームの飛行では競技直前まで調整が続き,期待と不安の入り混じったスタートとなりました。離陸後,第一通加点を無事に通過して第二通過点の通過はかろうじてうまく通過したあとは飛行経路を大きくはずれて,目的地への着陸は果たせなかったものの,競技時間内での不時着陸には成功しました。参加全チーム中最高得点の9ポイント(2位は4ポイント)を獲得し,見事優勝を果たしました。

【自動航法競技】
自動航法競技では,飛行船を出発地から離陸し,決まったポイントを通過しながら目的地に着陸する様に航行させる事を競います。地上には超音波センサが配置されており,それによって飛行船は自分のいる位置を検知して,基地局にあるノートパソコンに送信します。基地局は位置情報をもとに,プロペラを制御する命令を飛行船に送ります。これらの手順で,飛行船は自動制御で飛行出来るようになっています。

きょうこんひーろーの飛行船の雄姿
きょうこんひーろーの飛行船の雄姿

【モデル審査】
MDDロボットチャレンジは,単に飛行船を飛ばすのではなく,モデルすなわちソフトウェアの設計図に基づくソフトウェア開発を推進してソフトウェアの品質を高めるためのコンテストです。そのため,大会では事前提出されたモデルの審査も行われます。

プロジェクトの規模が大きくなり大人数のエンジニアで開発する必要が増えている現在,文書化やモデル化など,言葉や図を用いてプロジェクトの方向性や目標を明確にするためのコミュニケーションが必要とされつつあります。

きょうこんひーろーが開発したモデル
きょうこんひーろーが開発したモデル

【相撲競技】
1対1で争う。それぞれの飛行船が後部に長いリボンを付けて,相手のリボンに先に触った飛行船が勝ちとなります。なお,勝負開始の離陸後は,リボンを含めた機体が周囲の壁や床に接触すると負けです。試合時間は5分。制御コントローラは各チームで準備。マウスやキーボードで操作するチーム,ゲームのコントローラやジョイスティックを使うチーム,自作コントローラで挑んだチームなど様々です。

※このプロジェクトに関わったメンバーは以下の通りです。
京都情報大学院大学
  高橋修司,真尾朋行,藤波光,内舘隼,村上智史,高瀬えりか,坂本雅洋,後藤洋信,
  江見圭司
京都コンピュータ学院
  吉田鐘一
株式会社ヒューマン エンジニアリング アンド ロボティックス
  西村憲二,高橋嘉也,岡部拓也,古川彬,岡村勝

【参照】
組み込みネット

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45周年祝う,次の時代へ新たな誓い 音楽会も彩り

京都コンピュータ学院創立45周年と,京都情報大学院大学創立5周年を祝う記念式典が11月1日午後1時から,京都駅前校6階ホールで開かれ,校友や現学生のほか京都市当局,交流のある各国大使館,大学,企業関係者らが出席して節目を祝いました。また,kcg.eduグループとして新しい高等教育機関創造に向け努力していくことを誓いました。

これまでの歩みを振り返るスライド上映の後,京都コンピュータ学院の長谷川統括理事長が式辞。これまでの支援に対し関係者にあらためてお礼を申しあげた後,本学の歴史を紹介しながら未来への展望について触れ「本学が2009年度から導入する『5学系18学科』体制は,旧来のアカデミックディシプリンを超えるための新しい挑戦。学校や教育に関わる既成概念はすべて捨て,大局的観点で時代の最先端を見据え,世界的視野を持って経済の発展と産業界の振興を担う優れた人材育成に努めていきたい」と述べました。

引き続き,門川大作・京都市長(坪内俊明・市総合企画局長代読),堀場雅夫・株式会社堀場製作所最高顧問,酒井利文・JICA大阪国際センター所長(代読)のほか,エリー・エリクンダ・エリネーマ ムタンゴ・タンザニア連合共和国特命全権大使,ワスワ ビリグア・ウガンダ共和国特命全権大使,江島義道・京都工芸繊維大学学長,ヤン・チャペック・パルドゥビッツェ大学経済・マネジメント学部副学部長から祝辞をいただきました。数多くの祝電も披露されました。

この後,会場をリーガロイヤルホテル京都に移し,記念祝賀会を開催。長谷川靖子・京都コンピュータ学院学院長があいさつした後,松本紘・京都大学総長による「一緒に45周年を祝いましょう」との乾杯の音頭で祝宴に入りました。各国の代表による祝辞やビデオレター紹介などのほか,タンザニア共和国の歌手・ベティ・エノックさんによるミニコンサートがあり盛り上がりました。また,出席した校友たちは,教職員を交えるなどして思い出話に花を咲かせていました。

   ×  ×  ×  ×  ×  ×  ×  ×  ×  ×  ×  ×  ×  ×

2日には京都駅前校6階ホールで記念音楽会があり,上村昇さん(チェロ),岸邉百百雄さん(ヴァイオリン),阿部裕之さん(ピアノ)の3人が,モーツァルトのピアノトリオ,シューベルトのアルペッジョーネソナタ,ベートーベンのピアノトリオ「大公」を演奏し,45周年に花を添えました。

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狂言会で校友の茂山茂さんら熱演―創立45周年記念行事が幕開けしました!

京都コンピュータ学院(KCG)45周年記念行事の幕開けを飾る記念狂言会が10月29日午後6時から,京都駅前校6階ホールで開かれ,校友(情報処理科卒)で狂言界の若手ホープとして活躍中の茂山茂さんらがユーモアあふれる伝統芸能を熱演,訪れた多くの人たちは古典の上質な笑いを堪能しました。

出演したのは茂山茂さんのほか,茂山正邦さん,茂山逸平さんら5人。公演の冒頭,茂山茂さんがあいさつに立ち「中学時代,パソコンに興味を持ち,この世界でもひとりくらいはパソコンができる人がいてもいいのではないかと思い,KCGに入学しました」と自らを紹介し,「1年生の成績は結構,良かったのですが,2年生になって途端に難しい内容になり,さっぱりでした。今はコンピュータとは全く縁のない世界に生きています」と観客の笑いを誘いました。

さらに狂言の楽しみ方として「お客さまの笑いが役者の呼吸・リズムを生む。伝統芸能ということで堅苦しくならず,おもしろかったら思いっきり笑ってください」「狂言は大道具を使わないので,役者が場所設定を台詞の中で紹介します。それを“つもりの芸”といいます。お客さまは場面を想像しながら,役者がそのような場所にいる“つもり”になって楽しんでください」と話しました。

演目は「附子(ぶす)」「梟(ふくろう)」の2題。「附子」では,トリカブトの根っこからとれる猛毒(附子)をめぐり,召使の太郎冠者,次郎冠者と,主(あるじ)のユニークなかけ合いを熱演,洗練された台詞や動作による絶妙な掛け合いで会場は笑いに包まれました。「梟」は,茂山茂さんが務める法印(山伏)が,梟がとり憑いた若衆に懸命に祈祷する内容で,茂山茂さんの迫力ある発声,動作は,観客を魅了しました。

茂山茂さんは1975年,京都大蔵流狂言師・茂山正義氏(現十三世千五郎)の次男として生まれ,4歳のときに小舞「柳の下」にて初舞台を踏み,その後「千歳」「三番三」「釣狐」を披(ひら)きました。日々,自らの芸を磨く一方,従兄弟の茂山宗彦さん・逸平さんらとともに「花形狂言少年隊」(その後「HANAGATA」)を結成して自主公演を続け,昨今の狂言ブームの礎を築きました。

17日に,数え100歳・米田貞一郎先生が「時代祭」について講義を行いました。

来る10月17日(金)午後2時40分から京都駅前校大ホールで開講する「特別講義」の時間に,数え年100歳を迎えた,元KCG洛北校校長で,現在顧問の米田貞一郎先生が講義します。演題は,10月22日(水)に京都市内で営まれる「時代祭」です。今回は一般にも開放し,聴講していただけるようになりました。聴講は無料,申し込み不要です。

講義では,1895年(明治28年)の平安神宮創建時の時代背景や「時代祭」の由来,明治維新から平安時代にさかのぼる祭列の見どころなどを,画像を交えて解説していただく予定です。米田先生は京都帝国大学文学部卒業後,京都市立堀川高等学校校長,京都市教育委員会事務局指導部長,京都学園大学教授(現・名誉教授),KCG洛北校校長,同・京都駅前校校長などを歴任されています。

ことし7月11日には,同じく「特別講義」の時間に「祇園祭」について講演,一般の方々にも聴講していただき好評を博しました。米田先生は毎年,「葵祭」,「祇園祭」,「時代祭」の時季に「特別講義」を担当され,名物講義となっています。

「特別講義」は,幅広い知識や教養を身につけた人材の育成を目的として,KCGの学生を対象に,京都駅前校大ホールで開講しています。主な内容は,IT業界で活躍する卒業生らによる講演や,京都の歴史や文化について学ぶ講義,芸術鑑賞などです。

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KCGが全面支援し,天津科技大学に中国初の自動車制御学科が誕生!

KCGの姉妹校である中国・天津科技大学の国際学院に,中国初の自動車制御学科が開設され,9月16日に第一期生の入学式が行われました。同学科開設にあたっては,日本で初めて自動車制御学科を設置したKCGが,教員・学生の視察研修の受け入れやカリキュラム設計支援をはじめ,全面的にサポートしました。KCGは今後も,中国における教育・研究分野の発展,産業振興の一助となるよう,協力を続けていきます。

天津科技大学は,中国の重点開発地域である天津市の「天津経済技術開発区・浜海新区」に,教育機関として唯一進出しており,今後,自動車関連をはじめとした同地域,ひいては中国全体の産業発展に大きな役割を果たすことが期待されています。

京都コンピュータ学院と天津科技大学は,1999年に姉妹校提携を締結し,2000年9月には同大学内にKCG・天津科技大学合弁プログラム「天津科技大学KCGコース」 を開設しました。このコースのカリキュラムは,KCGのサポートによって設計されたもので,同大学で日本語とITを学びます。また,1年間KCGに留学し,日本語能力とともにより専門的なIT・コンピュータ技術を修得することも可能です。これまでに500人以上の学生が入学,卒業生の就職率も高く,中国企業はもとより,日系IT企業に多数就職し,産業界で高い評価を得ています。2006年3月には,京都情報大学院大学(KCGI)とも学術交流協定を締結し,KCGIに同大学の卒業生の受け入れも進めています。このようにKCGグループと同大学との関係は深く,今後もますます交流を拡大させていきたいと考えています。

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